【リザードンex】優勝デッキと回し方を解説

ポケカコラム

更新日:7/25【木】

リザードンの立ち位置

7/24【水】現在、新カード「ブライア」の登場により攻めの手段が多様化したことで強化され、ステラミラクル環境で環境トップ独走状態。

リザードンはどんな手札事故でスタートしたとしても逆転を狙える特徴のデッキタイプであるため、アベレージを重視する上級者層が行き着く先は結局リザードンだと落ち着く。しかしリザードンは環境の立ち位置よりも、環境メタの読み違いが怖い。

例えばレジドラゴが環境に多いと思い「かがやくリザードン」+「フトゥー博士のシナリオ」を採用した場合、そこに2枚ぶんのデッキの枠を割くことになるため、これらを使わない他のデッキに対して大きくパワーを落としてしまう。他にもエーススペックの種類など、環境に対してデッキを満足にチューニングすることが難しい。

この塩梅が難しく、リザードンは魅力的な選択肢であることは違いないのだが、信念を持った構築を組むには情報の精査と環境を見極める慧眼を必要としている。

また、「ブライア」の登場で戦術が多様化したことにより、未来を見据える非常に高度なプレイングを要求されることとなった。基礎の動きはシンプルながら、お互いのサイド枚数が対戦に大きく影響するかなり奥深いデッキに仕上がった。初心者が上級者まで駆け上がるためにベストなデッキと言えるだろう。

環境デッキに対する立ち回り方

リザードンex【ヨノワール採用】
画像
サンプルデッキレシピ

「森の封印石」とサポート「ペパー」で初動を支えるデッキタイプとなっており、ロトムVの特性【そくせきじゅうでん】を使うことで序盤からサポートカードに触りやすく、安定度が高い。

ピジョットexの進化さえできれば、特性【マッハサーチ】で好きなカードを持ってこられることで、デッキパワーを余すことなく発揮できるようになっている。

そのため、序盤はロトムVの特性【そくせきじゅうでん】を多用して手札、盤面を整え、数枚サイドを取られてからダメージの上がったワザ『バーニングダーク』で制圧していくように戦う。

中盤以降はヨノワールやブライアを駆使してサイド枚数を調整し、より少ない攻撃回数でサイドを取り切ることを目指して戦う。どちらも追加でサイドを取る効果なため、非ルールを主体としたデッキ(古代バレット等)との殴り合いや、1枚サイド先取した後に2-2-2で追いかけられるゲーム展開で有効に働く。

VSレジドラゴ

お互いに2-2-2のサイドプランでの進行を目指すマッチアップ。

レジドラゴ側の視点では、序盤はレジドラゴVSTARでサイド2枚先取し、後はオーガポンみどりのめんexでリザードンexを迎え撃つ形で残りの4枚を取り切ることを目指す。
リザードン側としてはこれを食い止めるべく、優先的にオーガポンみどりのめんexを倒していきたい。
最序盤は『ファントムダイブ』とルチャブルの特性【フライングエントリー】のコンボや『トライフロスト』で崩壊しないような盤面作りも重要になる。

また、レジドラゴVSTARから放たれるワザ『ファントムダイブ』で余計にサイドを取られないために、進化できる目処がないポッポやヨマワルは出さないことが重要。
(ただ、相手のサイドを奇数にしてバーニングダークのダメージを上げることで「まけんきハチマキ」と合わせてレジドラゴVSTARを倒す、またはナンジャモの手札干渉の効果を高める目的でヨマワルを出す場合もある。)

レジドラゴVSTARはワザの選択肢は多いが、リザードンに対してオーガポンみどりのめんex以外ではリザードンをワンパンし続けることは困難なため、どこかで逆転できる可能性が十分にある。

リザードン側はかがやくリザードンを採用している場合は逆転がより安易になる。

リザードンexで攻撃をすると、そのカウンターに3枚のエネルギーで『まんようしぐれ』を宣言されただけで弱点できぜつしてしまうが、かがやくリザードンをきぜつさせるためには4枚のエネルギーで『まんようしぐれ』を宣言する必要がある。

そのため、ことレジドラゴ戦においてはリザードンexよりかがやくリザードンの方が若干負荷が高いという不思議な相関図ができあがる。相手が2体目のレジドラゴVSTARを育てず、オーガポンexの育成に手をかけ始めたらかがやくリザードンの起用を考えたい。

リザードンがレジドラゴを瞬殺することは絶対にないが、レジドラゴがリザードンを瞬殺する可能性は十二分に含んでいるため、実力以前の段階で決着がつくことも往々にしてある。

VSタケルライコ

相手にサイドを1枚取られた返しのターンにサイドを2枚取れるポケモンを倒すことを目標にする。
このマッチアップの流れを簡単に説明すると、タケルライコ側は非exのスナノケガワのワザ『じばさくれつ』の90ダメージでバトルポケモンを倒してサイドを1枚取ってくる。ここでリザードン側が「カウンターキャッチャー」でオーガポンexの狙い撃ちができるかどうかのマッチアップ。

