【タケルライコex】優勝デッキと回し方を解説

ポケカコラム

更新日:6/9【日】

タケルライコの現状

ナイトワンダラーによる構築変更

キチキギスex、夜のタンカが選択肢として加わった。オーガポンexをベンチに複数体並べている以上、既存構築でも負け筋を広げながら戦っているためキチキギスexのデメリットはほとんどない。キチキギスexの使用感は、適当にプレイしてもミスが許されるようになったという印象。(かなり強力だが、プレイで詰めれる部分でもあるとも感じた。)

タケルライコの環境立ち位置

後攻1ターン目から280以上のダメージを繰り出すことができ、このスピードと破壊力はポケモンカードの歴史を振り返ってもトップクラス。それどころか10年後にタイムスリップしたとしてもタケルライコだけは現役で活躍していてもおかしくないレベルのダメージライン。
ただ、高いダメージを出した方が勝つわけではないのがポケモンカード。ダメージが2次元ならばサイドレースは3次元。どれだけ高いダメージを出そうが、サイドレースの壁にはどう抗っても勝つことはできない。

タケルライコはサイドレースの観点から見るととてつもなく弱い。ルギアのチラチーノやサーナイトのフワンテ等、サイドを1枚しか取られないポケモンできぜつさせられると簡単に負けてしまう。
一方、ポケモンexとサイドを2枚ずつ取り合う勝負であれば無敵である。「勇気のおまもり」をつけると高いHPも維持できるため、高いHPを活かしてしぶとく生き残り、相手が必要なパーツを引き切る前にパワーで押し切るのがタケルライコの戦法となっている。

タケルライコのような爆発力ある速攻デッキは初心者、上級者問わず非常にファンが多い。特にタケルライコオーガポンは過去に例を見ないほど攻撃と速度が優れている。ハッキリ言ってこの攻撃力と速度を上回るデッキは当分ない。どれだけメタが進もうとも、タケルライコオーガポンが少ない、なんて環境は考えにくい。どこに行ってもタケポンを見かける、今年のポケカはそんな夏。

Pick up

オーガポン型

【タケルライコex】ジムバトル優勝デッキレシピ
ポケモンジャパンチャンピオンシップス2024 準優勝

オーガポンexの特性【みどりのまい】を使って場にエネルギーを溜める型。スナノケガワ型とコンセプトが似通っているが、スナノケガワよりも圧倒的な速度を備えている。

スナノケガワexの特性【じりょくきゅうしゅう】には相手のサイドが4枚以下にならなければ使えないという条件がある。
そのため、ドラパルトexのワザ『ファントムダイブ』でわざとこちらのポケモンがきぜつしないようにコントロールして、サイド4枚以下ならないよう【じりょくきゅうしゅう】を使わせない立ち回りをしてくる。そしてある程度ダメカンが溜まったら一気にきぜつさせてサイド6枚取りを狙ってくる作戦に弱い。

タケルライコ側は序盤は少ないダメージを連発することしかできないため、ドラパルトをきぜつさせることができず、相手の言いなりになってしまうところがネックであった。

その点オーガポン型は序盤からも大ダメージを狙うことが狙える。特に後攻1ターン目から場に4枚以上エネルギーが溜まることができるのは、スナノケガワ型と大きな違い。(スナノケガワ型だとオーリム博士の気迫と手張りで後攻1ターン目に3枚しかエネルギーが溜まらないが、オーガポンは4枚どころかそれ以上も狙える。3枚だと210ダメージでミライドンexやテツノカイナexを倒せないため、後攻1ターン目に3枚溜まるのと4枚溜まるのでは天と地ほどの差がある。)

先攻後攻どちらを取ることにも良さがあり、先攻を取れば多くのエネルギーを盤面に用意することができるため、「オーリム博士の気迫」以外のサポートが使いやすい。後攻であれば、相手のバトルポケモンを後攻1ターン目からきぜつさせてリードを取ることができる。

環境デッキに対する立ち回り

基本的な考え方として、どの対面においても1ターンに1枚以上サイドを取ることができたら、どんなに手順がめちゃくちゃでも、とりあえずプレイングとしては何でもOK。もちろん、このカードのプレイが先だった、エネルギーのトラッシュをこうすれば良かった等の課題は残るかもしれないが、それは後々学んでいくとして、プレイの方針としてはとにかく1ターンに1体きぜつ。これを意識して戦ってほしい。

VSドラパルト

相手が『ファントムダイブ』を3回宣言してくるため、それを耐えきれさえすれば勝つことができる。『ファントムダイブ』×3のダメージ総数は(200+ばら撒き60)×3の780ダメージ。ただこれは「ボスの指令」をフル活用して、最高の効率でダメージを分散できた場合の話。

例えば『ファントムダイブ』を既に1回受けて200ダメージを負ったタケルライコに対して、「ボスの指令」を使うことができず再度『ファントムダイブ』を宣言した場合、タケルライコの残りHP40に対して、200を与えることになるため、その差160ダメージ分を損している計算となる。

