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更新日:10/24【金】
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ポケカプロリーグ開催!
「インフェルノX」環境考察
10/18【土】~10/19【日】環境考察
アブソルに強いタケルライコやソウブレイズの増加を見込む基礎解釈からメタ読みを始める週だった。
サーフゴー:アブソルやサーナイト等、散々メタの話題が上がったにも関わらず首位独走。岩オーガポンや増加傾向のイワパレスを突破するためにメガミミロップ採用デッキ登場。当初は岩ポンやイワパレス突破目的で採用されていたメガミミロップだが、フトゥーやプライムとの相性が抜群で、適当に投げてもかなり強い。逆境を乗り越えてデッキレシピは一つ上のステージへ昇華。
ドラパルト:アブソル警戒でややナーバスになっている印象。実際は後攻を取れた側がわずかに有利を取るゲーム展開なのだが、アブソルのデッキレシピからほとばしるドラパルトへの殺意に気圧され萎縮したか。結果としてシェア率・勝率ともにダウン。
サーナイト:勇気のおまもりプルリルはサーフゴーに対して有効だが、タネが割れると対策は簡単。結果メガミミロップ採用型を誕生させてしまい、そのミミロップが各マッチで大暴れ中。
オーロンゲ:勝率、シェア率共に激減。もし、10/18【土】~10/19【日】期間のテーマが「アブソル」だったのであれば、数字上最も被害を受けたのがオーロンゲ。
タケルライコ:シェア率、勝率共に好調。オーロンゲとは真反対の評価。10/18【土】~10/19【日】期間のテーマが「アブソル」だったのであれば、数字上で最も活躍したのがタケルライコ。
リザードン:大快進撃継続。アブソルの台頭によってドラパルトの勢いがやや落ち着いた結果、破竹の勢いを見せる。サーフゴーへのイーユイ、オーガポンやイワパレスへのミミロップやメガリザ、コダックへのクレッフィ、サーナイトへの悪弱点など、そのカスタマイズ性能の高さから全体面マルチに見れており、シェア率の高さに説得力を持たせている。
ソウブレイズ:アブソルのおかげで有利マッチが1つ環境に増えた格好になり、握りやすい週だった。
アブソル:海外産デッキ日本上陸。しかし海外と日本の対戦ルールは若干の差異があるため、うまく適応できるかがテーマ。幸い、単純にアタックが強いデッキのため生き残っているが、問題は詰ませコンセプトの方が通用するかどうか。
フーディン:アブソルに有利なこと、アブソルに有利なデッキに有利なことから、メタゲームの最適解を掴み勝率を激的に伸ばす。
メガルカリオ:アブソルに強いことで立ち位置は悪くなかった。構築面は変化せず現状維持。デッキパワーを維持するための必須枠が多く、構築自由度は低い。
バクフーン:サーフゴーに強い1点で環境に残り続けている。他のデッキに対してはフーディンの方が戦えるという印象。
ポケカの環境とは?
トーナメントシーンで活躍するポケモン群をポケカの環境デッキと言います。環境はTier上位のデッキで形成され、現在【R7/10/24】では、サーフゴーex.リザードンexが環境の中心にいるデッキです。
Tier(ティア)とは?
Tier(ティア)とは、「段」「階層」のこと。
ポケモンカードではデッキの強さや評価を格付けしたものを表します。強い順からTier1,Tier2,Tier3…(またはS、A、B…)と用いられることが一般的です。
Tier表には顕在的Tierと潜在的Tierの2種類が存在します。
顕在的Tier: 使用者数を基準に作成されたTier表
潜在的Tier: 環境に対してそのデッキが持つ本質的な強さを評価したTier表
潜在的Tierは個人の体験や主観に左右されやすく、一意に定めることができません。そのため、SNSやYouTubeなどで発信される多くのTier表は、顕在的Tier表に基づいています。(当サイトでも使用者数を基準にランキングを作成しています。)
Tier ランキング