きぜつさせるポケモンの優先順位は基本的に、エネ付きオーガポンみどりのめんex>キチキギスex>タケルライコex。

オーガポンみどりのめんexでリザードンexが倒されることは阻止したい。次点で、リザードン側の後々の手札干渉の効きを良くするためにキチキギスexを倒したい。

序盤に出遅れてサイドを2枚以上先行されてしまうと、リザードンexのHP330をもってしても簡単に1回の攻撃で倒されてしまうため逆転が難しくなる。つまり序盤のカウンターの成否が勝敗を分ける大きな分岐点。

かがやくリザードンを採用している場合はサイドの有利トレードができるため、積極的に使っていきたい。かがやくリザードンでうまくサイドを調整して「ブライア」で一気に3枚取りを狙っても良い。

ステラミラクル環境ではタケルライコ側にも「ブライア」が採用されている可能性があるため、サイドを1枚取られた返しにサイド2のポケモンを倒して先に2-2-2のサイドプランを見れそうな場合でも油断は禁物。草エネルギーの付いたオーガポンみどりのめんexを積極的に倒して備えたい。

VSドラパルト

ドラパルト側はヒトカゲやポッポのようなHPの低い進化前ポケモンをワザ『ファントムダイブ』の効果で倒すことで効率よくサイドを進める動きを狙っているため、これらのポケモンをあまり余分に場に出さないようにし、早急にリザードンexまで進化してしまうことが望ましい。

ドラパルト側は動きを制限するために「カウンターキャッチャー」などでピジョットexから狙う動きを取る。「ミストエネルギー」を採用している場合はピジョットexにつけて『ファントムダイブ』でダメカンが乗らないように対策し、200(ワザ自体のダメージ)+60(ワザ効果のダメカン6個)+20(かがやくフーディン)=280で倒されないようにしたい。
ただ「シンオウ神殿」、「改造ハンマー」が採用されていることが多いため過信は禁物。あくまで相手の要求を一つ増やしてハードルを上げる程度のイメージ。

リザードン側の攻めの視点としては、相手の「カウンターキャッチャー」を無効にするためにもドラパルトexにダメージを刻むなどの工夫をしてなるべくサイドを先行しないようにしたい。このプレイは相手のACE SPEC「ポケモン回収サイクロン」で損する場合も十分あり得るが、ドラパルト側のサイドの進め方が上手であれば『バーニングダーク』でドラパルトexを1回の攻撃で倒す機会はどの道訪れないので、これは避けられないことと割り切る方が賢い選択である。

ヨノワール(サマヨール)の採用により、これまでドラパルトexを倒すために2回の攻撃が必要だったところを1回の攻撃で倒せるようになるシーンが生まれた。
ダメカンの乗せ方でサイドの取り方を比較的自由に操れるドラパルトが相手であっても、リザードン側の盤面の作り方によってはヨノワールで取られるサイドが損失にならない場面も存在する。
最終的には相手のサイドが奇数の状態で、リザードン側の盤面にサイドを2枚取られるポケモンだけに留めるという意識が、サイドレースを優位に進めるために重要な考え方になってくる。

ドラパルト側としてはヨノワール(サマヨール)の存在が鬱陶しくて仕方がないが、特性【カースドボム】で自爆されてしまうと乗せていたダメカンが無駄になってしまうため、倒すことが難しい。(かがやくフーディンの特性【ペインスプーン】を用いても、HP90のサマヨールには届きづらい。)

リザードン側は序盤にヨマワルが置けるのであれば早めにサマヨールに進化させてしまって、ワンパンの権利をチラつかせることでプレッシャーをかけていきたい。

ドラパルトexはサイドの取り方に自由が効くため、リザードン側が「ブライア」を有効に使える試合が少ない。「ブライア」に頼ったゲームメイクは通用しないと考えていた方が良い。

VSリザードンex

ミラー戦ではワザ『バーニングダーク』がピジョットexを倒せるダメージになる頃とリザードンexを倒せるダメージになる頃がターニングポイントになっている。

まずピジョットを倒せるダメージになる頃(相手の残りサイド3~4枚)ついて。

サイドを3枚取った状態で先行してしまうと「まけんきハチマキ」の増加分も合わせてピジョットexが倒されるダメージになり、ピジョットexが倒されるタイミングで「ナンジャモ」などの手札干渉を合わせられると途端に手札が細くなり厳しい展開となる。
最も望ましいのは、相手の場に30ダメージ以上負ったリザードンexがいる状態で残りサイド2枚まで詰めること。ここまでくれば後はそのリザードンexを倒しての勝利が見えてくる。ピジョットexが場に残っている状態でもピジョットexを倒して勝つルートが見える。この時間帯の攻防の複雑さがリザードンミラーが難しいと言われる所以である。

