【ミライドンex】優勝デッキと回し方を解説

ポケカコラム

更新日:7/15【月】

ミライドンの立ち位置

ナイトワンダラーによる構築変更

スタジアム「夜のアカデミー」による「エレキジェネレ―ター」のエネルギーヒット改善とキチキギスexのドロー特性がある。大体の環境デッキはテツノカイナexを無視することは難しいため、キチキギスexは生き残りやすい。

ミライドンの環境立ち位置

ナイトワンダラー環境となった7/15【月】現在、リザードンがシェア率1位を獲得した。リザードンが流行っていると読むのであれば、ミライドンを使用するのは様子を見たほうが良い。

かなり有利、不利がはっきりしており、CL札幌のような環境の要所でジョーカー的な立ち回りをしていくことになると予想される。

環境デッキに対する立ち回り

ミライドンex【スタンダード】
【ミライドンex】ジムバトル優勝デッキレシピ

未来バレット(カウンターテツノカイナ)と似たコンセプトを持つデッキであるが、先攻2ターン目、後攻1ターン目からワザ『ごっつぁんプリファイ』の使いやすさに着目すると、圧倒的にミライドンの方が使いやすさに軍配が上がる。

環境にドラパルト、ルギアが多いことからその速さが評価されて抜擢された。テツノカイナexのワザ『ごっつぁんプリファイ』で倒せるポケモンを「ボスの指令」、「プライムキャッチャー」、テツノツツミの特性【ハイパーブロアー】で呼び出してサイドを2枚ずつ取って最速勝利を目指す。

VSリザードン

ほぼ勝つことができないマッチアップ。リザードンを使ってる側のプレイヤー目線、できることならばすべてのマッチアップはミライドンと当たりたいと望むだろう。それほど向こう側からカモだと思われている。

サイドを2-2-2と取ることを目指す。しかしリザードン側はリザードンex1体を作ってワザ宣言をするだけで良いので、ベンチにポケモンを出す必要がない。そのため対戦が進むにつれて次第に『ごっつぁんプリファイ』で狙ってサイドを2枚取ることができるポケモンの数も少なくなっていく。最後は相手の場にはリザードンexが1体だけとなって結局リザードンexを超えなければ勝てない、なんて状況を作られることも珍しくない。

テツノカイナexの「ヘビーバトン」が通って、最後にライチュウVの『ダイナミックスパーク』まで繋ぐことができれば一応勝機はある。

途中から出てくるかがやくリザードンも天敵。対策して勝てるようになる相手ではないためリザードンは諦めるしかない。ミライドンは柔軟性を排除して速度特化したデッキタイプであるため、得手不得手がハッキリしている。リザードンが環境に多いと感じるのであれば無理してミライドンを使わない方が賢明である。

VSドラパルト

テツノカイナexのワザ『ごっつぁんプリファイ』を3回使ってサイドを6枚取り切るように立ち回る。テツノカイナexは相手のワザ『ファントムダイブ』を1回耐えるので、テツノカイナexをぶつける速度が早ければ早いほどスピードで押し切ることが可能。
ベンチポケモンはドロンチやネイティオ等、ダブルターボ込の『ごっつぁんプリファイ』でも倒せるポケモンが並んでいることが多いので、テツノツツミの特性【ハイパーブロアー】でサイドを進めやすい。

テツノカイナexがワンパンされないため、場にエネルギーが残りやすい。ライチュウVのワザ『ダイナミックスパーク』も併用して『ごっつぁんプリファイ』と使い分けて戦うとより相手の選択が難しくなる。

気をつけることは、ドラパルト側はあえてポケモンを倒さずポケモンの複数同時きぜつを狙ってくる。そのため、後半はベンチにポケモンを置くことができず最初にベンチに置いたポケモンだけで戦わなければならないケースも少なくない。ベンチに展開するポケモンは慎重に考える必要がある。

VSサーナイト

サーナイトexに進化されない限り、すべて『ごっつぁんプリファイ』で倒せる範囲のポケモンであるため有利にゲームを進めていくことができる。ひたすらテツノカイナexにエネルギーを集めて、倒せるポケモンから倒していく。

テツノカイナexに「ダブルターボエネルギー」をつけてしまうと、相手のクレセリア(HP120)やマシマシラ(HP110)が『ごっつぁんプリファイ』の100ダメージを耐えるようになるため、その点だけ注意が必要。「ダブルターボエネルギー」をつける際にはクレセリアが出てきても大丈夫なようにベンチを呼び出す計画も立てておきたい。

