【ワイルドフォース/サイバージャッジ】環境デッキレシピ集

ポケカコラム

こんにちは。ライターのおとです。2024年1月26日に改変されるスタンダードレギュレーション環境で活躍が予想されるデッキレシピを紹介します。

執筆者の主な実績

・2020CL東京 best16
・2023CL京都 best64
・2023CL愛知、宮城、新潟、京都 DAY2進出 等

環境デッキ予想Tier表

リザードンex

ピジョット型

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サンプルデッキレシピ

レギュレーション変更による影響が少なく、その圧倒的なパワーから引き続き環境上位に君臨することが予想されます。
これまで苦手だったサーナイトデッキがレギュレーション変更の影響を大きく受けて弱体化することも追い風です。

エヴォリューション型

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サンプルデッキレシピ

エヴォリューション型も同様にレギュレーション変更による影響が少なく、むしろ「バトルVIPパス」から「なかよしポフィン」に変わったことでビーダルの特性【はたらくまえば】が使いやすくなるという若干の強化を受けました。


また、倒されるとサイドが2枚取れられるポケモンが場に出にくいため「ヒーローマント」を付けたリザードンexを押し付けやすく、独自の強みを持っています。


ただ一つ懸念点として、タケルライコや未来バレットのような後攻を選択され得るデッキが増える見込みがあるので後攻1ターン目のワザ『エヴォリューション』が以前より安定しなくなり、遅れを取ることがあります。

パオジアンex

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サンプルデッキレシピ

パオジアンもレギュレーション変更の影響が少なく、「なかよしポフィン」でセビエ、ビッパの供給がしやすくなりました。


新カード「暗号マニアの解読」は特性【かくしふだ】と組み合わせることで好きなカードを2枚手札に加えることができるので、セグレイブの進化に必要な「ふしぎなあめ」や、ダメージを出すために必要な「スーパーエネルギー回収」を以前より手に入れやすくなりました。


今回はテツノカイナexを採用しているためギミックとして組み込んでいませんが、他デッキ同様にワザ『げっこうしゅりけん』と「プライムキャッチャー」「キャンセルコロン」のコンボも可能です。
「オリジンパルキアVSTAR」や「アルセウスVSTAR」を採用した形も考えられそうです。

リザードンの「ワザマシン デヴォリューション」を警戒するのであれば、オリジンパルキアを採用すれば攻撃が途切れる心配が少ないです。

トドロクツキex

ターボ型

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サンプルデッキレシピ

「バトルVIPパス」と「ガラルファイヤーV」こそ失ったものの、その速さは健在です。


ワイルドフォースで新しいトドロクツキを獲得したことで、サイド1枚のポケモンを挟めるようになっただけでなく、後攻1ターン目に70~90程度を出すだけであれば、タケルライコ同様「オーリム博士の気迫」と手貼りだけでワザを打つことができます。


また、「プライムキャッチャー」も獲得したことで「キャンセルコロン」でマナフィの特性【なみのヴェール】を消しながらのワザ『げっこうしゅりけん』を通しやすくなりました。
大胆で大味なデッキから、大・中・小どんな相手でも柔軟に立ち回れる器用なデッキへと変化を遂げました。

あだうちやばね型

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サンプルデッキレシピ

こちらは一風変わって新弾の「トドロクツキ」を主軸にしたデッキタイプです。


倒されてもサイドが1枚しか取られないポケモンでありながら「ブーストエナジー古代」を付けるとHP200と高く、ワザを使うまでのスピードも早いです。


ただダメージは思いのほか期待できないので、序〜中盤はV,exポケモンを2回の攻撃で倒すイメージで、考えると良いでしょう。〆にはトドロクツキexのワザ『くるいえぐる』でどんな相手も倒すことができます。


新弾の「ハバタクカミ」を自然に採用できるので、ロストデッキに強くなるのも嬉しいポイント。

サーフゴーex

オリジンパルキア型

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サーフゴーはなんといっても「頂への雪道」が無くなった影響が大きいです。
相手の妨害を気にせず、これまで以上にサーフゴーexの特性【ボーナスコイン】で山札を引いていけるようになりました。また、サーナイトのようなポケモンV,ex以外のポケモンでサイド2をとれるようなデッキが減る見込みなのも嬉しいところです。