続いてリザードンexを倒せるダメージになる頃(相手の残りサイド1~2枚)について。

残りサイド1枚まで進めると互いにリザードンexでリザードンexを倒せる状態となる。そのため相手サイドが3枚以上で出遅れている場合を除き、基本的に残りサイド2枚の状態からの勝ちを目指す。ドラパルト、タケルライコをはじめとしたexポケモンの流行により「マキシマムベルト」の採用が一般的になっているため、+50ダメージを前提としてピジョットex、リザードンexがワザ『バーニングダーク』の圏内になるか考慮したい。

ヨノワールついて

ヨノワール(サマヨール)の登場でサイドの進み方が非常に複雑になった。
状況次第で例外が多く発生するため、すべての選択肢を網羅することは難しいが、主にミラー戦でヨノワールを扱う上で抑えておきたいポイントを2つ提示する。

①リザードンexを削る目的で使用しないこと(特性【カースドボム】だけでサイドを取る)
2回の攻撃が必要だったところを1回の攻撃で済むようになり得をしたように感じるが、実際はヨノワールの特性でサイドを1枚捧げているため、このアクションはヨノワールを失っている分の損失を抱えている。相手に後続のアタッカーがいない場合は例外だが、基本的に相手のリザードンexに対しての加点目的で使用するのは好ましくない。

特性【カースドボム】をリザードンexに対する加点要素として使用すると、リザードンex+ヨノワールの合計3枚ぶんのサイドの価値で相手の2枚のサイドを取りに行くアクションとなり、ゲーム全体で考えるとここがサイドの不利トレードが発生しているポイントとなる。(ヨノワールは意図して狙わなければなかなか進化できないため、ヨノワールを育てたリソースや構築スロットの観点からも損失を生んでいる。)

②手札干渉と合わせて使うこと
ヨノワールは相手のベンチに控えているヒトカゲ、リザードを倒して次のアタッカーを育てるハードルを上げながら、相手にサイドを献上することで『バーニングダーク』のダメージを上げるという使い方をすることが多い。だがこれだけに留まらず、更に手札干渉を組み合わせるとより一層ハードルを上げることができて強力。
現状メジャーなピジョットex型は必要なカードを1枚しか加えられないため、次の攻撃に必要なカードが「ふしぎなアメ+リザードンex+ボスの指令」というように高い要求を突きつけることができる。特性【カースドボム】でサイドを取らせることで、自ら「ツツジ」使用圏内に入れることも意識しておきたい。

ブライアついて

①場のヨマワルも考慮にいれてサイド枚数を考える。

相手の場にいるヨマワルの数だけこちらはサイドを取らされる可能性がある。
相手の場のヨマワルも含めてサイド枚数を考え、「ブライア」を使われる可能性を考慮する必要がある。
例えばこちらのポケモンexが削られている時、ヨノワールでそこを倒されつつブライア込みでサイド2のポケモンを倒されると、最大5枚まで一気にサイドを取られる計算になる。これは明らかに異常、対策必須。

②ヨノワールでブライアを使える範囲をジャンプする。

理想は、残りサイド4枚から1枚まで行くこと。
基本的にヨマワルが1体は場にいるので、サイド3枚はデッドライン。
削ったリザードンをヨノワールの【カースドボム】を倒しつつ他のポケモンを倒すか、【カースドボム】でベンチの非ルールを倒しながらピジョットexを倒すのが現実的。

ただ、「ブライア」の使用には手札の噛み合いが求められる。お互いに警戒し合う幻想の存在で、多くの場合は杞憂に終わる。しかし綺麗に「ブライア」を決められて逆転されると精神的なダメージを負い、この屈辱を3日は忘れることができないだろう。

VSロストバレット

exポケモンが1回の攻撃で倒せない序盤のうちはウッウ、キュワワーなどの非ルールを相手にし、中盤からexポケモンを倒す1-1-2-2のルートを辿るようにすると効率よくサイドを進められる。

ピジョットexはライコウVなどに簡単に倒されるため、手札の状況次第では無理に使わずピジョットexなしで戦うのもよい。また、HPの低い非ルールのポケモンを不用意に出しすぎると、ワザ『ごっつあんプリファイ』や『ロストマイン』でサイドを稼がれてしまうため注意が必要。相手にリザードンexを付き合わせることが有利にゲームを進めるコツになる。

7/25【木】現在、リザードン側から「ビワ」の採用が無くなっているため、以前に比べて若干勝ちづらくなっている。

リザードンでロストバレット対策する場合、『ロストマイン』を対策するジラーチとリソースを奪う「ビワ」の2枚が有力である。「ビワ」を優先的に採用して、更に対策したい場合はジラーチと考えるプレイヤーが多い。リザードンはベンチスペースがカツカツであるため、ジラーチを置くスペースを満足に確保できないことが主な理由となっている。

VSルギアVSTAR

ルギア側はどれだけチラチーノでリザードンex(ピジョットex)を倒せるかに焦点を当てプレイングするため、これに対抗するように早々からチラチーノもしくはアーケオスを倒していき、エネルギーが5枚付いたチラチーノが継続できないように攻撃することが望ましい。5エネのチラチーノができない状態にさせてもワザ『ごっつあんプリファイ』でサイドを2枚取りされる危険性があるため、油断しないようにしたい。

