【2025年6月最新】ポケカ環境デッキランキング【Tier】

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更新日:6/29【日】

ポケカの環境とは?

トーナメントシーンで活躍するポケモン群をポケカの環境デッキと言います。環境はTier上位のデッキで形成され、現在【R7/6/30】では、ドラパルトex.タケルライコex.サーナイトex.マリィのオーロンゲexが環境の中心にいるデッキです。

Tier ランキング

6/23【月】~6/29【日】

効果自体はユニークなカードが多いものの、その多くは対戦の補助に回る効果であり、肝心のポケモン自体のスペックは高くない。結果として、ロケット団の栄光環境で既に活躍しているポケモンたちが、引き続きランキング上位を占める。結局、ブラックボルト/ホワイトフレアで新アーキタイプは1つも環境入りしていない。

Tier1【Sランク】

ドラパルトex

【ドラパルトex】ジムバトル優勝デッキレシピ
NAIC【北アメリカ国際選手権】 TOP4 参加者3795名
【Tord Reklev選手使用】
【ドラパルトex】ジムバトル優勝デッキレシピ
ジャパンチャンピオンシップス TOP8

ブラックボルト/ホワイトフレア環境

ボム型とボムなし型の2種類が存在しており、いずれもドロンチの特性【ていさつしれい】による中盤以降の安定感と、ワザ『ファントムダイブ』の高いパフォーマンスが魅力である。
圧倒的に不利とされるサーナイトというデッキが1つ存在するものの、それ以外に対しては大きな不利がつく相手は少なく、強気に卓に座れる。

ボム型とボムなし型で有利不利のマッチアップに大きな差は見られないが、ボム型の方が取れるプランが多く、上振れた際の破壊力は環境全体でも随一である。

一方、ボムなし型はメタカードの採用により環境上位デッキへの対応力を重視した構築となっている。特に6月15日に開催されたNAICにおいて、トード・レクレフ選手が使用したボムなし型のドラパルトは、サポートを厚く採用しオーロンゲに対してマシマシラの数的有利を維持できるよう構築されている。
Tier1と予想されていたオーロンゲはこの構築の出現によって、新たな苦手対面を突きつけられた格好となる。

タケルライコex

【タケルライコex】ジムバトル優勝デッキレシピ
ジャパンチャンピオンシップス 優勝

ブラックボルト/ホワイトフレア環境

攻撃までのハードルが低く、相手の盤面が完成する前に強制的にサイドレースへ参加させることができる。その結果、相手が立ち遅れると、巻き返し不可能な段階まで一気に試合が進行する。

タケルライコはサイドの複数取りの手段を持たず、必殺の大技があるわけでもないので、相手の動きが強い場合には順当に敗れることもしばしば。しかし勝率全体で見れば、タケルライコに対して明確に優位な勝率を示せるデッキはほとんど存在しない。究極のベーシックデッキ。

サーナイトex

ジャパンチャンピオンシップス TOP8

ブラックボルト/ホワイトフレア環境

ドラパルトリザードン、リザードン、オーロンゲと、悪タイプによるサーナイト包囲網が形成されつつあり、その影響でサーナイトはシェア率をやや落としている。「弱点を突かれること=不利マッチ」と解釈するのであれば、サーナイトは現環境で半数以上のデッキに対して不利を強いられている立ち位置。この『不利マッチの数が多い』という前提をどう覆すかが今のサーナイトのテーマとなっている。

今後の動向→
ブルンゲルexにより強化を得たか?ブルンゲルexもサーナイトexと同様に悪弱点のため、根本的な相性関係の解決には至っていないか?

マリィのオーロンゲex

【マリィのオーロンゲex】ジムバトル優勝デッキレシピ
ジャパンチャンピオンシップス 準優勝

ブラックボルト/ホワイトフレア環境

ターンを重ねるごとに有利になるコンセプトを持ち、可能な限り運の要素を排除したいと考える上級者層に好まれるデッキである。「対戦に勝つ」という一点に対してストイックなプレイヤーたちが、次々とオーロンゲへと流れている。このデッキもタケルライコと同様、多くのプレイヤーの知見が結集し、デッキ完成度は極めて高い。

扱いが難しいデッキではあるが、使い込むほどに勝率という形でリターンが得られやすく、環境において最も『常勝』という思想に近い。

デッキの柔軟性やパワーが評価されている一方、使用率はなぜか下がっている。多くの人はこの矛盾の理由を指摘できないため、オーロンゲに対しての言及が難しい。

Tier2【Aランク】

サーフゴーex

【サーフゴーex】ジムバトル優勝デッキレシピ
ジャパンチャンピオンシップス TOP16

ブラックボルト/ホワイトフレア環境

ブラックボルト/ホワイトフレアによって強化を受け、一気に環境デッキとして再浮上した構築である。
安定感が向上したことで序盤の出遅れが減少した。
手札からエネルギーを捨てる都合上、盤面で明確なリーサルプランを描きにくい側面はあるものの、特性によって大量ドローが進行する点から、「ボスの指令」や「フトゥー博士のシナリオ」といった、状況に応じたサポートカードを柔軟に使用できる点が強みである。