このデッキは『げっこうしゅりけん』を使えるデッキでもあるので、「プライムキャッチャー」「キャンセルコロン」によるコンボもしやすくなりました。


これまではドローサポートとして「さぎょういん」がかなり積極的に採用されていましたが、「頂への雪道」が無くなり対策も不要となったため、その後続としてとりあえず「アクロマの実験」。これ以外にも新登場した「探検家の先導」、「暗号マニアの解読」、「マツバの確信」は試す価値がありそうです。

環境改変で大体の課題が解決されて飛躍的パワーアップを遂げたデッキです。

ハッサム型

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パルキア型と違って、こちら倒されてもサイド1が1枚しか取られないポケモンで積極的に攻撃できるのが強みです。進化前のストライクが逃げ0なので、比較的スタートが安定しやすいのも嬉しいポイントです。


ただ、以前に比べてサーナイトのような特性持ちのポケモンが場に何体も並ぶシーンが現段階ではあまり想定できないので、新環境が始まってハッサムが刺さりそうであれば選択するといったスタイルが望ましいです。

ハッサムはテツノカイナのワザ「ごっつぁんプリファイ」で倒されない非ルールのポケモンアタッカーであり、それだけで評価対象ではあります。

ロストバレット

ゲッコウガ型

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「なかよしポフィン」によって序盤の安定感が向上したこともあり、引き続き環境で活躍するでしょう。さらに、これまた「なかよしポフィン」の影響で環境にHPの低いポケモンが増えるので、『ロストマイン』や『ごっつあんプリファイ』が通りやすくなりました。


待望の逃げエネを減らせるポケモンのどうぐ「緊急ボード」の登場もかなり嬉しいです。
これまでは入れ替え札1枚に対して特性【はなえらび】1回といったように手札こそ増やすことができませんでしたが、「緊急ボード」は1度貼ってしまえば数ターンにかけて手札を増やしていくことができます。


「メタモン」は「なかよしポフィン」から出せて、1ターン目にウッウに変化できるので、後攻1ターン目の『おとぼけスピット』を安定させるためにも入れたいところです。

リザードン型

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サンプルデッキレシピ

こちらも「なかよしポフィン」によって序盤の安定感が向上しています。
ゲッコウガ型と違い、「かがやくリザードン」でタケルライコexやトドロクツキexのようなたねexに対して強く出られる点が魅力です。
かがやくリザードンで直線的にダメージを与えていく性質であるため、「プライムキャッチャー」で相手のベンチポケモンを狙いやすくなったのは好印象です。


それだけでなく、「ツツジ」や『ロストマイン』と合わせた絡め手のプランにも活用できます。
「プライムキャッチャー」の持つ入れ替え効果が、特性【はなえらび】を多用するロストデッキと噛み合っている面もあります。

タケルライコex

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サンプルデッキレシピ

新登場したタケルライコexはHPの高さ、ワザのダメージ、使いやすさ共に高水準で、環境上位に食い込んでくることでしょう。まずはシンプルにターボ型で。


トドロクツキと違って「オーリム博士の気迫」と手貼りだけでワザを打つことができ、「エネルギーつけかえ」などを必要としない分、早期からの攻撃が見込めます。
新アーキタイプは毎回構築が研ぎ澄まされることによる伸びしろがあるので、これからの躍進が楽しみです。

未来バレット

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サンプルデッキレシピ
サンプルデッキレシピ

新しく生まれた未来の形。
始めにミライドンのワザ『アクセルピーク』でエネルギーを付け、そのエネルギーを「学習装置」で保持しながらテツノイサハexの特性【ラピッドバーニア】やテツノドクガの特性【サーマルリアクター】でエネルギーを集めて戦います。


