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更新日:5/13【火】
ポケカの環境とは?
トーナメントシーンで活躍するポケモン群をポケカの環境デッキと言います。環境はTier上位のデッキで形成され、現在【R7/5/13】では、タケルライコexが環境の中心にいるデッキです。
環境デッキ統計情報
対象期間:5/5【月】~5/11【日】
シティリーグ最多優勝デッキ【タケルライコex】
シティリーグTOP16最高占有率デッキ【タケルライコex】
シティリーグTOP4最高占有率デッキ【タケルライコex】
Tier(ティア)とは?
Tier(ティア)とは、「段」「階層」のこと。
ポケモンカードではデッキの強さや評価を格付けしたものを表します。強い順からTier1,Tier2,Tier3…(またはS、A、B…)と用いられることが一般的です。
Tier表には顕在的Tierと潜在的Tierの2種類が存在します。
顕在的Tier: 使用者数を基準に作成されたTier表
潜在的Tier: 環境に対してそのデッキが持つ本質的な強さを評価したTier表
潜在的Tierは個人の体験や主観に左右されやすく、一意に定めることができません。そのため、SNSやYouTubeなどで発信される多くのTier表は、顕在的Tier表に基づいています。(当サイトでも使用者数を基準にランキングを作成しています。)
Tier ランキング
Tier1【Sランク】
タケルライコex
5/5【月】~5/11【日】
ロケット団の栄光環境シェア率ダントツの1位。「ロケット団の監視塔」自体の採用率が低水準にとどまり、タケルライコの勢いを止めきれていない。現状の環境は『タケルライコVS2進化ポケモン』という構図になっているが、2進化ポケモンサイドは少しでも事故率を下げるために「ボウルタウン」を採用したいと考えており、「ロケット団の監視塔」にまでリソースを割く余裕がない。この結果、2進化ポケモンはタケルライコに対してロジックやプレイングで勝負する以外に選択肢を持てず、タケルライコは翼の生えた虎状態となっている。
「ロケット団の監視塔」がタケルライコに対する抑止力として機能しないのであれば、現環境の結論はタケルライコに対して『解答なし』と提出せざるを得ない。
デッキレシピ平均化
《構築変化(前週比較)》
『IN』
変更なし
『OUT』
変更なし
Tier2【Aランク】
ドラパルトex
5/5【月】~5/11【日】
リザードンの復権に伴い勢いを取り戻す。コダック少ない、リザードン増えるときたらドラパルトが勢いを取り戻すのは当然の帰結。CL優勝デッキのドラパルト+リザードン増加。リザードンを採用することで立ち回りが難しかったサーナイトに対してアプローチ良し。ドラパルトとリザードンを使い分け、多くの対面に有利を取ることを目標にしている。
デッキレシピ平均化
・ヨノワール型
《構築変化(前週比較)》
『IN』
ヨマワル3枚目
ガチグマアカツキex
ポケモンいれかえ
『OUT』
スボミー
ふしぎなアメ
ジャミングタワー
・リザードン型
《構築変化(前週比較)》
『IN』
プライムキャッチャー
ヒトカゲ3枚目
ピィ
マシマシラ
イーユイ
コダック
ハイパーボール3枚目
エヴォリューション2枚目
ロケット団の監視塔
基本炎エネルギー6枚目
ルミナスエネルギー3枚
『OUT』
アンフェアスタンプ
スボミー
ドロンチ
テラスタルオーブ
ふしぎなアメ
大地の器
カウンターキャッチャー
タケシのスカウト
ジニア
ポケモンリーグ本部
基本超エネルギー3枚
リザードンex
5/5【月】~5/11【日】
リザードンはもともと、ドラパルトさえ環境から減少すれば、残る対面の大半で有利を取れるポジションに位置していた。そのため約2週間前にドラパルトのシェアが減少したタイミングを契機にリザードンの使用者は急増。以降もその高いシェア率を維持し続けている。
リザードンに対するメタカードである「コダック」や「ロケット団の監視塔」は、現環境のデッキにほとんど採用されていない。その理由はこれらのカードでリザードンへの対策を強化する価値よりも、それらに割くスロット1枠の価値が上回っているため。(メタカードがスルーされる理由は大体これ)
簡単に言い換えれば、「リザードンにだけ有利になっても仕方がない」という至極合理的な判断に基づく。
デッキレシピ平均化
《構築変化(前週比較)》
『IN』
マキシマムベルト
ボウルタウン2枚目
『OUT』
ヒーローマント
ポケモンリーグ本部
マリィのオーロンゲex
【ヨネダタクヤ選手使用】