そこそこ使い込んで試してみたが、使用感はタケルライコにかなり近い。ゲノセクトexの登場でも、そこまで立ち位置は変わらないと思っていたが、現在はかなり納得感のあるスピードでゲームを振り回すため、環境当初よりもプラスの評価を与えている。

サーナイトやバクフーンなど相性の悪いデッキも存在するが、ドラパルトやタケルライコと正面から互角に戦える数少ないデッキの一つであり、デッキ自体の人気の高さからも、使用者の増加が見込まれる。

ブリジュラスex

【ブリジュラスex】ジムバトル優勝デッキレシピ

ブラックボルト/ホワイトフレア環境

ゲノセクトexの採用により、ブリジュラスexのサーチが容易になったものの、ブリジュラスデッキ自体が大量にカードを引く構造であるため、そもそもサーチに困る場面は少ない。
そこで、さらにブロロロームを採用することで、特性によって山札を引きつつ、「ボスの指令」や「からておうの稽古」といった盤面干渉サポートを活用していきたい。

古の戦略の話になるが、「特性で山札を引いて、サポートは盤面に干渉するカードを使う」という戦法を取れるデッキが猛威を振るっていた時代があった。(2017年ルガゾロ、夜の行進等。しかし近年は、環境の調整によりドロー手段の優先度ばかりが高まり、サポート枠を盤面干渉に割く余裕がなくなってきたという遷移)

ブリジュラスも「サポートで山札を引く」のではなく、「特性で山札を引き、サポートで盤面に干渉する」という構成が確立すれば、デッキとしての立ち位置は大きく改善される可能性がある。

ヒビキのバクフーン

【ヒビキのバクフーン】ジムバトル優勝デッキレシピ

ブラックボルト/ホワイトフレア環境

新弾によって強化されたデッキの一つであり、事前評価は高かった。
しかし蓋を開けてみれば、ドラパルト、サーナイト、オーロンゲといったデッキのシェアが高い環境となっており、非exであることによる「1ターンにサイドを1枚しか取られない」という本来の強みが、ほとんど機能していない。

見た目上は十分に戦えそうに見えるタケルライコに対しても、展開速度で押し切られる試合が散見され、期待されたほどの勝率は上がっていないという印象。
殴りだしは早ければ早いほど良く、難しいサイドレースの兼ね合いを考える必要がないため、今のプチ人気は新規参入層に支えられてのシェア率か?

Tier3【Bランク】

リザードンex

【リザードンex】ジムバトル優勝デッキレシピ
ジャパンチャンピオンシップス TOP8

ブラックボルト/ホワイトフレア環境

ドラパルトが環境トップに位置していることから、立ち位置としては芳しくないデッキである。
しかし、元々のデッキパワーの高さに加え、それ以外の多くのデッキに対して大きな不利を取らない点から一定の使用数は維持されている。

ただしドラパルトの増加に伴い、対策としてコダックを採用するデッキも増加傾向にあり、その巻き添えを受けている。結果としてドラパルト本体とそのメタカードの双方に苦しめられるという二重の逆風であり、使用には割り切った判断が求められる。

バチュルバレット

【バチュルバレット】ジムバトル優勝デッキレシピ
ジャパンチャンピオンシップス TOP4

ブラックボルト/ホワイトフレア環境

「ポケモンリーグ本部」への憂い、Tier1に位置するタケルライコがチヲハウハネの採用を見送らないという2つの要因により、バチュルバレットの使用者は減少している。
バチュルバレットの本質的な弱点は、『1枚、2枚程度のピン刺しによる対策で完全に封じられてしまう』という、そのバチュルバレット対策への容易さと脆弱性にあるのであろう。

とりあえず、タケルライコにチヲハウハネが採用されているかどうかだけは必ずチェックしておかなければならない。

「アカマツ」を不採用にしてバチュルとシビビールでエネルギーを回す型が登場。

ブースターex

【ブースターex】ジムバトル優勝デッキレシピ

Nのゾロアークex

【Nのゾロアークex】ジムバトル優勝デッキレシピ

ゼクロムex+シビビール

【ゼクロムex/ミライドンex】ジムバトル優勝デッキレシピ

シロナのガブリアスex

【シロナのガブリアスex】ジムバトル優勝デッキレシピ

Tier4【Cランク】

バシャーモex

【バシャーモex】ジムバトル優勝デッキレシピ

おまつりおんど

【おまつりおんど】ジムバトル優勝デッキレシピ

ミロカロスex

【ミロカロスex】ジムバトル優勝デッキレシピ

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