オーガポンの立ち位置
オーガポンexは一つのアーキタイプではなく、各デッキに出張するカードとして使用されることが多い。【メインではなく、サブとして活用されることが多い。】
4種のオーガポンexの中でもみどりのめんex.いしずえのめんexはよく対戦でも見かける。(残念ながらかまどのめんexは片手で数えれるほどしか見たことがない。)
超電ブレイカー環境ではタケルライコ型、レジドラゴ型がアツい。タケルライコ型は環境の中でもトップシェアのデッキ。オーガポンexの特性【みどりのまい】でベンチポケモンにエネルギーをつけて、タケルライコexのワザ『きょくらいごう』で相手ポケモンのワンパンを狙う。そのダメージはポケモンカードの歴史の中でもダントツでナンバーワンの高火力を誇り、HP300どころかHP400以上ですら射程に収める。
レジドラゴVSTARは、オーガポンexの特性【みどりのまい】でつけたエネルギーを「エネルギーつけかえ」でレジドラゴに移動させてワザ『りゅうむそう』を使うデッキ。『りゅうむそう』の対象であるキュレムやオノノクスの登場により、元々水面下では結構人気のデッキタイプであったが更にシェア率が加速した。
Pick up
タケルライコ型
タケルライコexのワザ『きょくらいごう』のコストを作るためにオーガポンexを起用した型。後攻1ターン目から280ダメージを出すことができるので、HP220のミライドンexやトドロクツキexなど、環境に多いポケモンexをいきなりきぜつさせることが可能。
タケルライコ収録当初は元々スナノケガワexの特性【じりょくきゅうしゅう】でエネルギーを補っていた。しかしスナノケガワexの特性【じりょくきゅうしゅう】が相手のサイドが4枚以下のときにしか使えないという条件がついていたため、どうしてもダメージ出力が相手依存であった。
そこにオーガポンexが登場。ダメージ量を自在にを操れるようになり、デッキの柔軟性が飛躍的にアップした。そのダメージ量とスピードは環境随一、右に出る者はいない。
そしてデッキとしてもかなり扱いやすく、強い早い簡単と三拍子揃った牛丼のようなデッキ。初心者プレイヤーは是非とも使ってほしいイチオシのアーキタイプとなっている。
レジドラゴ型
オーガポンexの特性【みどりのまい】で場にエネルギーを供給して、そのエネルギーを「エネルギーつけかえ」でレジドラゴに移動してワザ『りゅうむそう』を使って戦う。
ワザ『りゅうむそう』はトラッシュのドラゴンポケモンのワザを使用できるワザ。状況に応じて適宜ワザを使い分けることができる。ドラパルトexの『ファントムダイブ』とヒスイヌメルゴンVSTAR『アイアンローリング』がメインウエポンとなる。
特に先攻2ターン目のドラパルトexのワザ『ファントムダイブ』+「プライムキャッチャー」の組み合わせは現代ポケモンカード最強と名高い。
ヤバソチャ型
「オーガポン みどりのめんex」の特性【みどりのまい】でエネルギーをつけて、「ヤバソチャ」のワザ『ぶちまけちゃ』で戦うデッキ。非exにしては1エネで最大210ダメージとそこそこコスパの良いワザで戦っていける。
1ターン目から特性【みどりのまい】で場にエネルギーを集める。次のターンにアヤシシVの特性【フロンティアロード】でエネルギーをかき集めて攻撃していく。(ドラパルトexなら8枚、ルギアVSTARなら7枚必要)
たくさんエネルギーがついたアヤシシVが倒れたらヤバソチャexのワザ『せんじがえし』で相手のシステムポケモンを狙撃していくという戦法になる。
ミミッキュ型
ミミッキュの特性【しんぴのまもり】とオーガポンexの特性【いしずえのかまえ】を使い分けて相手の攻撃のシャットアウトを目指すデッキタイプ。存在は知っているが、実際に対戦したことはないプレイヤーが大半のという知る人ぞ知る隠れデッキ。
デッキ解説
採用カード解説
オーガポン みどりのめんex
多くのデッキに特性【みどりのまい】目的で採用される。盤面に草エネルギーを溜めることで、その草エネルギーを何かしらの方法で別のポケモンが活用するというのがオーガポンみどりのめんexの使い方。
ワザ『まんようしぐれ』はほとんどオマケに近いワザ。今後どのような環境が訪れるかわからないので一概には言えないが、環境ポケモンの中では下から数えた方が早いくらいの低火力。現状みどりのめんexは特性【みどりのまい】に価値を全振りしたカードである。
オーガポン かまどのめんex
ワザ『いかりがま』も『ダイナミックブレイズ』も中途半端なワザ。未だこのカードが採用されているデッキを見たことがない。
オーガポン いどのめんex
ワザ『げきりゅうポンプ』が強力で、HPの低いポケモンを2体同時に気絶させることでサイド2枚取りが狙える。相手が手札に余裕がなく特性【なみのヴェール】のマナフィを用意できなかった場合には、ゲームを決めるほどの制圧力がある。
ワザ『すすりなく』はLOワザとしてコントロールデッキに採用されることがたまにある。ただし、オーガポンいどのめんexの『すすりなく』には20ダメージがあるため、せっかく縛った相手ポケモンを倒してしまう。
一方同じくコントロールデッキに採用されるクチートもワザ『あまいわな』で相手を逃げられなく効果を持つ。こちらのクチートのワザ『あまいわな』はダメージがない。そのため相手ポケモンが逃げる選択肢を取らない限りゲーム終了まで縛り続けることができる。
オーガポン いしずえのめんex
特性【いしずえのかまえ】が非常に強力で、特性を持つポケモンからのワザのダメージを全てシャットアウトできる。
これをくぐり抜けてダメージを与えられるポケモンはかなり限られるため、基本的にはこのハードルを相手に押し付けながら戦うことになる。
ワザ『ぶちやぶる』の効果も地味ながら強力で、例えばミミッキュの特性【しんぴのまもり】などを無視してダメージを与えられる。また、環境で活躍しているピジョットexに対しても、闘抵抗を計算せず2回の攻撃で倒すことができる。
鬼の仮面
トラッシュから状況に合わせたオーガポンに切り替えることができる、オーガポンデッキの最も特徴的なカード。
みどりのめんから各種オーガポンに切り替えるのはもちろんのこと、手札の各種オーガポンをトラッシュのみどりのめんと入れ替える、すごいつりざお的な活用法もある。
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