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更新日:11/7【金】
「インフェルノX」環境考察
ポケカの環境とは?
トーナメントシーンで活躍するポケモン群をポケカの環境デッキと言います。環境はTier上位のデッキで形成され、現在【R7/11/7】では、サーフゴーex.ドラパルトexが環境の中心にいるデッキです。
11/1【土】~11/3【月】環境考察
環境が固定化。サーフゴーとサーナイトの完成度が高く、その両者に対して強く出られるリザードンが割って入る。そのリザードンをドラパルトで狩りに行きたいところだが、ドラパルトはサーフゴーやサーナイトに特別強いわけではないため、やや距離を置いて様子を見ている―そんな構図。
かなり説得力のあるバランスで拮抗しており、この均衡を打破する要因が下位層にない。
リザードン:シェア率維持。サーナイト、サーフゴーに対して有利に立ち回れるため人気。ドラパルトが懸念だが、ドラパルトに対してはサーフゴーが強力なストッパーになっている。絶妙な均衡があり、その均衡の中でも気持ち抜けているか?やはり強者はサーナイトを選択してくる環境のため、そこに強く出られるので握りやすい。
サーフゴー:シェア率維持。立ち位置としてはいまや名声を欲しいままにしている。環境に2進化デッキが増えたため、バチュル型の使用者もやや増加。
ドラパルト:シェア率増加。リザードンを食いに行っているが、リザードンの数が多すぎる。
サーナイト:シェア率維持。リザードンに採用されているジェットエネルギーのせいでサイコトリップ混乱が通らなくなってしまい、想像以上に相性が悪くなったと感じる。
オーロンゲ:シェア率をやや取り返したか?元々強いデッキなので多少増えても不思議ではないが、決してオーロンゲにチャンスが到来したから増えた訳ではない。
タケルライコ:シェア率増加。ファイヤーの採用率が減るにつれて少しずつ数が増えている。
ソウブレイズ:2進化デッキが増えたためパーフェクトミキサー型へ移行。アブソル増え気味で嬉しい。
アブソル:シェア率、勝率共に増加。そろそろ話題がアブソルから別のデッキへ移り変わろうとしている絶妙な時期。ですが….。トパンガの配信はご覧になりましたか?そう、このデッキはとにかく時間が足りない。あの配信を見てアブソルを使いたいと思う人はいるのか…?と疑問。
Tier ランキング

↓↓遷移

Tier(ティア)とは?
Tier(ティア)とは、「段」「階層」のこと。
ポケモンカードではデッキの強さや評価を格付けしたものを表します。強い順からTier1,Tier2,Tier3…(またはS、A、B…)と用いられることが一般的です。
Tier表には顕在的Tierと潜在的Tierの2種類が存在します。
顕在的Tier: 使用者数を基準に作成されたTier表
潜在的Tier: 環境に対してそのデッキが持つ本質的な強さを評価したTier表
潜在的Tierは個人の体験や主観に左右されやすく、一意に定めることができません。そのため、SNSやYouTubeなどで発信される多くのTier表は、顕在的Tier表に基づいています。(当サイトでも使用者数を基準にランキングを作成しています。)
Tier2帯とTier3帯の使用率には大きな隔たりがあり、ドラパルト、サーフゴー、サーナイト、リザードン、オーロンゲ、タケルライコ、ソウブレイズの上位の7デッキ(SNS上では『BIG6』と呼ばれる)がループするという構図は以前と変わっていない。
そして今、BIG6の席に入れ替わりの兆しがある。
長らく“常勝”の象徴とされてきたオーロンゲが、その座をソウブレイズに譲る可能性が見えてきた。
現在のオーロンゲは、サーフゴーの回復と速攻、サーナイトのメガディアンシー、リザードンのカースドボム、タケルライコのテツノイサハexまど、いずれに対してもわずかに隙を与えてしまっている。その隙の積み重ねにより、シェア率と勝率を落とし続けている。
オーロンゲが強いデッキであることは絶対に間違っていない。Tier3に甘んじるポテンシャルのデッキではないことは断言できる。しかし、その実力を認めているがゆえにどのデッキもマークを外してくれない。かつては強者が選ぶデッキというイメージを背負い続けてきたオーロンゲだが、今まさに崖っぷち。
上位争いは、リザードン、サーフゴー、ドラパルト、サーナイトの4デッキによる絶妙な均衡の上に成り立っており、その中でも2デッキに有利を取れるリザードンが、わずかに環境をコントロールしている印象。有利不利の捉え方は派閥によって異なりそうだが、4デッキ間で均衡が取れているという前提自体は、データ上否定できない。
守るより、どのデッキを使ってどのデッキを倒しに行くか。攻撃特化の環境が到来している。
▼各デッキ採用率検索システム▼
Tier1【Sランク】
サーフゴーex