↓↓遷移

Tier2帯とTier3帯の使用率には大きな隔たりがあり、ドラパルト、サーフゴー、サーナイト、リザードン、オーロンゲ、タケルライコ、ソウブレイズの上位の7デッキ(SNS上では『BIG6』『BIG7』と呼ばれる)がループするという構図は以前と変わっていない。
インフェルノX環境も中盤戦に突入。海外の強豪プレイヤー・Tord選手が作成したメガアブソルデッキが日本に上陸した。
ドラパルト、サーナイト、サーフゴーといった環境上位デッキに対して強く、メタゲームを大きくかき回している。
このメタゲームにいち早く反応できたのがサーフゴー。メガミミロップexを採用することで、アブソルに対抗できるようカスタマイズ。このメガミミロップが想像以上に強く、デッキパワーの底上げに繋がった。まさに棚ぼた。
このメタゲームの波に便乗できたのがタケルライコとフーディン。アブソルに対して有利、メガアブソルに有利なデッキに有利として、シェア率を大きく伸ばす。
このメタゲームに敗北したのオーロンゲ。シェア率・勝率ともに大幅減で上位から陥落。アブソル熱が冷めない限り、復活の兆しが見えないほどコテンパンに叩かれてしまった。
Tier1【Sランク】
サーフゴーex






ブラックボルト/ホワイトフレアによって強化を受け、一気に環境デッキとして再浮上したデッキタイプ。ゲノセクトexの特性【メタルシグナル】により安定感が向上したことで序盤の出遅れが減少した。手札からエネルギーを捨てる都合上、盤面で明確なリーサルプランを描きにくい側面はあるものの、特性によって大量のドローを得ることで、「ボスの指令」や「フトゥー博士のシナリオ」といった、状況に応じたサポートカードを柔軟に使用できる点が強み。
現在、最も構築が読みづらいデッキがサーフゴーデッキ。デッキタイプでは【転送PRO型、ルナソル型、バチュル型】といった選択肢。さらにピクニックバスケットやフトゥー博士のシナリオの枚数配分など、細部までバリエーションに富んでいる。
インフェルノX環境
10/18【土】~10/19【日】
インフェルノXでの強化は受けていないが、引き続き環境トップ。
サーフゴーには主に3種類の型が存在し、一番多いのはCL横浜で結果を残したルナトーン+ソルロック型。安定感とドロー枚数が抜きん出ており、シェア率1位も納得の構築である。サーフゴーと言えば、今や「ルナトーン+ソルロック」型を標準想定したので良い。
サーフゴールナソル型のようなルナトーン+ソルロックを採用しているデッキでは、メインポケモンよりもソルロック速攻の強さが評価されている傾向が強い。
立ち回り関連では、純サーナイトの「勇気のおまもり」+プルリルが辛いことが周知され始めた。(ソルロックの攻撃を勇気のおまもり付きプルリルで受けられると、マシマシラのアドレナブレインで返され続け、対戦が前に進まない。そのため、プルリルの処理をサーフゴーexで行う必要が出てくるが、サーフゴーexでおまもり付きのプルリルを倒すにはエネルギーを3枚要する。ゆえにグッズロックが継続するとサーフゴー側はエネルギーを拾えず、攻撃の手が止まってしまう)。
というのが先週までの評価だったが、メガミミロップexを採用することである程度解決。
また、本来おまもりプルリルや岩ポン対策目的で採用したメガミミロップexだったが、フトゥー博士のシナリオやプライムキャッチャーとの相性が抜群ということもあり、単体で使っても強く、むしろこの逆境を経て強化された感すらある。
リザードンex