チラチーノとアーケオスのどちらを倒すのかの基準は「場のチラチーノ(チラーミィ)についているエネルギーの数が4個以上か」で判断するといい。既に場に4個ついている場合、アーケオスを倒しても次のターンに手貼りと【プライマルターボ】1回で5エネチラチーノと2エネチラチーノが出来上がり、チラチーノとアーケオスのどちらを倒しても続くターンに5エネチラチーノが出来上がる計算となる。この場合はアーケオスを倒してエネルギーの供給を断つよりチラチーノ自体を減らす方が得策となる。

また、相手の場に出たネオラントVはワザ『アクアリターン』で退場できるため、チラチーノやアーケオスを相手しない場面では逃げられる前に早めに倒しておく。

ヨノワールの登場によって、チラチーノとアーケオス(チラチーノ×2も強力)を同じターンに倒す芸当ができるようになったため、リザードンexが1回の攻撃で倒されづらくなり、元々リザードン側が不利寄りであった相性関係が大きく改善した。

VSサーナイトex

サーナイト側はハバタクカミのワザ『たたりとばす』やマシマシラの特性【アドレナブレイン】で場にダメカンをばらまき、『デヴォリューション』での盤面崩壊を狙った動きをしてくる。
その対策として、常に場に特性【フレアヴェール】のリザードを用意し続けたい。

リザードン目線として、相手の展開を鈍らせるためにも序盤から「ボスの指令」でキルリアをどんどん倒していきたい。ただしサーナイトexを狙う用の「ボスの指令」は必ず残しておく。

「アンフェアスタンプ」でビタ止まりすることを防ぐためにも、サイドを進める際は盤面を十分に整えてからにする。

マシマシラの特性【アドレナブレイン】+サケブシッポのワザ『ほえさけぶ』で、サーナイト側が「勇気のおまもり」を使うことなくロトムVをきぜつさせることが可能。これを許してしまうとサイドの有利トレードが発生して逆転のキッカケを与えてしまうので、ロトムVは早急に「崩れたスタジアム」や「フトゥー博士のシナリオ」で消しておきたい。

ヨノワールの登場によって、キルリアを倒しやすくなったため、サーナイト側を序盤の立ち上がりの時点で壊滅に追い込むことが可能となった。

VSパオジアンex

互いに理想の動きをした場合、順当な殴り合いで勝つことは難しい。そのためセグレイブかビーダルを倒すことでエネルギーもしくは手札の供給を断つことを目指す。

セグレイブとビーダルのどちらを狙うかは相手の場の状況と、相手のトラッシュのふしぎなアメの枚数で判断するとよい。リザードン側が「ビワ」を採用してあると、相手の「ふしぎなアメ」や「スーパーエネルギー回収」等があたったらそれだけで一気に勝ちに近づく。

ただし、ヨノワールの特性【カースドボム】が決まれば単純な殴り合いを押し切ることができる。特にリザードン側が先にサイドを1枚とった状態でゲームがスタートした場合はパオジアン側はヨノワールラインを無視することができない。パオジアン視点、ヨマワルは時限爆弾にしか見えない。

これまではポケモンexに対する『ヘイルブレード』と非ルールポケモンに対する『ごっつあんプリファイ』で2-2-2でサイドを進められて負けていたところ、ヨマワルがヘイトを集めるため、パオジアン側はサイドを1枚取るだけの弱いターンを強要される形となった。

VSロストギラティナ

ワザ『スターレクイエム』と「マキシマムベルト」付きの『ロストインパクト』でリザードンexが1回の攻撃で倒されてしまうため、序盤にサイドを先行できていても油断ならない相手である。

同じギラティナVSTARに『スターレクイエム』と『ロストインパクト』で戦われ続けるとリソースの消費が少なく楽をさせてしまうため、なるべく180ダメージでギラティナにダメージを刻んでいくようにしたい。

ダメージを刻むことはすぐサイドを取得することに繋がらないため回り道に感じるが、そのような展開になるかどうかはギラティナ側のさじ加減であるため、相手のプレイング依存になってしまいあまり得策ではない。ギラティナを削ってプレッシャーをかけていく方が確実な勝負ができる。

ギラティナ側の手札が潤沢であれば、ゲーム進行の主導権はギラティナ側となってしまう。相手のサイドが動くたびに「ナンジャモ」を使って少しでも難しいゲームにしてやることで勝ちやすくなる。

VS古代バレット

古代バレット視点、1体目のリザードンexを2回の攻撃で倒し、ダメージが上がったところでピジョットexと2体目のリザードンexをそれぞれ1回の攻撃で倒すのが最短ルートになる。

リザードン側はこれをさせないためにも、ダメージを負ったリザードンexを「フトゥー博士のシナリオ」で回収することや、トラッシュの古代の枚数を増やさないためにかがやくゲッコウガを攻撃することが重要。また、ダメージを負ったリザードンexをベンチに下げ、複数のリザードンexで戦うような立ち回りも良い。