ブラックボルト/ホワイトフレアによって強化を受け、一気に環境デッキとして再浮上したデッキタイプ。ゲノセクトexの特性【メタルシグナル】により安定感が向上したことで序盤の出遅れが減少した。手札からエネルギーを捨てる都合上、盤面で明確なリーサルプランを描きにくい側面はあるものの、特性によって大量のドローを得ることで、「ボスの指令」や「フトゥー博士のシナリオ」といった、状況に応じたサポートカードを柔軟に使用できる点が強み。
高いシェア率と高い勝率を長期間維持している。多くのプレイヤーに支持されている証左であり、インフェルノX環境において認められた、最高峰の「勝ちデッキ」の代表格と称しても差し支えないだろう。
インフェルノX環境
11/1【土】~11/3【月】
インフェルノXでの強化は受けていないが、引き続き環境トップ。
サーフゴーには主に3種類の型が存在し、一番多いのはCL横浜で結果を残したルナトーン+ソルロック型。安定感とドロー枚数が抜きん出ており、シェア率1位も納得の構築である。サーフゴーと言えば、今や「ルナトーン+ソルロック」型を標準想定したので良い。
サーフゴールナソル型のようなルナトーン+ソルロックを採用しているデッキでは、メインポケモンよりもソルロック速攻の強さが評価されている傾向が強い。
立ち回り関連では、純サーナイトの「勇気のおまもり」+プルリルのみが現環境、唯一の懸念。(ソルロックの攻撃を勇気のおまもり付きプルリルで受けられると、マシマシラのアドレナブレインで返され続け、対戦が前に進まない。そのため、プルリルの処理をサーフゴーexで行う必要が出てくるが、サーフゴーexでおまもり付きのプルリルを倒すにはエネルギーを3枚要する。ゆえにグッズロックが継続するとサーフゴー側はエネルギーを拾えず、攻撃の手が止まってしまう)。
これの対策カードが「スイレンのお世話」「メガミミロップex」。このロックに対する立ち回りはよく練習しておいた方が良い。これさえ乗り切れるならサーフゴーは現状無敵の立ち位置である。
ドラパルトex






ドロンチの特性【ていさつしれい】による中盤以降の安定感と、ワザ『ファントムダイブ』の高いパフォーマンスが支持を集めているデッキ。
ボムドラパへのコンセプト評価は常に最大を与えるべきと考える。(ボムボムナンジャモファントムダイブは相性差を覆す。このコンセプトは特定のデッキのシェア率の増減により弱体化するものではなく、普遍的なもの。)
したがって、ボムドラパのシェア率が落ちたとしても、それは単なる気まぐれに過ぎず、ボムドラパへのガードを下げて良い理由にはならない。
机上論での有利対面こそ少ないもの、実対戦ならではの因果で勝利を引き寄せる。環境で唯一、すべてのデッキに勝ちうるデッキ。
インフェルノX環境
11/1【土】~11/3【月】
先週のリザードン大増加を契機にシェア率を伸ばし、大車輪の活躍を見せた。しかしリザードンの数があまりに多く、食いきれなかった印象
天敵であるサーフゴーとの相性関係は依然として変わらないが、サーナイトはトパンガリーグの影響、あるいは単なるトレンドか、リーリエのピッピの採用率が30.7%と週を追うごとに減少している。特にリーリエのピッピexは成績上位デッキになるほど採用率が低下しており、上級者間では不採用が主流となりつつある。
リザードンという有利デッキが増えたこと、リーリエのピッピの憂いが減ったこと。この二つの要因が重なり、ここ最近では最も風通しの良い1週間だった。
リザードンex