新ACE SPECの「リブートポッド」がデッキのパワーを1段階底上げしています。隙あらばダメージの上がった『ごっつぁんプリファイ』を打てることもアリ。

ミライドンex

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サンプルデッキレシピ

レギュレーション変更で特性【エレキダイナモ】の「モココ」こそ失ってしまったものの、元より海外で流行していた「エネルギーシール」と「学習装置」を採用した形であればこれからも戦って行くことができそうです。


今回のデッキレシピではACE SPECを「プライムキャッチャー」にしていますが、「ヒーローマント」など他のものに変えることも十分に考えられます。

サーナイトex

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サンプルデッキレシピ

サーナイトはレギュレーション変更の影響がかなり大きく、足場となる「レベルボール」「霧の水晶」「バトルVIPパス」「キルリア(ミラージュステップ)」と主砲である「サーナイト(アルカナシャイン)」「ザシアンV」を失っています。ですのでデッキの根幹から変える必要があります。


今回は「ワザマシン エヴォリューション」を採用することで足場の損失を軽減し、主砲を超タイプの優秀なたねポケモンに置き換えることで対戦相手に合わせて戦う形を取っています。
新ACE SPECの「ヒーローマント」は、フワンテやサケブシッポのダメージを上げる目的で使うのももちろん強力ですが、ミミッキュの特性【しんぴのまもり】を突破するのが困難な相手に対してHPを高める動きも強力です。


やはり以前よりは安定感に欠けますが、相手に合わせて柔軟に戦える性能には磨きがかかったので、試してみる価値はあるでしょう。

ロストギラティナ

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サンプルデッキレシピ

レギュレーション変更で「バトルVIPパス」と「頂への雪道」を失い大きく弱体化を受けましたが、一定数のファン層からこれからも使われるデッキになるでしょう。


「なかよしポフィン」と「メタモン」のコンボは言わずもがな、新ACE SPECの「マキシマムベルト」でワザ『ロストインパクト』がリザードンexのHP330まで到達するようになりました。
一応『おとぼけスピット』がイキリンコexのHP160に到達するのも嬉しいポイントです。


スタジアム枠は「頂への雪道」が無くなった分、新カード「ミストエネルギー」に対抗するための「シンオウ神殿」としています。

アルセウスギラティナ

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レギュレーション変更による影響が少なく、その安定感は健在です。
以前までは周囲のカードのインフレであまり見かけなくなっていましたが、新ACE SPECの「マキシマムベルト」でワザ『トリニティノヴァ』の倒せる範囲が広がったため戦いやすくなりました。
流行するであろうリザードンに対して、テツノイサハexで弱点を突けるのもメリットです。


シンプルで強力なデッキなので初心者の方にもおすすめです。

ルギアVSTAR

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サンプルデッキレシピ

実はこのデッキ、レギュレーション変更による影響が「バーネット博士」のみと一見大丈夫そうなのですが、試してみるとその1枚が激痛でした。ネオラントVからアーケオスをトラッシュする動きができなくなったことで序盤の安定感がグッと落ち込んでしまう結果に。
その反面「頂への雪道」も無くなったので相手から妨害されることもなく、完全に自分との戦いという状況になりました。


こちらも新ACE SPECの「マキシマムベルト」でワザ『どっすんグースカ』がたねポケモンexまで届くダメージになりますので、非ルールのカビゴンでサイドを2枚取ることで試合を優位に進められます。

イダイナキバLO

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サンプルデッキレシピ

新弾の「イダイナキバ」はワザ『じばんほうかい』で山札を4枚トラッシュできる破格の性能を持っています。ただ、ゲーム開始時には47枚もの山札があるので、ワザの山札トラッシュのみで山札を削りきれるかというと怪しいところです。


「カウンターキャッチャー」で妨害したり「ブーストエナジー古代」でHPを上げたりすることでハードルを設け、相手にも「博士の研究」などで山札を減らしてもらう必要がありそうです。


新カード「ハンドトリマー」は、相手が手札を溜め込んでから「ナンジャモ」で山札を回復する動きを防ぐことができるので必須でしょう。

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