タケルライコ側の総HPはどんなに少なく見積もってもタケルライコexのHP240、オーガポンexのHP210、イキリンコexのHP160=総HPは610であるため、ダメージを負ったタケルライコに2回『ファントムダイブ』を使用させただけで勝ちに一気に近づく。これに「勇気のおまもり」「いれかえカート」等の援護もあるため、ドラパルト側にかなり難しいハードルを課すことができる。

つまり、ダメージを負ったからといってベンチに逃がしたりせず、とにかく「オーリム博士の気迫」を使い続けて前のポケモンをきぜつさせることに尽力する。これがドラパルトに対して1番強い戦法である。

VSリザードン

タケルライコ側が先にサイドを1枚とって後、リザードン側が「まけんきハチマキ」をつけてタケルライコexを倒してビハインドから追いかけてくる展開になる。

リザードン側が手札干渉を絡めながら、エネルギーの溜まったポケモンを「カウンターキャッチャー」+かがやくリザードンの『かえんばく』で倒してくるので後半になるにつれて徐々にタケルライコ側の動きが制限されていく。

この手札干渉のタイミングでうまく復帰できれば良いが、繋がらなかった場合かがやくリザードンに無駄なエネルギーを使わされ最後のリザードンexを倒すのが難しくなる。

「勇気のおまもり」をつけて『バーニングダーク』を耐えるようなサイド進行を試みるのも良いが、リザードンは「まけんきハチマキ」や「くさりもち」、「マキシマムベルト」の採用があるため相手の攻撃を耐えることには望みが薄い。リザードン側の準備が整う前にどれだけ差をつけることができるかがカギとなってくる。

VSロストバレット

トドロクツキexが重い。最近トドロクツキexが不採用のロストバレットも増えてきているので、オーガポンいしずえの面exを投げてみるのも一興だが、相手の構築を読み切るのにも時間がかかるため、刺さると分かった頃には手遅れとなっている。
ガチグマアカツキexは「勇気のおまもり」をつければ攻撃を耐えることができるが、『くるいえぐる』は「勇気のおまもり」ごと貫通してきぜつさせてくるので「ロストスイーパー」を温存されてしまう。

タケルライコがサイドを1枚取ってからゲームスタートとなるが、この時にロストバレット側にロストが7枚溜まる算段がついていれば縦横無尽に動かれてやりたい放題にされてしまう。

タケルライコ側のプレイ方針は「勇気のおまもり」をつけて相手のガチグマからの攻撃を耐えるを繰り返すしかない。相手に呼び出したいポケモンもいないので「ボスの指令」を使う機会はあまりない。その代わりに「ナンジャモ」を絡めながら少しでも相手のハードルを上げながら戦いたい。

VSロストギラティナ

ロストギラティナ側が2ターン目に『ロストインパクト』に移行してこない限り、バトル場のポケモンを倒し続ければ勝つマッチアップ。ロストギラティナには「ロストスイーパー」の採用枚数が少ないので、「勇気のおまもり」をつけたタケルライコを突破することが非常に難しい。

ロストバレットは「ロストスイーパー」の採用が複数枚あるためガチグマexを投げ続けていたら問題ないが、ロストギラティナ側はどうしても『スターレクイエム』で処理しなければならないタイミングがでてくる。要はこのスピードゲームにロストギラティナ側がどれだけついてこれるかが焦点となっている。状況に余裕があれば「ボスの指令」を使ってギラティナVを倒すことで、相手の勝ち筋も次第に無くなっていく。

VSルギア

相手のエーススペックが「レガシーエネルギー」「サバイブギプス」いずれの場合でも厳しい戦い。非ルールであるチラチーノで攻められるとサイドの不利トレードが発生してしまい逆転を許してしまう。
「ギフトエネルギー」を無効化する手段もないため、相手に潤沢の選択肢を与えてしまう。その選択肢に「ボスの指令」が紛れ込んでると、省エネでサイドを進められしまうためリソース切れに追い込むことも期待できなくなってしまう。

タケルライコはどうしても直線的なデッキであるため、相手がどれだけ自分の動きについてくるかに勝敗が左右されがち。タケルライコ側に取れる選択肢は多くないので、序盤のリードを守りきれなかったらどうしても逆転を許してしまう。サーナイトもほぼ同様の試合展開となる。

VSサーナイト

ルギアと同様、相手がどれだけ自分の動きについてくるかの勝負となる。

サーナイトexが相手の場にいる場合は積極的に「ボスの指令」で呼び出して倒したい。「ボスの指令」を使うためには、「オーリム博士の気迫」を使うことなく盤面にエネルギーを残しておく必要があるため、その機会を逃さないためにもエネルギー管理は徹底して行いたい。(オーリム博士の気迫を使うことなく、いつでも350ダメージを出せる準備をしておきたい。)

デッキ解説

デッキの特徴と回し方

タケルライコexの強みは?