ドラパルト以外のデッキに対してはなかなか器用に立ち回るデッキ。一方、グッズロックが厳しめであり、ドラパルトに対しては割り切った方が良いくらいの相性差がある。
デッキタイプはヨノワール+ジェットクレッフィ型が大流行。ジェットクレッフィはコダックの他に、ルナサイクル、アドレナブレイン、マシマシラのサイコトリップの混乱解除など、環境に幅広く対応している。
環境に合わせてデッキをチューニングできる、このカスタマイズ性能の高さもリザードンの魅力のひとつ。
インフェルノX環境
11/1【土】~11/3【月】
環境の二大トップであるサーフゴーとサーナイトに対して、リザードンは有利を取る。そのリザードンを迎え撃ちたいドラパルトだが、ドラパルトはサーフゴーとサーナイトに特別強いわけではないため、やや使うには勇気が必要。そのため、リザードンプレイヤー目線「次の対戦は不利対面が来るのではないか?」という精神的な怯えも少なく、メンタルの波は穏やかだったに違いない。
実際にはドラパルトの数が多く勝率自体は落としたものの、有利対面の多さから見て、環境を動かす実権は依然としてリザードンが握っている印象。
サーフゴーへのイーユイ、岩ポンやイワパレスへのミミロップやメガリザードン、コダックへのクレッフィ、サーナイトへの悪弱点など、そのカスタマイズ性能の高さから全体面マルチに見れており、シェア率の高さに説得力を持たせている。
サーナイトex




サーナイトexの特性【サイコエンブレイス】で多彩なアタッカーを彩るデッキ。ダメカンを自ら生成する【サイコエンブレイス】と、マシマシラの特性【アドレナブレイン】が無限のシナジーを生み出し、かつてないほどの逆転力を備えている。さらに、このデッキに採用されるすべてのポケモンがアタッカーとなり得るため、選択肢の豊富さから日本・海外を問わず不動の人気を集めている。
インフェルノX環境
11/1【土】~11/3【月】
高いシェア率と高い勝率を維持している。
トパンガリーグでは多くのプロプレイヤーがサーナイトを使用し、配信コメントを大いに沸かせた。あの粘り強い戦いぶりを見せられると「自分もサーナイトを使ってみたい」と感じたプレイヤーは確実に増えただろう。
シェア率とは、このような些細な理由に案外強く反応するイメージがある。シティリーグはともかく、ジムバトル等の店舗大会では本当に増えそう。
Tier2【Aランク】
タケルライコex




攻撃までのハードルが低く、相手の盤面が完成する前に強制的にサイドレースへ参加させることができる。その結果、相手が立ち遅れると、巻き返し不可能な段階まで一気に試合が進行する。
各デッキ、VSタケルライコには、メタカードを用いず、デッキが持つ純粋な回転力そのもので勝ちきらなければならないフェーズに入っている。よって、タケルライコを意識して構築を見直すというプレイヤーは皆無。いや、皆無であるべきだ。タケルライコは肯定的に捉えるにせよ否定的に捉えるにせよ、環境に存在しているだけであり、他に影響を及ぼさない石像と化している。
ただ、ほとんどのプレイヤーはタケルライコに対しては満足な練習を終えており、「タケルライコへの立ち回りが甘い」というプレイヤーは、もうあまり存在しないだろう。環境立ち位置よりも、この”タケルライコ丸裸状態”の方がよほど深刻に思えるが、果たして…。
インフェルノX環境
11/1【土】~11/3【月】
タケルライコはサーフゴーにそこそこ強いデッキのため、ある程度のシェア率は担保されている。(先攻2ターン目にらくらいあらしのタケルライコを前にしてジャッジマン使用。これをサーフゴー側が裏呼びしながらサイドを2枚取るのは相当難しい)。
そして環境全体でファイヤーの採用率も下がってきており、動きやすい空気感へ。シェア率を取り戻しつつある。
Tier3【Bランク】
ソウブレイズex




