【2024年4月最新】ポケカ環境デッキランキング【Tier】

ポケカコラム

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更新日:3/25【月】

▼クリムゾンヘイズ環境デッキレシピ▼

ポケカの環境とは?

トーナメントシーンで活躍するポケモン群をポケカの環境デッキと言います。環境はTier上位のデッキで形成され、現在【R6/3/25】では、リザードンexが環境の中心にいるデッキです。

Tier(ティア)とは?

Tier(ティア)とは、「段」「階層」のこと。

ポケモンカードではデッキの強さや評価を格付けしたものを表します。

強い順からTier1,Tier2,Tier3…(またはS、A、B…)と用いられることが一般的です。

Tier ランキング

信頼性

このランキング表は日本、海外の公式大会の結果に基づいて作成されています。

Tier1【Sランク】

リザードンex

【リザードンex】ジムバトル優勝デッキレシピ
イタガキタクト選手作成(※元世界チャンピオン)

HP330、最大ダメージ330、特性はエネルギー3枚加速と単体性能は2進化exの中でも最強格。

序盤の安定性とダメージの低さという課題を抱えているが、そのデメリットすらも逆手に取る高いカウンター性能と、デッキポテンシャルを最大限に活用するために練られた先駆者たちの理論で武装してTier1の座に君臨する。ピジョット型とビーダル型の2種類があり、3/25【月】現在、ピジョット型の方が人気の型となっている。

クリムゾンヘイズ環境ではTier1の中でも別格。全デッキから目の敵にされても、それらを超えて一蹴するポテンシャルを持つ。すべてのデッキはまずリザードンに勝てるかどうかのふるいに掛けられる。

Tier2【Aランク】

ロストバレット

画像

たねポケモンを主体としたロスト軸のデッキはロストバレット(海外ではロストゾーンボックス)と呼ばれる。(場面に応じてポケモンを使い分けて戦うデッキタイプは日本ではバレットと呼ぶ。)

ロストバレットは長い間ダメージ不足に悩まされてきたが、トドロクツキexのワザ「くるいえぐる」の登場により解決。大型exにはトドロクツキが、小型にはウッウやヤミラミが戦う効率の良さを武器に有利なサイドレースを展開する。高いカスタマイズ性能と環境に適応する能力が備わっており、特に上級プレイヤーが好んで使用する。

クリムゾンヘイズ環境ではガチグマアカツキexが新たな選択肢として加わった。前環境ではロストバレットにテツノカイナexを最速でぶつけることを対抗策として講じてきたが、その手段に対する有効なカウンターを得た。

ルギアVSTAR

イタガキシュウト選手作成(※世界TOP8)

ルギアVSTARの特性【アッセンブルスター】でアーケオスのベンチに出し、アーケオスの特性【プライマルターボ】で特殊エネルギーをポケモンにつけて戦うデッキ。

ワイルドフォース/サイバージャッジで追加されたチラチーノの影響でルギアの立ち位置は格段に良くなった。チラチーノのワザ『スペシャルころころ』は自身についている特殊エネルギーの枚数×70ダメージ与えるワザで、このワザでシェア率1位のリザードンを1回の攻撃でのきぜつを狙う。

クリムゾンヘイズ環境では破竹の勢いで優勝しているカビゴンLOに対して明確に有利なデッキとして重宝されている。

ギラティナVSTAR

VSTARの中で単体性能最強を誇るギラティナ。

環境を度外視するスターレクイエムを主体にすることで、ex環境に移り変わっても粘り強く活躍ができている。

ロストギラティナの強みは単純に対策が難しいことが挙げられる。ギラティナVSTARだけを倒すのであればそこまで苦労はないのだが、極端な対策をすると今度はギラティナVSTARの取り巻きに勝てなくなってしまう。とにかく万能なデッキであり、このデッキに真っ向から有利を取るのはなかなかに難しい。

環境初期から時の経過とともに徐々に人気を取り戻している。相性が不利なデッキが少ないこと、手札が悪くても粘り強く戦えることから腕自慢たちがこぞって使用している。

パオジアンex

セグレイブの特性【きょくていおん】とパオジアンexのワザ『ヘイルブレード』を基本戦術に相手ポケモンを蹴散らすデッキ。ダメージ上限のないパオジアンexのワザ『ヘイルブレード』は青天井ワザといわれ、水エネルギーを用意することさえできればどんなポケモンでも1回の攻撃できぜつさせることができる。

水エネルギーでエネルギー要求を間に合わせることができるポケモンはすべてこのデッキのアタッカー候補であり、例えばテツノカイナexのような雷エネルギーを要求するワザも特性【きょくていおん】と組わせて無理やり成立させることが可能。