5/5【月】~5/11【日】
CL愛知で多くの有名プレイヤーが結果を残したことでシェア率急増。オーロンゲはバチュルバレット対して不利なデッキだが、バチュルバレットは現状かなり立ち位置が悪い。そしてこの立ち位置の悪さは簡単には改善されないであろうという読みが当たり、オーロンゲはノーマーク状態となる。
ターンを稼げれば稼げるほど有利になっていくコンセプトであり、できるかぎり運の要素を排除したいと考える上級者が好んで使用するデッキ。
デッキレシピ平均化
《構築変化(前週比較)》
『IN』
オーロンゲex3枚目
スボミー2枚目
大地の器
まけんきハチマキ
博士の研究3枚目
『OUT』
ギモー
テツノツツミ
エネルギーつけかえ
エネルギー転送
エヴォリューション
Tier3【Bランク】
サーナイトex
5/5【月】~5/11【日】
ドラパルトリザードン、リザードン、オーロンゲと、悪タイプによるサーナイト包囲網が形成されつつあり、その影響でサーナイトはシェア率をやや落としている。「弱点を突かれること=不利マッチ」と解釈するのであれば、サーナイトは現環境で半数以上のデッキに対して不利を強いられている立ち位置。この『不利マッチの数が多い』という前提をどう覆すかが今のサーナイトのテーマとなっている。
デッキレシピ平均化
《構築変化(前週比較)》
『IN』
変更なし
『OUT』
変更なし
ブリジュラスex
5/5【月】~5/11【日】
ロケット団のびっくりボムを採用した新型ブリジュラスがトレンド。オモテならそのままダメージ、ウラならマシマシラで返すことでデメリットなし。『メタルディフェンダー』のダメージが240にまで伸びることでタケルライコに戦いやすくなる。(他ピカチュウがんばりハート貫通など)
デッキレシピ平均化
《構築変化(前週比較)》
『IN』
ヒーローマント
ロケット団の監視塔1枚目
ロケット団の監視塔2枚目
『OUT』
プライムキャッチャー
ジャミングタワー
からておうの稽古
バチュルバレット
5/5【月】~5/11【日】
「ポケモンリーグ本部」への憂い、Tier1に位置するタケルライコがチヲハウハネの採用を見送らないという2つの要因により、バチュルバレットの使用者は減少している。
バチュルバレットの本質的な弱点は、『1枚、2枚程度のピン刺しによる対策で完全に封じられてしまう』という、そのバチュルバレット対策への容易さと脆弱性にあるのであろう。
デッキレシピ平均化
《構築変化(前週比較)》
『IN』
変更なし
『OUT』
変更なし
サーフゴーex
5/5【月】~5/11【日】
サーフゴーは『Tier1に強いが、Tier2~3帯に弱い』的な立ち位置にいることが多い。苦手なデッキはとことん苦手なため、活躍するにはタイミングを選ぶ。SNS上でサーフゴーに対して言及しているポストは少なく、シェア率も低いためどのような立ち位置になっているのか評価が難しい。
デッキレシピ平均化
・ドラパルト型
・ノココッチ型
ミロカロスex
5/5【月】~5/11【日】
サーナイトが悪タイプに弱点を突かれる状況で立ち位置が悪化していることを逆手に取り復活。サーナイトとのマッチアップではほぼ敗北するが、それ以外の対戦ではミロカロス、リキキリン、岩オーガポンのいずれかが効果的に機能すれば勝利を収めることができる。一時期は完全に姿を消していたが、サーナイトの立ち位置悪化により再評価。『環境は循環し続けている』ということを思い出させてくれる復活劇を遂げる。
デッキレシピ平均化
Nのゾロアークex
5/5【月】~5/11【日】
ロケット団の栄光環境当初は勢いがあったが、想定よりもタケルライコの伸びが強く、徐々に日陰に追いやられている。タケルライコとリザードンが苦手デッキ。
デッキレシピ平均化
《構築変化(前週比較)》
【IN】
プライムキャッチャー
【OUT】
ハイパーアロマ
ヒビキのバクフーン
5/5【月】~5/11【日】
非ルール主体のデッキ。ヒビキのバクフーンのような非ルールの主体のデッキは基本的に、『回れば無敵。回れば。』という認識で良い。サイドレースという、ルールの観点から穴がないのが非ルール主体のデッキの特徴だが、ポケモンの場持ちが悪く、相手にハードルを簡単に作られてしまうのがデメリット。
ピジョット型、ドロンチ型、ノココッチ型と様々なデッキタイプがあるが、どれも一長一短。
デッキレシピ平均化
《構築変化(前週比較)》
『IN』
カウンターキャッチャー2枚目
エヴォリューション
大地の器
ペパー3枚目
ペパー4枚目
からておうの稽古
『OUT』
ヒビキのバクフーン
ノコッチ
ノコッチ
ノココッチ
ノココッチ
博士の研究