【ルール解説】ラッキー(ラッキーボーナス)の裁定、効果を解説

ラッキー

特性【ラッキーボーナス】

自分の番に、ウラになっている自分のサイドからこのカードをとったとき、自分のベンチに空きがあるなら、手札に加える前に使える。このポケモンを自分のベンチに出す。その後、コインを1回投げオモテなら、さらにサイドを1枚とる。

裁定解説

サポート「シャクヤ」の効果で、ラッキーを手札に加えたとき、特性「ラッキーボーナス」を使うことはできますか？

いいえ、できません。

ラッキーボーナスは「このカードをとったとき」にはたらきます。

一方シャクヤは「サイドを3枚まで選び、手札に加える。」です。

「手札に加える」、ではラッキーボーナスの条件を満たしていません。

ポケモンカードのルールにおける「サイドをとる」とは、残りHPがなくなったポケモンがきぜつした場合に用いられる表現です。

シャクヤ

自分のサイドを3枚まで選び、手札に加える。その後、手札から、加えた枚数ぶんのカードを選び、ウラにしてサイドとして置く。

グッズ「ヒスイのヘビーボール」の効果で、ラッキーを手札に加えたとき、特性「ラッキーボーナス」を使うことはできますか？

いいえ、できません。

ラッキーボーナスは「このカードをとったとき」にはたらきます。

一方ヒスイのヘビーボールは「手札に加える。」です。

「手札に加える」、ではラッキーボーナスの条件を満たしていません。

ポケモンカードのルールにおける「サイドをとる」とは、残りHPがなくなったポケモンがきぜつした場合に用いられる表現です。

ヒスイのヘビーボール

ウラになっている自分のサイドのオモテをすべて見る。その中からたねポケモンを1枚選び、相手に見せて、この「ヒスイのヘビーボール」と入れ替えて、手札に加える。見たサイドや入れ替えたカードはすべてウラにして切り、サイドとして置く。

相手のバトルポケモンがどくのダメージできぜつしてサイドをとったとき、ラッキーの特性「ラッキーボーナス」を使うことはできますか？

いいえ、できません。

ラッキーボーナスは自分の番にサイドからとったとき、はたらきます。

どく、やけどのような状態異常のダメージでのきぜつは、ポケモンチェックにて行われます。

ポケモンチェックは自分の番に当てはまりません。

自分の特性「もろともボム」をもつマタドガスが、バトル場で相手のポケモンからのワザのダメージできぜつしました。特性【もろともボム】のコインを投げ、オモテが出て、サイドからラッキーをとったとき、ラッキーの特性「ラッキーボーナス」を使うことはできますか？

いいえ、できません。

ラッキーボーナスは自分の番にサイドからとったとき、はたらきます。

もとろもボムできぜつさせ、ラッキーをとったとしても、きぜつさせたのは相手の番なのでラッキーボーナスの条件を満たしていません。

マタドガス

特性【もろともボム】

このポケモンが、バトル場で相手のポケモンからワザのダメージを受けてきぜつしたとき、自分はコインを1回投げる。オモテなら、ワザを使ったポケモンをきぜつさせる。

相手の「ポケモンex」をきぜつさせて、サイドを2枚とりました。このとき、とったサイド2枚がラッキーとグッズ「ドリームボール」だった場合、ラッキーの特性「ラッキーボーナス」とグッズ「ドリームボール」の処理はどちらを先におこないますか？

ラッキーの持ち主がえらぶことができます。

ポケモンカードには発動のタイミングが同時であると認められた場合、その順序を持ち主が選ぶことができる場合があります。

上記はさすがに稀有な事例であり、まず起こり得ません。しかしポケモンカードには持ち主が選ぶとするような柔軟な裁定が存在しますので、念のためにそのことを紹介しておきます。

ドリームボール

このカードは、ウラになっている自分のサイドからこのカードをとったとき、手札に加える前に使う。

自分の山札からポケモンを1枚選び、ベンチに出す。そして山札を切る。