【リザードンex】優勝デッキと回し方を解説

ポケカコラム

更新日:2/19【月】

対象期間:2/12【月】~2/18【日】

シティリーグ入賞デッキ

新環境圧倒的Tier1。
先週に引き続き「ビーダル型」が勢力を拡大し、2/19【月】現在ではついに「ピジョット型」や「エヴォリューション型」を追い越す結果となった。

分布はそれぞれ、「ビーダル型」が4割、「ピジョット型」が3割、「エヴォリューション型」が2割と、その他が1割となっている。

また、「ワザマシン エヴォリューション」を1枚だけ採用して「ビーダル型」と「エヴォリューション型」のいいとこ取りをした型や、ピジョットとビーダルを両方採用して、相手のデッキに合わせて盤面を組み立てる形が発生しており、構築の多様化が進んでいる。

Pick up

ピジョット型

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2/13【火】スキップ玉出店(大阪)TOP4

森の封印石とサポート「ペパー」で初動を支えるデッキタイプとなっており、後攻1ターン目からサポートカードに触りやすく安定度が高い。


「頂への雪道」が無くなったことでこれまで以上に動きやすくなり、毎ターンピジョットexの特性【マッハサーチ】で好きなカードを持ってこられることで、デッキパワーを余すことなく発揮できるようになっている。


ただ「バトルVIPパス」→「なかよしポフィン」の変更で2ターン目以降の展開が安定するようになったものの、ロトムVは選択できないため特性【そくせきじゅうでん】を使いづらくなってしまうのが気がかり。そのため、他の型よりも「ネストボール」が比較的多めに採用されている。

2/19【月】現在は、ACE SPEC枠が徐々に「マキシマムベルト」から「プライムキャッチャー」に移行する流れを感じる。
これは、「マキシマムベルト」は採用されていることを前提としてプレイされた場合に完全に腐ってしまうため、どの場面でも汎用的に扱える「プライムキャッチャー」が優先された結果だと考えられる。

ビーダル型

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2/15【木】ポケ堂 仙台店(宮城)準優勝

「ワザマシン エヴォリューション」の採用に関係なく、デッキを支えるドローエンジンに「ビーダル」を起用した形。ピジョット型に比べて、ビーダルはサイドが1枚しか取られないので、負け筋になりにくいというメリットがある。

2/19【月】現在、ビーダル型はピジョット型のリザードンに強いと評判でシェア率を格段に伸ばしている。

また「ビーダル型」の多くには「エンテイV」が採用されており、序盤のアタッカーになりながら、特性【しゅんそく】と「森の封印石」で序盤の安定感を底上げしてくれる。

ACE SPEC枠に「プライムキャッチャー」が採用されているのも特徴的。

エヴォリューション型

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2/16【金】カードシークレット池袋(東京)準優勝

「ワザマシン エヴォリューション」を採用して、リザード、ビーダルを着実に育てていく型。
「ふしぎなあめ」の依存度が低いため、立ち上がりが安定している。

ピジョットexと比べてビーダルはサイドを1枚しかとられず負け筋になりにくいため、リザードンexの高HPを押し付けやすいメリットもある。


「バトルVIPパス」→「なかよしポフィン」の変更で手札が詰まりづらくなり、特性【はたらくまえば】が使いやすくなったのも嬉しい。

2/19【月】現在は、「ビーダル型」の派生として、「ワザマシン エヴォリューション」を1枚のみ採用した「エヴォリューション型」が増えている。
「ふしぎなあめ」の枚数がしっかり採用されているため「ワザマシン エヴォリューション」に依存しすぎず、手札に応じて通常通り進化するかエヴォリューションをするか選択できるのは魅力的である。

デッキ解説

デッキの特徴と回し方

リザードンexの強みは相手とったサイドの枚数ぶんダメージが上がる『バーニングダーク』で逆転を狙えること。その強力なカウンター性能から、相手には「あえてリザードンを攻撃をしない」という選択肢が生まれるほど、不用意な立ち回りを許さないシビアさが特徴のデッキ。