ソウブレイズexのワザ『しんえんほむら』でワンパンを狙うデッキ。
環境デッキの中でも、いや、現存するポケモンカードのデッキ全体を見渡しても、トップクラスにシンプルな構築。その扱いやすさから、初心者プレイヤーからも絶大な支持を集めている。
CL横浜の週から急激にシェアを伸ばしてきた。サーフゴーにはタイプ相性で有利を取り、2進化相手には展開速度で有利を取る。ソルロック+ルナトーンのギミックとの相性が良く、デッキの安定感が大幅に向上した。
サーフゴーと似たようなゲームプランを取るデッキだが、「ブライア」を使用できる点が明確な差別化要素となっている。
インフェルノX環境
11/1【土】~11/3【月】
流行中のアブソルに強気に出れるデッキ。Tier2ポジションも板についてきており、デッキとして選ばれる理由を持つようになってきた。なんとなくSNSに漂う『強者はアブソルを認めている』みたいな空気感が、よりソウブレイズに拍車をかけてくれている。
レガシーエネルギー採用率60%、パーフェクトミキサー採用率38%。
単純なバトル場の殴り合いを制したい→レガシー 。2進化デッキに勝ちたい→ミキサー、と目的がある。
マリィのオーロンゲex




ターンを重ねるごとに有利になるコンセプトを持ち、可能な限り運の要素を排除したいと考える上級者層に好まれるデッキである。「対戦に勝つ」という一点に対してストイックなプレイヤーたちが使用する強者のデッキ。多くのプレイヤーの知見が結集し、デッキ完成度は極めて高い。
マシマシラを複数用意するため、プレイの難易度は環境の中でもトップクラス。プレイングの良し悪しも勝てば官軍状態。正しいプレイングが存在することすら懐疑的な空中戦デッキであり、理論よりも直感や瞬間の判断が重視される。
インフェルノX環境
11/1【土】~11/3【月】
サーフゴーのシェア率が依然として高いため、立ち位置はよくない。またサーナイトデッキのメガディアンシーexがキツい。メガディアンシーexに「勇気のおまもり」がつけば『シャドーバレット』の2パンでも沈めることができないため、明確な向かい風が1つ増えている。(メガディアンシーexを2パンできないため、ベンチに下がられると攻撃1回ぶんが無駄になる)。
他にもタケルライコのテツノイサハex、バチュルバレットの増加など、多くの微不利に包囲網を敷かれている。また、アブソルの影響か、多くのデッキが縛りコンセプトの対策を施しており、オーロンゲもその影響を少なからず受けている。
他のデッキがアップデートを重ねて入賞数を伸ばす中、オーロンゲにのみ構築面での変化が見られない。これはオーロンゲが強かった時期に使用していたプレイヤーが環境の変化に敏感で、すでに他のデッキへ移行したためと考察している。
要するにオーロンゲを使っていた上位プレイヤーが一斉に離れた結果、デッキの開拓が停滞している印象である。実際このデッキだけはどれほど環境が動いても構築は変化していない。
メガアブソルex