デッキの弱点として、手札を減らされる行為にとにかく弱い。(ナンジャモ、ツツジ等)

パオジアンが生涯向き合うこととなるのは、タイプ弱点やデッキ相性うんぬんではなく手札干渉行為そのものであり、その戦いの歴史を刻んでいくこととなる。

Tier3【Bランク】

未来バレット

チャンピオンズリーグ2024福岡での入賞を皮切りに爆発的に使用者が増えたデッキタイプ。ミライドンのワザ『アクセルピーク』でエネルギーをつけたのちに、テツノカイナexのワザ『ごっつぁんプリファイ』を途切れないように繰り出していくコンセプトのデッキ。SNS上では「カウンターテツノカイナ」とも呼ばれる。

環境当初の使用者がいるんだが、いないんだかの鳴かず飛ばすの状況から鑑みると異例の大躍進を果たした現環境の出世頭。

アルセウスギラティナ

アルセウスのワザ『トリニティノヴァ」でエネルギーを加速しつつ、大物はギラティナのワザ『ロストインパクト』で仕留める堅実なデッキ。このシンプルな動きに「ジャッジマン」や「ナンジャモ」などの手札干渉を交えて相手を妨害しながら戦う。

アルセウスを1回の攻撃できぜつさせることができるデッキには弱く、そのデッキは環境内に数多く存在するが、新カード「マキシマムベルト」の追加により生存権を得る。『トリニティノヴァ』でパオジアンやトドロクツキ、『ロストインパクト』でリザードンを倒せるようになり、妨害性能とその火力を活かして戦うデッキとなった。

3/25【月】現在、環境全体でサポート「ビワ」の評価が鰻登りとなっている。アルセウスギラティナは「ビワ」を有効的に使えるデッキとして注目されている。

カビゴンLO

トドロクツキex

強制きぜつワザ『くるいえぐる』を主体に戦う。「オーリム博士の気迫」と「ダークパッチ」で悪エネルギーを用意し、海千山千の猛者共を有無を言わさぬ強制きぜつで追い込む。

代償としてトドロクツキexはワザの反動で自らに200の多大な自傷ダメージを負う。そのためワザの反動で倒れないように相手より先に攻撃を仕掛ける必要があり、スピードは環境デッキの中でもトップクラスの最速構築。

3/26【火】現在、トドロクツキにはイキリンコexやミュウexで最速を目指すスタンダード型、『あだうちやばね』のトドロクツキとのコンビネーションで戦う黒古代と呼ばれる2種類がある。

サーナイトex

【サーナイトex】ジムバトル優勝デッキレシピ
ニシカワハル選手作成(※トレカキャンプスポンサー選手)

サーナイトexの特性【サイコエンブレイス】でたねポケモンのアタッカーたちを彩る。フワンテ、サケブシッポ、ミミッキュ、ハバタクカミ等、場面とマッチアップごとに対応したポケモンで戦うことで相手の立ち回りが難しくなるように戦う。

超タイプのたねポケモンには一風変わった能力を備えたものが多く、サーナイトexは本来このようなポケモンたちを細かく運用して戦うデッキとなるように開発されたものと思われる。特殊能力を持ったたねポケモン+サイコエンブレイスの組み合わせは環境に対するメタカードをリリースしやすく、環境考察が行き詰まったときに、その答えはサーナイトの中にある、となればいいなと願う開発陣の思想が読み取れる。

イダイナキバLO

ワザ『じばんほうかい』にて相手の山札切れを目指す能動的ライブラリアウトデッキ。「古代」のサポートを使ったあとに『じばんほうかい』を使うことで1ターンで相手の山札を4枚トラッシュすることができる。

その回数、およそ4枚×8回の『じばんほうかい』で勝利できると言われており、使用者はこの8回を意識したプレイと構築が求められる。特別有利なデッキもいたり、特別不利なデッキもいたりと、勝敗はマッチアップに大きく依存する。しかし『じばんほうかい』でトラッシュされるカードによっては相手のリソース切れ勝利も狙えるため、机上では到底測れない実対戦ならではの因果で勝利を引き寄せる。

タケルライコex

自分の場のポケモンについている基本エネルギーを好きなだけトラッシュし、その数×70ダメージを与えるワザ『きょくらいごう』をメインに据え戦う。その倍率は現環境トップのダメージ倍率を誇る。

『きょくらいごう』のみをで戦うと立ち回りが一辺倒となるため、相方には柔和な動きを促進するものが選ばれる。3/26【火】現在、タケルライコのデッキタイプはスナノケガワexを相方にしたスタンダード型、ロスト型、サーナイト型、オリジンパルキア型など多岐にわたる。

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