古代バレット側がリザードンexを1回の攻撃できぜつさせることができるダメージラインに入るまでの間に、「崩れたスタジアム」でダメージを負ったリザードンexをトラッシュしたり、「フトゥー博士のシナリオ」で回収したりと、1回ぶん相手の攻撃を無効化することができたら概ね安全圏。

最後のサイド2枚の状況でブライアを使って取り切るために、ヨノワール(サマヨール)を使って相手のサイド枚数をコントロールするようにしたい。

VSカビゴンLO

ドラパルトの影響でワザ『ヒートタックル』のヒトカゲが採用されなくなったため、かなり厳しい対面となってしまった。カビゴンの特性【とおせんぼ】で縛られてはいけないロトムV、マナフィといった攻撃できないポケモンは絶対に出さないようにし、ワザ『バーニングダーク』で遅滞なく攻撃していきたい。

「おはやし笛」の登場で余分なポケモンを出さされやすくなったため、これまで以上に「フトゥー博士のシナリオ」の扱いに慎重になる必要が出てきた。ヒトカゲやポッポは最悪進化させてアタッカーとして運用することとし、絶対に攻撃できないロトムV、マナフィに「フトゥー博士のシナリオ」を使うようにする。

ステラミラクル環境現在、ヨノワールの採用により状況が改善しつつある。

早期にサイドを取らせることで、相手の準備が終わる前にロトムVを倒して、足場を崩して勝つ戦い方ができるようになった。

「オーガポンいしずえのめんex」に対しても特性【カースドボム】は有効なアプローチであるため、使い終わったヨマワルはすぐに「すごいつりざお」で復活させたい。

デッキ解説

デッキの特徴

リザードンexの強みは相手とったサイドの枚数ぶんダメージが上がる『バーニングダーク』で逆転を狙えること。その強力なカウンター性能から、相手には「あえてリザードンを攻撃をしない」という選択肢が生まれるほど、不用意な立ち回りを許さないシビアさが特徴のデッキ。

序盤にダメージが出せず、ポケモンV,exのHPにすら届かないため、序盤はしっかり盤面を育てて中盤以降に伸びたダメージで戦うのが良い。そのため、ピジョット型のロトムVや、ビーダル型の「エヴォリューション」のように相手にサイドを先行させてでもベンチで確実に「リザードンex」を育てようとする考え方が主流になっている。(もしくはエンテイVなどの別のアタッカーを用意する方法もある。)

相手にサイドを先行されても、持ち前の耐久力で相手には4,5回の攻撃を要求し、リザードン側はサイドを取られたことで上がったダメージで、より少ない攻撃回数で勝ち切る戦い方ができる。

プレイするときの注意点は、サイドを先行されても確実にリザードンexを用意し、息切れしないように戦い続けることである。そのため、ピジョットexの特性【マッハサーチ】による毎ターン必要なカードを確実に手に入れる行動がマッチしている。

リザードンデッキはACE SPEC次第でそのデッキの基本戦術を大きく変える。これはリザードンが他のデッキよりもより逆転を意識したデッキであることから、すなわち「どのACE SPECで逆転するか」という基礎概念に直結している。

ドラパルトexやタケルライコオーガポン、ミラーマッチといった対exポケモンを意識するなら「マキシマムベルト」、バランスを見るなら「プライムキャッチャー」。「ヒーローマント」はルギアに採用されているチラチーノのワザ『スペシャルころころ』やサーナイトに採用されているフワンテのワザ『バルーンボム』を耐えられるようになる。「アンフェアスタンプ」は「ペパー」からもアクセスできる分手札干渉のアクションがより確実に行える他、自分自身の手札補充にも役立つ。どのACE SPECも優秀で、何が入っているのか読み切れないところがリザードンの強みだと言える。

採用カード解説

リザードンex

ワザ『バーニングダーク』は相手が取ったサイドの数×30ダメージ追加されるため、最大330ダメージまで上がる。いかに上手に相手にサイドを取ってもらうかが課題であると同時に、サイドを取ってもらえなかったパターンも想定しておく必要もあるため何かと考えることが多い。


特性【れんごくしはい】は炎エネルギーを3枚、自分のポケモンに好きなようにつけることができる。この特性のおかげでデッキのエネルギーの枚数を削ることができ、ピジョットやビーダルのようなシステムポケモンを多めに採用することを可能としている。

ヒトカゲ

トドロクツキexにのワザ『くるいえぐる』でリザードンexが倒された後、1エネ30ダメージで倒せるHP60のヒトカゲ。ドラパルトexのワザ『ファントムダイブ』やヤミラミのワザ『ロストマイン』を考慮してよりHPの高いHP70のヒトカゲかで採用が分かれている。

カビゴンLOに対して、ワザ『ヒートタックル』の自身へのダメージでヒトカゲをきぜつさせて相手にサイドを取らせることでワザ『バーニングダーク』のダメージを210まで上げ、「勇気のおまもり」が付いたカビゴンも倒せるようにするプレイングが重要とされる。