ドラパルト以外のデッキに対してはなかなか器用に立ち回るデッキ。一方、グッズロックが厳しめであり、ドラパルトに対しては割り切った方が良いくらいの相性差がある。
リザードンと言えばヨノワール採用型(ボムリザ)が長らく一般的であったが、コダックが出てくるとボムラインは完全機能停止するため、ボム不採用型の需要が上がっている。(ドラパと違い、コダックを処理するためにはリザードンexがコダックに直接手を下さなければならないため、ゲームを大きく迂回させられる。一方、ドラパはファントムダイブの余波でコダックをながら取りができるので、コダックが出てきても効果は薄く、むしろサイドを稼げて嬉しい場合も多い。同じコダックでも、ドラパルトとリザードンではボムに対する制限が天地ほどの差がある。)
インフェルノX環境
10/18【土】~10/19【日】
メガリザードンXの登場により、マシマシラ型に加えて、メガリザードンXを採用したピジョット型や宝石型のリストが増加している。苦手としていたドラパルトやオーロンゲを序盤からワンパンできるようになったことで、「マシマシラゲーム」を否定する新たな勝ち筋が生まれた。
周囲の環境がリザードンにとって都合の良い方向へ変化した結果、快進撃を見せる。
サーフゴーへのイーユイ、岩ポンやイワパレスへのミミロップやメガリザードン、コダックへのクレッフィ、サーナイトへの悪弱点など、そのカスタマイズ性能の高さから全体面マルチに見れており、シェア率の高さに説得力を持たせている。
Tier2【Aランク】
サーナイトex




サーナイトexの特性【サイコエンブレイス】で多彩なアタッカーを彩るデッキ。ダメカンを自ら生成する【サイコエンブレイス】と、マシマシラの特性【アドレナブレイン】が無限のシナジーを生み出し、かつてないほどの逆転力を備えている。さらに、このデッキに採用されるすべてのポケモンがアタッカーとなり得るため、選択肢の豊富さから日本・海外を問わず不動の人気を集めている。
インフェルノX環境
10/18【土】~10/19【日】
サーフゴーをグッズロックでメタった先週だったが、今週は逆にメガミミロップexやスイレンのお世話によってメタられる側に回った。雑なグッズロックでは勝ちきれなくなっており、今後は別のアプローチを模索しなければサーフゴー対面が厳しい。
※ワザマシンエヴォリューション型では、エネルギーの落ち方やマシマシラの育成速度が間に合わず、ふしぎなあめ3枚構築で速度勝負を仕掛けたとしても勝てるはずもなく。
現在も勝ち筋を模索しているが、サーフゴー側が事故しない限りは依然として分が悪い。
ドラパルトex




ドロンチの特性【ていさつしれい】による中盤以降の安定感と、ワザ『ファントムダイブ』の高いパフォーマンスが支持を集めているデッキ。
ボムドラパへのコンセプト評価は常に最大を与えるべきと考える。(ボムボムナンジャモファントムダイブは相性差を覆す。このコンセプトは特定のデッキのシェア率の増減により弱体化するものではなく、普遍的なもの。)
したがって、ボムドラパのシェア率が落ちたとしても、それは単なる気まぐれに過ぎず、ボムドラパへのガードを下げて良い理由にはならない。
インフェルノX環境
10/18【土】~10/19【日】
アブソルの登場によりシェア率を大きく落とす。アブソルのデッキレシピを見る限りでは、十戦すれば十戦ともアブソルが勝ちそうなほど、ドラパルトへの圧力を感じる。
しかし実際に対戦してみると印象ほど一方的ではなく、意外と戦える。ファーストインプレッションと世間の空気感でデッキ判断をしてしまい、ドラパルトを握ることをためらってしまった結果、このシェア率になったのではないかと読む。
タケルライコex




攻撃までのハードルが低く、相手の盤面が完成する前に強制的にサイドレースへ参加させることができる。その結果、相手が立ち遅れると、巻き返し不可能な段階まで一気に試合が進行する。
各デッキ、VSタケルライコには、メタカードを用いず、デッキが持つ純粋な回転力そのもので勝ちきらなければならないフェーズに入っている。よって、タケルライコを意識して構築を見直すというプレイヤーは皆無。いや、皆無であるべきだ。タケルライコは肯定的に捉えるにせよ否定的に捉えるにせよ、環境に存在しているだけであり、他に影響を及ぼさない石像と化している。
ただ、ほとんどのプレイヤーはタケルライコに対しては満足な練習を終えており、「タケルライコへの立ち回りが甘い」というプレイヤーは、もうあまり存在しないだろう。環境立ち位置よりも、この”タケルライコ丸裸状態”の方がよほど深刻に思えるが、果たして…。
インフェルノX環境
10/18【土】~10/19【日】
メガアブソルやメガガルーラなど、メガシンカexが存在感を示したことで入賞率を一気に伸ばした。
新弾のファイヤー登場によって一時はシェア率を落としたものの、サーフゴーに対して先攻2ターン目からジャッジマンを打ち込むことで押し切る展開を作りやすいなどの良い立ち回りの話もあり、環境的に再び立ち位置を取り戻した印象。
ソウブレイズex