どんなに相手が早くても2ターンはフリーで動き回ることができるため、その間にポケモンを育てきってしまい、最後に「ボスの指令」を引き込めば勝ちだけの状況を作る。

ベンチにはかがやくゲッコウガを出して相手の「ナンジャモ」に備えたい。これはサーナイト側が『ミラクルフォース』+特性【アドレナブレイン】でサイドの複数取りをして逆転を狙ってくるため、キチキギスexの特性【さかてにとる】がはたらきにくい。

そのため、かがやくゲッコウガの特性【かくしふだ】で手札復帰を狙いたい。

VSレジドラゴ

オンバーンexのワザ『おんみつひこう』による完封が先か、こちらが先に3体倒すのいずれが速いかのマッチアップ。

相手のエーススペックが「ポケモン回収サイクロン」であれば、「ポケモン回収サイクロン」+特性【レガシースター】で再度「ポケモン回収サイクロン」で容易にベンチポケモンを0にされてレジドラゴ単独で『おんみつひこう』を宣言され続け敗北する。

オンバーンexの採用がない構築も増えているので、その場合は「ボスの指令」とテツノツツミの特性【ハイパーブロアー】でベンチのポケモンを狙い続けるゲーム。

レジドラゴ側に『おんみつひこう』が無い場合は相手のベンチのエネルギーをついているポケモンを執拗に狙い続けて『ロストインパクト』のコスト作りを封じる。場にエネルギーのコストがなければ『ファントムダイブ』や『アイアンローリング』に誘導することができるため、ライチュウVの『ダイナミックスパーク』で相手のアタッカーが途切れる状況を狙うことができる。

VSドラパルト同様、『ファントムダイブ』でポケモンの同時きぜつを狙ってくるため、ベンチに出すポケモンは慎重に選ぶ必要がある。

VSタケルライコ

先にサイドを2枚取った方が勝つマッチアップ。

タケルライコオーガポンが先攻、後攻どちらを選択するかで大きく変わってくる。タケルライコ側は「オーリム博士の気迫」以外のサポートを使いたいため、盤面にエネルギーを多く溜めることができる先攻を選択するケースが多い。この場合は相手のスタート次第ではミライドン側にも僅かに勝機がある。

相手が後攻を選択した場合。ミライドン側がバトル場を非ルールのポケモンに入れ替えることができなければ概ね負け。しかしここを乗り越えてもベンチポケモンを呼び出しならがら『フォトンブラスター』を連発するハードルを課せられるため、苦しい展開は続く。相手はオーガポンexに「勇気のおまもり」をつけたらミライドンからの攻撃によるきぜつを回避できるため、タケルライコ側に取れる選択肢が圧倒的に多い。

なんとかタケルライコのHP240を満たすため「げんきのハチマキ」+特性【エレキシンボル】で『フォトンブラスター』を240まで底上げするレシピが存在した時期もあった。

ルギア

チャンピオンズリーグの公式集計結果でミライドンのルギアに対する勝率は80%以上であると開示された超絶有利マッチ。ルギア側は【アッセンブルスター】を宣言する前にミライドンにルギアVが倒されてしまうおそれがあるため、スタートでルギアVを2枚置かなければならない。

そのため、そのルギアVを2体倒して、『ごっつぁんプリファイ』で最後の2枚を取って勝ちが大筋の流れ。『ごっつぁんプリファイ』と『フォトンブラスター』を使い分けてサイドを2枚取れる選択肢を選び続けていれば良い。

ロストバレット

テツノカイナexを最速で投げることを目指す。しかし相手側にテツノカイナキラーのガチグマex、更に「ヘビーバトン」「勇気のおまもり」を破壊する「ロストスイーパー」が複数入っているので苦しいマッチアップになる。

ミライドン側がテツノカイナexを出して、それを相手のガチグマexを返してくる。そこから、そのガチグマexの攻撃を「勇気のおまもり」で耐えるか、「ヘビーバトン」でエネルギーを後ろに流して継投するか。ここまでが出来レースで、この後どうやってサイドをもぎ取っていくかが問題となる。