  • ワザ『きょくらいごう』の倍率が環境デッキの中で最も高いため、大ダメージが出しやすい。
  • ワザ『きょくらいごう』のためのエネルギーを用意しやすい。
  • HPが240と高く、相手の攻撃を耐えやすい。

等の強みがある。

変幻の仮面環境で収録されたオーガポンみどりの面exと組み合わせたデッキが一般的となっている。

採用カード解説

タケルライコex

ワザ『きょくらいごう』は自分の場のエネルギーをトラッシュした数×70ダメージを与えることができる。トラッシュするエネルギーの色の選択がやや難しい。手札や山札にあるエネルギーの総数と相談して、色が被らないように常に意識しておく必要がある。


ワザ『はじけるほうこう』も優秀で、手札事故で攻撃できないときの改善の一手となる。

オーガポンみどりのめんex

特性【みどりのまい】で場にエネルギーを溜めてタケルライコexのワザ『きょくらいごう』のエネルギーコストを作る。場にオーガポンexを出せば出すほどエネルギーを場に供給することができるため、『きょくらいごう』の倍率の相乗効果により、ダメージ最大値は環境の中でもダントツで1番。

草タイプであるため、リザードンexの弱点をつける。もしエネルギーが間に合っているのであれば、タケルライコexでカウンターするよりオーガポンexのカウンターした方が省エネで済む。(『きょくらいごう』は5エネだが、『まんようしぐれ』なら3枚でカウンターできる。)

スナノケガワ

ワザ『じばさくれつ』がエネルギー1枚で90ダメージを出すことができる。貴重な非ルールアタッカーで相手のサイドを奇数にすることを目的に使う。他ミミッキュ対策など。
ルギアのチラチーノに対しては『パワージェム』で弱点を突いて倒したい。

『じばさくれつ』は弱点を計算しないので注意。

スナノケガワex

特性【じりょくきゅうしゅう】は毎ターントラッシュからエネルギーをつけられるので、場のエネルギーの数がものを言うタケルライコexと組み合わせて使うことが望ましい。


自身は闘タイプであるため、闘弱点の「アルセウスVSTAR」など、相手のポケモン次第ではスナノケガワex自身をアタッカーにすることもあるので、頭に入れておきたい。

かがやくゲッコウガ

特性【かくしふだ】で手札を補充できるのはもちろん強力だが、序盤に「オーリム博士の気迫」で加速するためのエネルギーをトラッシュできるのが、このデッキとマッチしている。

大地の器

エネルギーが3色採用であるため、任意の色のエネルギーをサーチすることができる。特に闘、雷は枚数が少ない+1ターン目から「オーリム博士の気迫」で加速したいエネルギーの色であるため、その色をサーチできる「大地の器」は必須カードの1枚。

ポケモンキャッチャー

サポートがどうしても「オーリム博士の気迫」一辺倒になってしまうため、「ボスの指令」を使うタイミングない。それを「ポケモンキャッチャー」で補填する。

有効に決まればサイドレースを有利に進めれるだけでなく、エネルギー節約に繋がることも多いため、数枚の枠を割いて採用する価値があると考えているプレイヤーは多い。

エネルギー回収

ワザ『きょくらいごう』のコストとして使用したエネルギーを回収する。『きょくらいごう』は雷と闘エネルギーと色指定が厳しいので、その帳尻を合わせるのにも役に立つ。

「ポケストップ」でエネルギーをトラッシュして「エネルギー回収」で回収する荒業もある。ちなみこの荒業は結構使う。

ともだちてちょう

サポート「オーリム博士の気迫」を毎ターン使用したいため採用。他にもタケルライコデッキのスタジアムは「ポケストップ」であることも多く、効果でサポートが巻き込まれた際の救済手段。

ブーストエナジー古代

タケルライコexに付けることで、元々高いHPを300にまで底上げすることができる。
ただ、むやみに付けてしまうと、攻撃を1回耐えた次のターンに「ロストスイーパー」でロストされることで、(※)スナノケガワexの特性【じりょくきゅうしゅう】を使えないターンが出てきてしまうことには注意しなければならない。

(※)例えば、ブーストエナジー古代をつけたタケルライコを250ダメージで攻撃する、あえてこの攻撃を耐えさせる。(ここでサイドを取らないことが重要。)
そして次の番にロストスイーパーでHPを超過したタケルライコをきぜつさせることで、スナノケガワexの特性【じりょくきゅうしゅう】を使わせないことができる。

オーリム博士の気迫

タケルライコexをはじめとした古代ポケモンにエネルギーを加速しつつ、3枚ドローまで付いている非常に強力なカード。1ターン目に必ず使いたいサポートであるため、4枚採用される。タケルライコデッキは基本的には「オーリム博士の気迫」の連続である。

トラッシュからのエネルギー加速なので、かがやくゲッコウガの特性【かくしふだ】や、「大地の器」、「ハイパーボール」などで、あらかじめ基本エネルギーをトラッシュしておかなければ使用できないので要注意。

オーリム博士の気迫はエネルギーをつけることなく、山札を3枚引くことはできません。エネルギーがつけられない場合、オーリム博士の気迫を使うことはできません。

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