どのヒトカゲにもメリットがあるので、環境に合わせて複数の種類を散らして採用するのが良い。

エンテイV

サブアタッカーとして、主に「ビーダル型」に採用されている。

手札が悪くリザードンexが用意できなかったとしても、手札から2回エネルギーをつけることで最低限の攻撃できることが最大のメリット。「森の封印石」のつけ先としても良い。

ただエンテイVをアタッカー運用してしまうと、リザードン本来の「HP330の高耐久を押し付ける戦い方」がやりづらくなるのはデメリットである。

ウガツホムラex

オーガポン いしずえのめんexへの対抗手段でありながら、ダメージが高いためルギアVのようなHP190~HP260帯のポケモンを序盤から倒せるようになる良さもある。

ワザを使うにも逃げるにも多くのエネルギーを必要とするため取り回しが悪く、ウガツホムラexでなければならない場面以外では基本的に足手まとい。

マフォクシーV

ワザ『マジカルファイヤー』でバトル場とベンチのポケモン同時に攻撃を仕掛ける。サーナイトやギラティナに対して効率的にサイドを進めるため採用が見られるようになった。

事前にベンチに置いてしまうとマナフィを出されてしまうことと、エネルギーを3枚必要とすることから取り扱いが難しいが、決まればそれだけでゲームセット級の破壊力。

ピジョットex

特性【マッハサーチ】は山札から好きなカードを1枚手札に加えることができるという、非常に強力な特性。特定の相手にしか使わないようなピン採用のカードでも、この特性のおかげで採用できるようになっている。選択肢が非常に多く悩むポイントになるので、最適な選択するには普段からの練習の積み重ねを必要とする。

雷弱点であるため、「ライコウV」や「ブーストエナジー未来」が付いた「テツノカイナex」から標的にされたりと懸念要素アリ。(他特性【みなぎるせんこう】のレントラー等)

モモワロウex+くさりもち

「くさりもち」と合わせて2枚のパーツが必要な代わりに、ワザのダメージを+40もするという破格の性能を持っている。
+40というダメージラインは非常に優秀で、180+40=220で主要なV,exポケモンを、240+40=280で主要なVSTARポケモンを倒すことができる。

また、モモワロウexは単純に入れ替えの役割も兼ねているのがうれしいポイント。
ドラパルトex対策にHP60のヒトカゲを採用しなくなってから手薄になっていたカビゴンLOに対して、完全なるメタカードとして機能する。

キチキギスex

前の番に自分のポケモンが倒されていた場合に3枚もドローできるため、後続を育てるためのリソースの供給に一役買ってくれる。ピジョットexが倒された時の補填としても優秀で、ビーダルと違ってたねポケモンなのが魅力的。

HPの低いexポケモンが場に出てしまうことでリザードンexの高い耐久を押し付ける動きが生かしづらくなるのは難点。

サマヨール,ヨノワール

リザードンデッキにおけるヨノワール(サマヨール)は特性でダメージを与えられるだけでなく、相手にサイドを取らせることでワザ『バーニングダーク』のダメージも上げられるため、相性が良い。

リザードンexが倒された返しにヨノワールの特性を使ってサイドを取らせることで、「ツツジ」を使える圏内に入る動きも強力。

ただ、肝心のヨノワール(サマヨール)にアクセスする手段が乏しいため、想定する動きを実現できるかどうかは課題である。

ジラーチ

特性【ステラヴェール】でヤミラミのワザ「ロストマイン」からポケモンを守る。

特にヤミラミのワザ「ロストマイン」+ギラティナVSTARのワザ「ロストインパクト」は苦手とするコンボだったので対抗策ができたのはありがたい。

ドラパルトexのワザ『ファントムダイブ』は防げないので注意。

マシマシラ

特性【アドレナブレイン】で回復しつつ相手にダメージを負わせられるため、ドラパルト対策として有効。古代バレットのような2回の攻撃でリザードンexを倒そうとするデッキ相手にも有効に働く。

リザードンex自体が手貼りを必要としないため、悪エネルギーを付ける条件も気になりにくい。

かがやくリザードン

このデッキはexポケモン主体で構成されているため、exポケモンのみで戦うとサイドカードは2枚、2枚、2枚と取られる。これだと(※)効率が悪いので相手の残りサイドが1枚(奇数)になるタイミングを作るようにサイドが1枚しか取られないアタッカーを用意したい。


特にたねのポケモンexに対して、サイドが1枚しか取られないアタッカーでサイドを2枚取る行為が非常に強力である。強力なカードだが逃げるコストが重いため、「ボスの指令」などでバトル場に縛られることを警戒しなければならない。それを懸念して枠の都合で不採用の構築も見受けられるようになった。

【※なぜ効率が悪いのか?サイドレースについては下記記事を参照】

かがやくアマージョ

特性【エレガントヒール】で回復ができるため、ドラパルト対策として採用されていた時期があった。かがやくリザードンと枠を奪い合うことになるのが難点。

ロトムV

特性【そくせきじゅうでん】で序盤の安定感を高める目的で、主にピジョット型に採用される。「森の封印石」にも対応しているのも嬉しいポイント。サイド落ちのケアや序盤に引きやすくする目的で2枚採用した構築もある。