ただ、この時点でミライドン側がサイドを進めるために取れる選択肢はほとんど残っていない。この攻撃か、その次の攻撃でサイドを6枚取り切ることができなかったら恐らく負け盤面となっているだろう。つまりこの勝負はロストバレット側がいかにミライドンの攻撃についてくるかにかかっている。そしてそれはロストバレットにとって決して難しいことではない。

デッキ解説

デッキの特徴と回し方

ミライドンの特性【タンデムユニット】で場にポケモンを出す。そしてグッズ「エレキジェネレーター」を使ってポケモンにエネルギーを加速して、強力な攻撃が途切れないように戦うデッキ。

先攻を取ったら2ターン目からボスの指令を使って相手のメインポケモンを先にきぜつさせ、後攻を取ったら1ターン目からテツノカイナex,ライコウVで攻撃を仕掛けることができる。このように先後どちらでも強力な動きがあるのが魅力。

課題点はアタッカーの大部分がたねポケモンexであるため、倒されやすい。要はコスパが悪い。そのため攻撃が途切れないように「学習装置」や「ヘビーバトン」等でエネルギーが場からなくならないような工夫が必要。エネルギーをうまく繋いで、最後はライチュウVのワザ『ダイナミックスパーク』で相手を1回の攻撃できぜつさせて勝利することを目標としている。

採用カード解説

ミライドンex

特性【タンデムユニット】は雷タイプのたねポケモン2枚をベンチに出す。このタンデムユニットは強力なんて言葉で済ませれるものではなく、例えるなら1ターン目から使用できるアルセウスVSTARの特性【スターバース】で、たねポケモン最強の特性といっても過言ではない。この特性は雷タイプの環境永続を支える。

この特性ならワザのダメージはさぞ控えめなんだろうと思わされたが、なんと220ダメージと高出力。

▼なぜフォトンブラスターは高出力なのか?▼

200,210,220,230←このあたりの数字はポケモンのHP激戦区で、たねポケモンexはこの数字を目安にHPが設定される。なので10ダメージ違うだけで雲泥の差であり、ミライドンはこの中でも高水準の220を与えられている。(過去のポケカ設計から推察するに、特性がこれほどの汎用性ならばフォトンブラスターのダメージは抑え気味の200でもおかしくなかった。)

テツノカイナex

ワザ『ごっつあんプリファイ』できぜつさせた際にサイドを1枚多く獲得する。従来のミライドンではロスト系やサーナイトデッキにサイド1枚しか取れないポケモンでゲームを進められて苦戦することが多かったが、そんな渦中、目を疑うような救世主が現れた。

『ごっつあんプリファイ』で相手ポケモンをきぜつさせることができるチャンスが到来したら迷わずテツノカイナで攻撃したい。

ライチュウV

場から雷エネルギーを好きなだけトラッシュして、その数×60ダメージを与える。フィニッシャー要因。HPが300を超えるようなポケモンはライチュウVで倒すしかない。

「学習装置」や「ヘビーバトン」などで場からエネルギーがなくならないように工夫してワザ『ダイナミックスパーク』に繋げたい。

ライコウV

後攻1ターン目から攻撃しやすいので採用されている。序盤から盤面に出るため、森の封印石との相性が良い。その使い勝手の良さが評価されており、ミライドンexに次ぐ必須級のアタッカー。

テツノイバラex

おたがいの場のルールを持つポケモン(未来を除く)の特性をなくす特性を持つ。

相手がルールを持つポケモンの特性に依存したデッキである場合、このポケモン1体で完封も目指すことができる。ただいずれは「カウンターキャッチャー」や「ボスの指令」でバトル場から移動させられてしまうため、過信は禁物。ルギアVSTARデッキにとにかく刺さる。

レジエレキVMAX

雷のたねポケモンのダメージを「+30」する特性を持つ。レジエレキVMAXを2体用意することでミライドンのワザ「フォトンブラスター」のダメージが280となり、環境に多いアルセウスVSTARを1回の攻撃で倒すことができる。

更にここに「マキシマムベルト」をつければ330ダメージとなり、リザードンexにも届く。採用する際にはレジエレキVMAXが複数用意できるような構築にしたい。

シャリタツ

特性【きゃくよせ】でサポートをサーチできる。相手に「ナンジャモ」や「ツツジ」を使われた後の復帰として役に立つ。「緊急ボード」を貼ってベンチに待機させておきたい。

ミュウex

リリース当初はギラティナVSTARのワザ『ロストインパクト』、リザードンexのワザ『バーニングダーク』をコピーして戦う要因だったが、最近では専ら特性【リスタート】での手札補充目的で採用されている。

