対象期間:9/11【月】~9/17【日】
更新日:9/18【月】
Pick up
Regional バルセロナ TOP4

スペインのバルセロナにて開催された海外版チャンピオンズリーグ【参加者577名】でTOP4となったロスト型リザードン。海外では強化拡張パック「ポケモンカード151」のまだ発売がされていないので、HPが60のヒトカゲが代わりに採用されている。ここはHP70のヒトカゲに差し替えていた方が良い。
リファイン型

チャンピオンズリーグでTOP8に入賞したリファイン型。珍しい型なのでSNS上で話題となっている。Tier1のロストギラティナにワザ「アビスシーク」を許すので立ち回りは気をつけたいが、海外プレイヤーからの気になるデッキとして評判。
アルセウス+ピジョット型

最も多い組み合わせ。アルセウスが攻めれて、盤面を作れて、おまけにサイドも取られてくれる三面六臂の活躍を見せる。
アルセウス+ビーダル型

サポート役にビーダルを据えた型。アルセウスがフル投入されているため、動かし方はアルセウスギラティナに近い。(長い間アルセウスが戦って最後リザードンでフィニッシュするような戦い方)
デッキ解説

デッキの特徴と回し方
まず序盤はアルセウスから戦う。リザードンexで早々に戦っても、ワザ「バーニングダーク」のダメージは概ね180や210。ポケモンVのHP220にすら届かずただただ燃費が悪いだけなので、リザードンexはベンチで温存して圧力を放つ使い方が良い。
デッキ全体でシナジーを生み出しているデッキではないため、現状では強いポケモンと強いポケモンを無理やり組み合わせて作られている。
例えるならカレー(パオジアン)とライス(セグレイブ)がパオジアンデッキ。単品では食べられないが混合することで相乗効果が生まれる。
このデッキはラーメン(リザードン)とチャーハン(アルセウス)。
リザードンex

ワザ「バーニングダーク」は相手が取ったサイドの数×30ダメージ追加されるため、最大330ダメージまで上がる。いかに上手に相手にサイドを取ってもらうかが課題であると同時に、サイドを取ってもらえなかったパターンも想定しておく必要もあるため何かと考えることが多い。
特性【れんごくしはい】は炎エネルギーを3枚、自分のポケモンに好きなようにつけることができる。この特性のおかげでデッキのエネルギーの枚数を極限まで削ることができ、ピジョットやビーダルのようなシステムポケモンを多めに採用することを可能としている。
環境デッキに草タイプのデッキがないため、高いHPを存分に活かすことができる。
アルセウスVSTAR

特性【スターバース】で盤面形成を助け、そこそこのダメージで攻撃してくれる。ダブルターボエネルギーの枚数が少ないのは、リザードンの特性【れんごくしはい】でこのポケモンに加速することを想定しているため。
リザードンの特性【れんごくしはい】から炎エネルギーを3枚とこだわりベルトを付けることでポケモンVに対して230ダメージで気絶させることができる。
本来アルセウスはダブルターボエネルギーでトリニティノヴァを使うため、こだわりベルトを付けても210ダメージまでしか出ない。しかし【れんごくしはい】からワザに入ることでポケモンVを倒せる。それがこのデッキならでは良いところ。
ポッポ

後攻で使うワザ「なかまをよぶ」が優秀であるため、ピジョットを採用する場合こちらのポッポが使われることが多い。なかまをよぶを使うためジェットエネルギーが採用されている構築もある。
ピジョットex

特性【マッハサーチ】は山札から好きなカードを1枚手札に加えることができる特性。言わずもがな強力な特性であることは間違いないが、頂への雪道とツツジやナンジャモと絡められると肝心なときに仕事ができない。また雷弱点であるため、特性【みなぎるせんこう】のレントラーから標的にされたりと懸念要素もそれなりにある。
レントラー

サイドの数が負けている時にベンチに出すことができる。効率の良い悪いはともかく、リバーサルエネルギーとセットであれば、すべてのデッキに採用することができる雷タイプのポケモン。
このレントラーがすべてのデッキから飛んでくる憂いがある以上、今後雷タイプが弱点のポケモンがTier1を獲得することが難しい…という、リザードンから少し逸れましたがレントラーの考察でした。
かがやくリザードン

このデッキはexポケモン主体で構成されているため、exポケモンのみで戦うとサイドカードは2枚、2枚、2枚と取られる。これだと※効率が悪いので相手の残りサイドが5枚になるタイミングを作るようにサイドが1枚しか取られないアタッカーを用意したい。
こだわりベルトと組み合わせることで、与えるダメージが280となりポケモンVSTARを射程に収める。
【※なぜ効率が悪いのか?サイドレースについては下記記事を参照】
ミュウ

特性【ふしぎなしっぽ】でグッズを手札に加える。ふしぎなアメやハイパーボールが狙い所。
ネストボール、ハイパーボール、バトルVIPパス

ボール枠と言われるポケモンをサーチする手段。10枚前後採用することでデッキが安定する。
ロストスイーパー

頂への雪道への対抗手段でもあるが、ロストスイーパーのみが担える役割としてはミライドンexやパオジアンexの勇気のおまもりを破壊するのに使用する。
限定的な使用方法であるため、必須枠ではない。
こだわりベルト

サイドを3枚取られた時のリザードンのワザ「バーニングダーク」が270ダメージであるため、HP激戦区の280帯に踏み込む狙いで採用されている。(HP280にはギラティナ、ルギア、アルセウスなどの環境デッキが多い)
げんきのハチマキも採用されることもある。ちなみにげんきのハチマキだと、ピジョットのワザ「ふきすさぶ」でかがやくゲッコウガが倒せたり、ミライドンexやパオジアンexのHP220に届くなどの役割がある。
かやがくリザードンの採用があるのであればこだわりベルトは絶対にマスト。次点でげんきのハチマキの採用を検討する、という順番になる。
アクロマの実験

このデッキには採用されていないが、リザードンデッキにはアクロマの実験が入ってることが多い。これはアクロマの実験が縦引きで最も優秀なサポートだからである。
縦引きとは、上から山札をそのまま引くことを指す。
ナンジャモや博士の研究だと手札のすべてが入れ替わってしまうので、既に持っているパーツごと失ってしまい、新たにランダムな手札が形成される。
一方アクロマの実験などの縦引きの良いところは、既存の手札に上からX枚分のカードを足すことができるので、パーツが揃いやすいという特徴がある。(盤面を作る算段がつきやすい)
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