ソウブレイズexのワザ『しんえんほむら』でワンパンを狙うデッキ。
環境デッキの中でも、いや、現存するポケモンカードのデッキ全体を見渡しても、トップクラスにシンプルな構築。その扱いやすさから、初心者プレイヤーからも絶大な支持を集めている。
インフェルノX環境
10/18【土】~10/19【日】
CL横浜の週から急激にシェアを伸ばしてきた。サーフゴーにはタイプ相性で有利を取り、2進化相手には展開速度で有利を取る。ソルロック+ルナトーンのギミックとの相性が良く、デッキの安定感が大幅に向上した。
エーススペックは「レガシーエネルギー」が主流。ソウブレイズのミラーマッチを意識し、「レガシーエネルギー」を割れる「ヒートバーナー」を採用した構築が多い。似た思想を持つルナソルサーフゴーと比べると、序盤の火力が出しにくく、使いたいサポートを使いづらい場面もあるが、「ブライア」を使える点が明確な差別化要素となっている。
流行中のアブソルに強気に出れるデッキ。Tier2ポジションも板についてきており、デッキとして選ばれる理由を持つようになってきた。
Tier3【Bランク】
マリィのオーロンゲex




ターンを重ねるごとに有利になるコンセプトを持ち、可能な限り運の要素を排除したいと考える上級者層に好まれるデッキである。「対戦に勝つ」という一点に対してストイックなプレイヤーたちが使用する強者のデッキ。多くのプレイヤーの知見が結集し、デッキ完成度は極めて高い。
マシマシラを複数用意するため、プレイの難易度は環境の中でもトップクラス。プレイングの良し悪しも勝てば官軍状態。正しいプレイングが存在することすら懐疑的な空中戦デッキであり、理論よりも直感や瞬間の判断が重視される。
インフェルノX環境
10/18【土】~10/19【日】
サーフゴーのシェア率が依然として高いため、立ち位置はよくない。またサーナイトデッキのメガディアンシーexがキツい。メガディアンシーexに「勇気のおまもり」がつけば『シャドーバレット』の2パンでも沈めることができないため、明確な向かい風が1つ増えている。(メガディアンシーexを2パンできないため、ベンチに下がられると攻撃1回ぶんが無駄になる)。
他のデッキがアップデートを重ねて入賞数を伸ばす中、オーロンゲにのみ構築面での変化が見られない。これはオーロンゲが強かった時期に使用していたプレイヤーが環境の変化に敏感で、すでに他のデッキへ移行したためと考察している。
要するにオーロンゲを使っていた上位プレイヤーが一斉に離れた結果、デッキの開拓が停滞している印象である。実際このデッキだけはどれほど環境が動いても構築は変化していない。
メガアブソルex




海外大会で大活躍し、満を持して日本に上陸したデッキ。
後攻1ターン目からプレシャスキャリーとワザマシン『エナジーターボ』で盤面を組み、後攻2ターン目からメガアブソルexのワザ『あくのかぎづめ』で相手の手札を削りながら攻撃していく。
上記はメインプランであるが、他対面によっては採る戦術がまったく異なる。
青天井ダメージデッキにはイベルタルでの縛りプラン、特性持ちのデッキには岩オーガポンによる詰ませプランを取る。しかし、この戦術は海外環境では有効であっても、日本環境では完全に噛み合っておらず、明確な脆弱性を抱えたままの来日となった。
インフェルノX環境
10/18【土】~10/19【日】
今週もっとも警戒されていたデッキだが、性質としてはメタビートの一種であり、環境の先頭に立って突き進むタイプではない。この先シェア率はさらに低下していき、警戒が薄れたタイミングで再び大きく暴れるといった流れになるだろう。
海外と日本では対戦ルールに若干の差異があるため、うまく適応できるかが今後の課題となる。
幸い、このデッキは単純にアタックが強いデッキタイプ(殴ってサイドを取る)のデッキであるため生き残っている。問題は、「詰ませ」コンセプトの方が日本のルール下でどこまで通用するか。
このデッキは、殴り合いで勝てない相手には速やかに「詰ませプラン」へ移行する2面性を備えたたものだが、このプラン自体が日本のルールとやや噛み合っていない。
現状ではゴリ押しプランで勝っている印象が強く、でもそれはこのデッキ本来の趣旨からズレているのではないかと感じる。
フーディン