ネオラントV

特性【ルミナスサイン】でサポートをサーチする。主にサポート「ペパー」が入っているデッキに採用されている事が多い。「森の封印石」にも対応しているのでデッキ安定度がグッと増す。


しかし倒されて負ける原因にもなるため、採用して安定を取るか、負け筋を消すか、の二択の意見が別れている。これは完全に人の好みによる。安定をとるか事故回避をとるかの価値観の差でしかないのでどちらが正しいとかはない。

カウンターキャッチャー

サイドの残り枚数が負けているときに、相手のベンチポケモンを呼び出すことができる。リザードンはサイドを先制することのほうが珍しいデッキなので相性が良い。


特にエヴォリューション型はサイドを先行されやすく、「ペパー」で手札に加えられるので、より相性がいい。

ロストスイーパー

ポケモンのどうぐは「森の封印石」、「ブーストエナジー古代」、「学習装置」、「サバイブギプス」など、スタジアムは相手から先に貼られた「崩れたスタジアム」などをロストするために採用される。

夜のタンカ

すごいつりざおと比べてトラッシュから戻せる枚数は少ないものの、トラッシュのポケモンを直接手札に回収できる点が便利。

追加でポケモンを加えるカードまで必要としないため、毎ターン欲しいカードを1枚ずつしか供給できないピジョットexと相性がいい。

アンフェアスタンプ

終盤にダメージが上がる「リザードンex」と、自分のポケモンが倒された返しに手札干渉できる「アンフェアスタンプ」は逆転を目指すプレイスタイルで噛み合っている。

手札干渉自体は「ナンジャモ」でも可能だが、「アンフェアスタンプ」を採用することで「ペパー」からでも手札干渉できるようになる分安定する。また自分の手札補充の側面としても非常に強力。

ヒーローマント

ルギアデッキに採用されているチラチーノのワザ『スペシャルころころ』を耐えられるようになるとして注目視されている。サーナイトデッキに対しても強く、リザードン側はどのポケモンexに「ヒーローマント」をつけても強力にはたらく。また、ドラパルトexに対してHPを大きくすることで相手の想定をずらしながら戦うこともできる。

ただ「ヒーローマント」は「ロストスイーパー」で対策ができるので、流行してしまうと廃れてしまう性質を持つ。「ヒーローマント」が環境の意識から外れているときにしか輝けないカード。

マキシマムベルト

ポケモンexに対しるダメージを「+50」できる道具。これにより、サイドを取られていない状態でもたねのポケモンexを倒せるようになった。


また、ミラー戦においてもサイドを2枚取られている状態でピジョットexが倒せるようになったり、互いにサイド2枚で並んでいる状態でリザードンexを倒せるようになった。このカードによりミラー戦がより難解で複雑となった。

対ドラパルトでも重要な1枚。今後強力なexポケモンが登場して環境入りする度に注目されるカードである。

プライムキャッチャー

相手のデッキに依存せず活躍できる点で非常に汎用性が高いACE SPEC枠。サポート「ペパー」からアクセスできるのも都合がいい。入れ替えカードとしての効果を持っている点も評価できる。

こだわりベルト

サイドを3枚取られた時のリザードンのワザ「バーニングダーク」が270ダメージであるため、HP激戦区の280帯に踏み込む狙いで採用されている。(HP280にはギラティナ、ルギア、アルセウスなどの環境デッキが多い)

げんきのハチマキも採用されることもある。ちなみに『げんきのハチマキ』だと、ピジョットのワザ「ふきすさぶ」でかがやくゲッコウガが倒せたり、ミライドンexやパオジアンexのHP220に届くなどの役割がある。

かがやくリザードンでHP280のポケモンVSTARを倒すことを考えるならぜひ採用したい。並行で効果の条件やダメージが上がる対象、ダメージ量が異なる『げんきのハチマキ』、『まけんきハチマキ』の採用も検討したい。

まけんきハチマキ

自分のサイドが相手のサイドの枚数より多いとき、ダメージを「+30」することができる。ポケモンexに対して加点する要素のカード。サイドを先行してしまえば効果のないカードなので、上手にサイド枚数をコントロールする自分の立ち回り次第と言える。


サイドを先行されやすい、かつ、「ペパー」で手札に加えるポケモンのどうぐを持て余しがちなエヴォリューション型とは相性がいい。

げんきのハチマキ

無条件にダメージを上げられるため、優勢な状況(残りサイドの数が少ない)でも強く使えるのがメリット。「+10」だけでも、210→220や、270→280といった環境でよく見かけるHPに届く。ミラーマッチにてロトムVを倒せることも高評価。