逃げるが0なので死に出し(バトル場のポケモンが相手のワザできぜつしたとき、次のポケモンをバトル場に出すこと)にも使われる。

「エレキジェネレーター」でエネルギーをつけることが出来ないので注意。

イキリンコex

特性【イキリテイク】で序盤の安定感を向上させる。

先攻なら2ターン目から「ボスの指令」を使って相手の盤面を崩しにいきたいし、後攻なら1ターン目からライコウVで先手を取りたい。元々逆転要素のあるデッキではないので、先行逃げ切りを狙うこのデッキとの相性が良い。

キチキギスex

ミライドンデッキには倒されてもサイドが2枚取られるポケモンのみで構成されるデッキであるため、キチキギスexはデメリット無く採用することができる。

その理由はキチキギスexを倒す理由がないからである。多くの場合、エネルギーがついたミライドンexやテツノカイナexを倒して、ミライドン側が次に攻撃するポケモンを用意しなければならないというハードルを課してくる。そのため、キチキギスexをターゲットとする理由がない。(狙っている余裕がない。)

例外を挙げれば、ミライドン側の後続にエネルギーがついたポケモンが準備万端である場合。次に攻撃するポケモンを用意しなければならないというハードルは既に解決済みであるため、キチキギスexやミュウexを狙ってくることになる。この思考はパオジアンデッキやタケルライコデッキなど、多くの速攻デッキに当てはまる。

ネストボール、ハイパーボール

ボール枠と言われるポケモンをベンチに出す手段。本来ならばもっと多めに枠を割くが、ミライドンの特性【タンデムユニット】によりポケモンをサーチすることができるので少なめの枚数に抑えることができる。

エレキジェネレーター

このデッキの肝となるカード。雷エネルギーが山札に残っているうちに使用したいので、使うタイミングは早ければ早いほど良い。

どのような手順で動けば雷エネルギーの当たる確率が一番高い場面を作り出すことができるか?これを考えながら行動することでプレイスキルを磨くことができる。

ヘビーバトン

テツノカイナ専用のどうぐ。テツノカイナがきぜつしたとき、ついているエネルギーをベンチのポケモンに受け継ぐことができる。このカードがうまくはたらくとライチュウVのワザ『ダイナミックスパーク』でフィニッシュに繋ぎやすくなる。

学習装置

バトルポケモンがきぜつした際、そのポケモンがつけていたエネルギーを『学習装置』をつけているポケモンに1枚つけ替えることができる。エネルギー消費の激しいミライドンデッキで攻撃を繋ぐための生命線。

森の封印石

特性【スターアルケミー】で好きなカードを1枚手札に加える。

ポケモンVを採用するのであれば森の封印石を採用しないのは勿体ない。ライコウVが起点となり攻めることが多いので、ライコウVにつけることが多い。

勇気のおまもり

たねポケモンの最大HPが「+50」もされるポケモンのどうぐ。相手が「ロストスイーパー」の採用を妥協していると、このHP「+50」が重くのしかかる。環境の傾向を見て増減させたい。

ポケモンカードのワザのダメージは「200~220」あたりを中心に繰り出してくるポケモンが多い。

このラインが一般的なワザのダメージとしてゲーム設計されているため、「大きなおまもり」をつけることでダメージ激戦区から抜け出すことができる。

ビーチコート

「エレキジェネレーター」はベンチのポケモンにしかエネルギーをつけることができないため、ベンチでエネルギーをつけてからバトル場にポケモンを送り出す必要がある。そのためミライドンデッキとってポケモンを入れ替えることは攻撃を途切れないようにするための生命線である。

スタジアムは相手に破壊されなければ次のターンも使えるため便利なカードであるが、相手にも利用されてしまうため、この辺のメリットデメリットの考え方のバランスが難しい。

夜のアカデミー

「エレキジェネレーター」を使う前に「夜のアカデミー」の効果を使用して手札のエネルギーを山札にもどす。ミライドンデッキはエネルギーカードが15枚以上採用されており、手札にかなりエネルギーが偏ってしまうことがあるため、そのエネルギーの渋滞を利用することができる。

ダブルターボエネルギー

テツノカイナex専用のエネルギーカード。ワザ「ごっつぁんプリファイ」が雷無無無であるため、無色部分をダブルターボエネルギーで間に合わせる。

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