ユンゲラーとフーディンの特性【サイコドロー】、ノココッチとリッチエネルギーによる大量ドローで手札を確保するデッキ。非exがメインアタッカーのため、ダメカンばら撒き系のデッキには成す術なく敗れてしまうアーキタイプだったが、「バトルコロシアム」の収録により風向きが変わる。
手札干渉の少ないサーフゴーのシェア率が高い現在、そこに対して明確に有利を取れる点が強み。オーロンゲやサーナイトに対しては、「バトルコロシアム」多投による圧殺で無理やり勝利をもぎ取っている。一方、ケーシィのHPが低いため、ドラパルト相手は「バトルコロシアム」があってもやや苦手。
インフェルノX環境
10/18【土】~10/19【日】
アブソルに有利なこと、アブソルに有利なデッキに有利なことから、メタゲームの最適解を掴み勝率を激的に伸ばした。
メガルカリオex




サーナイトには勝てないが、それ以外のデッキには有利に立ち回りやすいと話題。
昨今はあまり見かけなくなったが、ルカリオは「Tier1一点切り」という考え方で生存権が認められている。
サーナイトのシェア率は多くても全体の2割にとどまる。残り8割に勝てるのであれば、その2割を割り切るのは合理的と判断するもの。
2進化exをワンパンするダメージ、非ルールアタッカー、ベンチの呼び出しやすさなど、対戦を有利に進めるロジックは一通り揃えているポケモンカードの王道デッキ。あとは果たしてこの王道が通用するのかどうか。(環境が邪道ばかりで、邪道が強すぎる)
サーフゴーやタケルライコを厚く見たければ非ルールビート、2進化を重く見たければメガルカリオ+フトゥー厚め。リバーサルや、ルカリオex等の枚数を1~2枚いじるだけだが、この微調整の加減にセンスが光り、意思が宿る。
テラスタルバレット




オーガポンいどのめんexのワザ『げきりゅうポンプ』の通りが良いこと、この一点のみを武器に環境デッキへカムバック。
テラスタルバレットは動きは単調+パワーの上限値もBIG6には劣っている。現状、タネが割れているにもかかわらず成績を残せているのは、ノーマークの状態での『げきりゅうポンプ』が通っているからに過ぎない。いつ対策されてもおかしくないが、正直テラスタルバレットにまで対策の手が回らないのが実情であるため、当分無視され続けてダークホースの位置に居座り続ける可能性もある。明日の保証は一切ないものの、環境的には有利なデッキではある。
バチュルバレット




ドラパルトex+リザードンex

相手によってアタッカーを切り替えることで対戦を有利に進めることができるデッキ。不利対面がないぶん、有利対面もないため、プレイヤーの自力が求められるデッキ。
BIG6に肩を並べるかと問われれば、パフォーマンスは高いものの、一歩及ばない印象は否めない。
その理由は、BIG6はパワー・スピード・再現性・逆転性といった、いずれかの要素を極限まで高めた積極的なメリットを備えているのに対して、このデッキは「どのデッキとも対等に戦える」という、他者に依存した消極的なメリットに終始している点にある。
この「どのデッキとも対等に戦える」という特性をどのように解釈し、どこまで引き伸ばせるかが課題。
Tier4【Cランク】
シロナのガブリアスex




ヒビキのバクフーン





