序盤にダメージが出せず、ポケモンV,exのHPにすら届かないため、序盤はしっかり盤面を育てて中盤以降に伸びたダメージで戦うのが良い。そのため、2/19【月】現在ではピジョット型のロトムVや、エヴォリューション型のように相手にサイドを先行させてでもベンチで確実に「リザードンex」を育てようとする考え方が主流になっている。(もしくはビーダル型のようにエンテイVなどの別のアタッカーを用意する方法もある。)

相手にサイドを先行されても、持ち前の耐久力で相手には4,5回の攻撃を要求し、リザードン側はサイドを取られたことで上がったダメージで、より少ない攻撃回数で勝ち切る戦い方ができる。

プレイするときの注意点は、サイドを先行されても確実にリザードンexを用意し、息切れしないように戦い続けることである。そのため2/19【月】現在ではピジョット型で毎ターン必要なカードを確実に手に入れる行動や、ビーダル型で別のたねアタッカーを用意することで要求を下げる行動が評価されている。

採用カード解説

リザードンex

ワザ『バーニングダーク』は相手が取ったサイドの数×30ダメージ追加されるため、最大330ダメージまで上がる。いかに上手に相手にサイドを取ってもらうかが課題であると同時に、サイドを取ってもらえなかったパターンも想定しておく必要もあるため何かと考えることが多い。


特性【れんごくしはい】は炎エネルギーを3枚、自分のポケモンに好きなようにつけることができる。この特性のおかげでデッキのエネルギーの枚数を削ることができ、ピジョットやビーダルのようなシステムポケモンを多めに採用することを可能としている。

ヒトカゲ

トドロクツキexにリザードンexが倒された後、1エネ30ダメージで倒せるHP60のヒトカゲ。

テツノブジンexの特性【タキオンビット】、ヤミラミのワザ「ロストマイン」を考慮してよりHPの高いHP70のヒトカゲかで採用が分かれている。

どちらにもメリットがあるので、環境に合わせて複数の種類を散らして採用するのが良い。

新環境では「頂への雪道」が使えなくなるため、その対抗手段であったワザ『まるやけ』のヒトカゲは必要なくなるだろう。パオジアンexやトドロクツキexに対して1エネで30ダメージを与えられるメリットが大きく、HPが低いデメリットも少ないので、全てHP60のヒトカゲにするのも手だ。

エンテイV

サブアタッカーとして、主に「ビーダル型」に採用されている。

手札が悪くリザードンexが用意できなかったとしても、手札から2回エネルギーをつけることで最低限の攻撃できることが最大のメリット。「森の封印石」のつけ先としても良い。

ただエンテイVをアタッカー運用してしまうと、リザードン本来の「HP330の高耐久を押し付ける戦い方」がやりづらくなるのはデメリットである。

マフォクシーV

ワザ『マジカルファイヤー』でバトル場とベンチのポケモン同時に攻撃を仕掛ける。サーナイトやギラティナに対して効率的にサイドを進めるため採用が見られるようになった。

事前にベンチに置いてしまうとマナフィを出されてしまうことと、エネルギーを3枚必要とすることから取り扱いが難しいが、決まればそれだけでゲームセット級の破壊力。

ポッポ

ワザ『なかまをよぶ』が優秀であるため、ピジョットexを採用する場合こちらのポッポが使われることが多い。

ピジョットex

特性【マッハサーチ】は山札から好きなカードを1枚手札に加えることができるという、非常に強力な特性。特定の相手にしか使わないようなピン採用のカードでも、この特性のおかげで採用できるようになっている。選択肢が非常に多く悩むポイントになるので、最適な選択するには普段からの練習の積み重ねを必要とする。

雷弱点であるため、「ライコウV」や「ブーストエナジー未来」が付いた「テツノカイナex」から標的にされたりと懸念要素アリ。(他特性【みなぎるせんこう】のレントラー等)