海外大会で大活躍し、満を持して日本に上陸したデッキ。
後攻1ターン目からプレシャスキャリーとワザマシン『エナジーターボ』で盤面を組み、後攻2ターン目からメガアブソルexのワザ『あくのかぎづめ』で相手の手札を削りながら攻撃していく。
上記はメインプランであるが、他対面によっては採る戦術がまったく異なる。
青天井ダメージデッキにはイベルタルでの縛りプラン、特性持ちのデッキには岩オーガポンによる詰ませプランを取る。しかし、この戦術は海外環境では有効であっても、日本環境では完全に噛み合っておらず、明確な脆弱性を抱えたままの来日となった。
海外と日本では対戦ルールに若干の差異があるため、うまく適応できるかが今後の課題となる。
幸い、このデッキは単純にアタックが強いデッキタイプ(殴ってサイドを取る)のデッキであるため生き残っている。問題は、「詰ませ」コンセプトの方が日本のルール下でどこまで通用するか。
インフェルノX環境
11/1【土】~11/3【月】
警戒は薄れてきているが、意識からは外れていない印象。大衆のメタ認知度としてはTier2相当だが、現実の立ち位置はTier3として発現しているといったところ。
岩オーガポンの通りが悪いため、岩オーガポンのスロットを「ビワ」や「クセロシキのたくらみ」に差し替えてリソースを削りにいく構築が増加。
フーディン




ユンゲラーとフーディンの特性【サイコドロー】、ノココッチとリッチエネルギーによる大量ドローで手札を確保するデッキ。非exがメインアタッカーのため、ダメカンばら撒き系のデッキには成す術なく敗れてしまうアーキタイプだったが、「バトルコロシアム」の収録により風向きが変わる。
手札干渉の少ないサーフゴーのシェア率が高い現在、そこに対して明確に有利を取れる点が強み。オーロンゲやサーナイトに対しては、「バトルコロシアム」多投による圧殺で無理やり勝利をもぎ取っている。一方、ケーシィのHPが低いため、ドラパルト相手は「バトルコロシアム」があってもやや苦手。
メガルカリオex

サーナイトには勝てないが、それ以外のデッキには有利に立ち回りやすいと話題。
昨今はあまり見かけなくなったが、ルカリオは「Tier1一点切り」という考え方で生存権が認められている。
サーナイトのシェア率は多くても全体の2割にとどまる。残り8割に勝てるのであれば、その2割を割り切るのは合理的と判断するもの。
2進化exをワンパンするダメージ、非ルールアタッカー、ベンチの呼び出しやすさなど、対戦を有利に進めるロジックは一通り揃えているポケモンカードの王道デッキ。あとは果たしてこの王道が通用するのかどうか。(環境が邪道ばかりで、邪道が強すぎる)
サーフゴーやタケルライコを厚く見たければ非ルールビート、2進化を重く見たければメガルカリオ+フトゥー厚め。リバーサルや、ルカリオex等の枚数を1~2枚いじるだけだが、この微調整の加減にセンスが光り、意思が宿る。
メガミミロップex

シロナのガブリアスex

テラスタルバレット

オーガポンいどのめんexのワザ『げきりゅうポンプ』の通りが良いこと、この一点のみを武器に環境デッキへカムバック。
テラスタルバレットは動きは単調+パワーの上限値もBIG6には劣っている。現状、タネが割れているにもかかわらず成績を残せているのは、ノーマークの状態での『げきりゅうポンプ』が通っているからに過ぎない。いつ対策されてもおかしくないが、正直テラスタルバレットにまで対策の手が回らないのが実情であるため、当分無視され続けてダークホースの位置に居座り続ける可能性もある。明日の保証は一切ないものの、環境的には有利なデッキではある。
Tier4【Cランク】
ドラパルトex+リザードンex

相手によってアタッカーを切り替えることで対戦を有利に進めることができるデッキ。不利対面がないぶん、有利対面もないため、プレイヤーの自力が求められるデッキ。
BIG6に肩を並べるかと問われれば、パフォーマンスは高いものの、一歩及ばない印象は否めない。
その理由は、BIG6はパワー・スピード・再現性・逆転性といった、いずれかの要素を極限まで高めた積極的なメリットを備えているのに対して、このデッキは「どのデッキとも対等に戦える」という、他者に依存した消極的なメリットに終始している点にある。
この「どのデッキとも対等に戦える」という特性をどのように解釈し、どこまで引き伸ばせるかが課題。
バチュルバレット

ヒビキのバクフーン





