ただ、「トドロクツキex」や「テツノカイナex」のようなHP230のポケモンに届かないのは残念ポイント。

ワザマシン エヴォリューション

ベンチポケモンを2匹進化させるワザを持つ。通常「ふしぎなアメ」からリザードンに進化させるが、エヴォリューションで進化を導くパターンも強力。


進化デッキであるリザードンは後攻1ターン目に使えるワザがないが、エヴォリューションは後攻での選択肢を増やした。また「ワザマシン デヴォリューション」での退化に強くなるというメリットもある。

ワザマシン デヴォリューション

ミラー戦の対策として採用されている。ピジョット型であれば「ふしぎなあめ」を多く必要とするので、中盤以降、不意に使うことでアタッカーとピジョットexを同時に壊滅させることができる。
ただ「ミストエネルギー」に防がれるのは注意。


一応パオジアンに入っているセグレイブのような、他デッキに存在する2進化ポケモンの牽制にもなる。

アクロマの実験

縦引きで最も優秀なサポート。縦引きとは、上から山札をそのまま引くことを指す。

「ナンジャモ」や「博士の研究」だと手札のすべてが入れ替わってしまうので、既に持っているパーツごと失ってしまい、新たにランダムな手札が形成される。

一方「アクロマの実験」などの縦引きの良いところは、既存の手札に上からX枚分のカードを足すことができるので、パーツが揃いやすいという特徴がある。(盤面を作る算段がつきやすい)

ペパー

グッズとポケモンのどうぐを1枚ずつ手札に加えるカード。グッズは「ふしぎなアメ」や「なかよしポフィン」。ポケモンのどうぐは「森の封印石」や「ワザマシン エヴォリューション」など。

初手に1番欲しいサポート。

ブライア

相手のサイドが2枚ぴったりの時という条件こそあるが、取れるサイドの枚数が増えるという超強力な効果を持っている。

相手のサイド枚数はヨノワール(サマヨール)の特性【カースドボム】で調節しやすく、ピジョットexの特性【マッハサーチ】があれば要所で加えられるため、非常に噛み合っている。

ビワ

リザードンexに対しては「ふしぎなアメ」、ロスト系デッキに対しては「ミラージュゲート」「いれかえカート」「すごいつりざお」、カビゴンLOに対しては「カウンターキャッチャー」「ともだちてちょう」をトラッシュすることができれば勝ちやすくなる。様々なデッキに対して役割のあるカード。

特にロスト系デッキは手札を溜め込むデッキであるにも関わらず、「ビワ」でトラッシュされて厳しいカードが多いためチャンスがあれば狙っていきたい。ロスト目線、「ミラージュゲート」は「ビワ」を使われる前に「ミラージュゲート」を使ってしまうことである程度対策することができるが、「すごいつりざお」は使用するタイミングが限定的であるため、来るとわかっていても対策することが難しく、ヒットしやすい。

偉大な大樹

ACE SPECの選択肢として新たに加わった1枚。

序盤に森の封印石から加えてピジョットexを進化させると、「ふしぎなあめ」と「ピジョット」の2枚分の役割を1枚でこなすことができる。

中盤以降で使っても、ヨノワールの進化に大いに役立つ。リザードンexの特性【れんごくしはい】は使えないので、リザードンexに使うことを想定する場合は事前にエネルギーを貼っておく必要がある。

崩れたスタジアム

ロトムVやネオラントVのような、役割を完遂して不要になったポケモンを負け筋にならないようにトラッシュする目的で採用されている。


特にミラーマッチでは序盤に1回の攻撃でサイドを2枚取られる弱点になってしまうため、早々にVポケモンを退場させておきたい。また、相手にVポケモンをトラッシュさせないためにベンチが4体までのうちに先に自分から「崩れたスタジアム」を貼ってしまう、というプレイングも抑えておきたい。

ジャミングタワー

タケルライコオーガポンによく採用される「勇気のおまもり」やテツノカイナexに付けられる「ヘビーバトン」のような受け身のポケモンのどうぐに対するメタカードとして採用される。

リザードンデッキ自体も多様なポケモンのどうぐを用いるため、使う場合は自分の首を締めてしまわないように。

タウンデパート

山札からポケモンのどうぐを1枚手札に加えることができる。

「エヴォリューション型」で、序盤に「ペパー」以外のサポートを使用した際にもワザ「エヴォリューション」を行いやすくする目的で採用されている。

リザードンデッキにはポケモンのどうぐが複数採用されていることが多いので腐りづらい。

シンオウ神殿

ルギアに対するメタとして採用される。(他ロストギラティナのジェットエネルギー等)
「レガシーエネルギー」の効果を消して取るサイドが減らないようにすることと、「ギフトエネルギー」の効果を消して倒したときにドローされないようにすることが目的。

Vガードエネルギー

ピジョットexがギラティナVSTARの『ロストインパクト』を耐えられるようになるという理由で採用されていたことがある。

ミストエネルギー

ドラパルトexのワザ『ファントムダイブ』やトドロクツキexのワザ『くるいえぐる』や「ワザマシン デヴォリューション」を防ぐことができる。
環境に応じて採用される。

コメント