ジラーチ

特性【ステラヴェール】でヤミラミのワザ「ロストマイン」からポケモンを守る。

特にヤミラミのワザ「ロストマイン」+ギラティナVSTARのワザ「ロストインパクト」は苦手とするコンボだったので対抗策ができたのはありがたい。

かがやくリザードン

このデッキはexポケモン主体で構成されているため、exポケモンのみで戦うとサイドカードは2枚、2枚、2枚と取られる。これだと(※)効率が悪いので相手の残りサイドが1枚(奇数)になるタイミングを作るようにサイドが1枚しか取られないアタッカーを用意したい。


特にたねのポケモンexに対して、サイドが1枚しか取られないアタッカーでサイドを2枚取る行為が非常に強力である。強力なカードだが逃げるコストが重いため、「ボスの指令」などでバトル場に縛られることを警戒しなければならない。それを懸念して枠の都合で不採用の構築も見受けられるようになった。

【※なぜ効率が悪いのか?サイドレースについては下記記事を参照】

ロトムV

特性【そくせきじゅうでん】で序盤の安定感を高める目的で、主にピジョット型に採用される。「森の封印石」にも対応しているのも嬉しいポイント。

ネオラントV

特性【ルミナスサイン】でサポートをサーチする。主にサポート「ペパー」が入っているデッキに採用されている事が多い。「森の封印石」にも対応しているのでデッキ安定度がグッと増す。


しかし倒されて負ける原因にもなるため、採用して安定を取るか、負け筋を消すか、の二択の意見が別れている。これは完全に人の好みによる。安定をとるか事故回避をとるかの価値観の差でしかないのでどちらが正しいとかはない。

カウンターキャッチャー

サイドの残り枚数が負けているときに、相手のベンチポケモンを呼び出すことができる。リザードンはサイドを先制することのほうが珍しいデッキなので相性が良い。


特にエヴォリューション型はサイドを先行されやすく、「ペパー」で手札に加えられるので、より相性がいい。

エネルギー転送

エヴォリューション型で、エヴォリューションを宣言するのに必要なエネルギーをペパーから加えるために採用されている。

必要ない時はエネルギーを加えないことでビーダルの特性【はたらくまえば】の邪魔にもならないため、枠に余裕があれば採用したい。

ロストスイーパー

「頂への雪道」こそなくなったものの、「ポケストップ」のような強力なスタジアムはまだ存在するため、採用したいカードである。ポケモンのどうぐも「森の封印石」、「ブーストエナジー古代」、「学習装置」など、ロストしたい対象カードはたくさんある。

こだわりベルト

サイドを3枚取られた時のリザードンのワザ「バーニングダーク」が270ダメージであるため、HP激戦区の280帯に踏み込む狙いで採用されている。(HP280にはギラティナ、ルギア、アルセウスなどの環境デッキが多い)

げんきのハチマキも採用されることもある。ちなみに『げんきのハチマキ』だと、ピジョットのワザ「ふきすさぶ」でかがやくゲッコウガが倒せたり、ミライドンexやパオジアンexのHP220に届くなどの役割がある。

かがやくリザードンでHP280のポケモンVSTARを倒すことを考えるならぜひ採用したい。並行で効果の条件やダメージが上がる対象、ダメージ量が異なる『げんきのハチマキ』、『まけんきハチマキ』の採用も検討したい。

まけんきハチマキ

自分のサイドが相手のサイドの枚数より多いとき、ダメージを「+30」することができる。ポケモンexに対して加点する要素のカード。サイドを先行してしまえば効果のないカードなので、上手にサイド枚数をコントロールする自分の立ち回り次第と言える。


サイドを先行されやすい、かつ、「ペパー」で手札に加えるポケモンのどうぐを持て余しがちなエヴォリューション型とは相性がいい。

げんきのハチマキ

無条件にダメージを上げられるため、優勢な状況(残りサイドの数が少ない)でも強く使えるのがメリット。「+10」だけでも、210→220や、270→280といった環境でよく見かけるHPに届く。ミラーマッチにてロトムVを倒せることも高評価。


ただ、「トドロクツキex」や「テツノカイナex」のようなHP230のポケモンに届かないのは残念ポイント。

ワザマシン エヴォリューション

ベンチポケモンを2匹進化させるワザを持つ。通常「ふしぎなアメ」からリザードンに進化させるが、エヴォリューションで進化を導くパターンも強力。


進化デッキであるリザードンは後攻1ターン目に使えるワザがないが、エヴォリューションは後攻での選択肢を増やした。また「ワザマシン デヴォリューション」での退化に強くなるというメリットもある。

ワザマシン デヴォリューション

ミラー戦の対策として採用されている。ピジョット型であれば「ふしぎなあめ」を多く必要とするので、中盤以降、不意に使うことでアタッカーとピジョットexを同時に壊滅させることができる。
ただ「ミストエネルギー」に防がれるのは注意。


一応パオジアンに入っているセグレイブのような、他デッキに存在する2進化ポケモンの牽制にもなる。

マキシマムベルト

ポケモンexに対しるダメージを「+50」できる道具。これにより、サイドを取られていない状態でもたねのポケモンexを倒せるようになった。


また、ミラー戦においてもサイドを2枚取られている状態でピジョットexが倒せるようになったり、互いにサイド2枚で並んでいる状態でリザードンexを倒せるようになった。このカードによりミラー戦がより難解で複雑となった。

プライムキャッチャー

相手のデッキに依存せず活躍できる点で非常に汎用性が高いACE SPEC枠。サポート「ペパー」からアクセスできるのも都合がいい。

2/19【月】現在、「ビーダル型」の流行も受け、徐々に「プライムキャッチャー」の採用が増えていく見込みである。

アクロマの実験

縦引きで最も優秀なサポート。縦引きとは、上から山札をそのまま引くことを指す。

「ナンジャモ」や「博士の研究」だと手札のすべてが入れ替わってしまうので、既に持っているパーツごと失ってしまい、新たにランダムな手札が形成される。

一方「アクロマの実験」などの縦引きの良いところは、既存の手札に上からX枚分のカードを足すことができるので、パーツが揃いやすいという特徴がある。(盤面を作る算段がつきやすい)

ペパー

グッズとポケモンのどうぐを1枚ずつ手札に加えるカード。グッズは「ふしぎなアメ」や「なかよしポフィン」。ポケモンのどうぐは「森の封印石」や「ワザマシン エヴォリューション」など。

初手に1番欲しいサポート。

暗号マニアの解読

主に特性【はたらくまえば】と組み合わせて使うことを目的として、「ビーダル型」に採用されている。

これまでは、確実に欲しいカードを加えられるわけではないというビーダル特有の欠点があったが、暗号マニアの解読の登場でその欠点を若干克服している。

崩れたスタジアム

ロトムVやネオラントVのような、役割を完遂して不要になったポケモンを負け筋にならないようにトラッシュする目的で採用されている。


特にミラーマッチでは序盤に1回の攻撃でサイドを2枚取られる弱点になってしまうため、早々にVポケモンを退場させておきたい。また、相手にVポケモンをトラッシュさせないためにベンチが4体までのうちに先に自分から「崩れたスタジアム」を貼ってしまう、というプレイングも抑えておきたい。

ボウルタウン

積極的にヒトカゲをベンチに出したいので、スタジアムは「ボウルタウン」が採用されることが多い。


ヒトカゲがいないとせっかく手札に「ふしぎなアメ」とリザードンが揃っていても進化できないため、これらのカードを腐らせないためにも常にヒトカゲはベンチに並べておきたい。

タウンデパート

山札からポケモンのどうぐを1枚手札に加えることができる。

「エヴォリューション型」で、序盤に「ペパー」以外のサポートを使用した際にもワザ「エヴォリューション」を行いやすくする目的で採用されている。


中盤以降も状況に応じた様々な道具を持ってこれるため腐りづらい。

Vガードエネルギー

ピジョットexがギラティナVSTARの『ロストインパクト』を耐えられるようになるという唯一無二のメリットがある。その他Vポケモンのダメージを抑えられるだけでなく、逃げエネとしても活用できる。

ミストエネルギー

トドロクツキexのワザ『くるいえぐる』や「ワザマシン デヴォリューション」を防ぐことができる。
環境に応じて採用される。

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