【ドラパルトex】優勝デッキと回し方を解説

ポケカコラム

ドラパルトの立ち位置

SNS動向メモ
  • 「ポケモンリーグ本部」を採用。タケルライコ等のたねポケモンex主体のデッキに対するアプローチ法
  • ピジョット型が主流。以前はネイティオ型で攻撃を間に合わせる型が主流であったが、「きらめく結晶」と「アカマツ」により攻撃速度が改善されたため。
ステラミラクル収録カードによる構築変化

・きらめく結晶

「ペパー」でサーチ対象になる恩恵が大きい。「ネオアッパーエネルギー」と用途性が似ているが、「ペパー」のサーチ対象であることから優先して採用されている。

・アカマツ

エネルギーをサーチしながら加速できるサポート。これまではドラパルトexに2枚エネルギーつける手段として、ネイティオの特性【アカシックセンス】や「ミラージュゲート」などを使わなければいけなかったが、「アカマツ」を採用することでACESPECで1体、「アカマツ」で1体育てることができ、今の環境に間に合う育成速度になった。

環境デッキに対する立ち回り方

ピジョット型ドラパルト
【ドラパルトex】ジムバトル優勝デッキレシピ

ヨノワールラインの登場で再び息を吹き返しつつある型。

ピジョットexの特性【マッハサーチ】で毎ターン好きなカードを持ってくることができるため考えているプランを通しやすいことが特徴。

特性【カースドボム】を宣言できるターンの爆発力は凄まじい。ドラパルトex,ヨノワール共に放置しにくいため、相手視点どこを倒すのか判断が難しいデッキになっている。

ピジョット型はネイティオ型やロスト型と比べてエネルギー加速手段に乏しかったが、「きらめく結晶」や「アカマツ」の登場したおかげで、ワザ『ファントムダイブ』を宣言するハードルが下がった。それに伴いピジョットexの特性【マッハサーチ】で中盤以降の再現性が高いことから最近人気が高まってきている。

VSリザードン

基本的にヨマワルを倒してサイドを稼いでいく。しかしこのプレイはいたずらにサイドを進めてしまうため、早い段階で「まけんきハチマキ」を含めるなどしてドラパルトexがワンパンされるようになってしまう。
そのため、ワンパンの返しで『デヴォリューション』なり『ファントムダイブ』なり、何かしらサイドを進める方法を準備しておくことが大切。つまり重要なのは速攻よりもドラパルト側の継戦能力の維持にある。

ポイント
①『バーニングダーク』のワンパンを恐れず、サイド5枚取ってしまう。サイドを5枚取ってしまえばリザードン側は特性【カースドボム】の宣言ができないため、リザードン側の1ターンの最大値を大きく抑えることができる。ドラパルト側の継戦能力を保つことが重要であると説いた理由はここに活きてくる。例えばリザードン側が特性【カースドボム】でのサイドの4枚取りを狙っていたところ、サイドを5枚取ることでその計画も露と消える。

②リザードを早めに排除しておきたい。ドラパルト側は手札干渉のギミックもふんだんに搭載しているため、『デヴォリューション』で1ターンを作るためにも中間を繋ぐリザードの存在が邪魔。

③リザードン側目線、狙いたいプランはサマヨールの特性【カースドボム】の50+『バーニングダーク』270による320ダメージちょうどのきぜつ。サイド1~2枚しか動いていない時間帯でのドラパルトワンパンは非常に損であるため、このプランだけは意識して回避したい。(個人的にリザードン側にとってVSドラパルトにおける最効率、最強プランだと感じている。)

昨今のリザードンデッキには「ネジキ」や「フトゥー博士のシナリオ」が採用されているため、ドラパルトデッキにとっての多くの例外が存在する。立ち回りの記述に関して多くの人に知恵を借りたが、文章どころか口頭ですら立ち回りの言語化が曖昧であった。それほど難解。
交戦を繰り返して独自の距離感を測るしかない玄人マッチ。

VS大空洞パルキア

パルキア側がドラパルトexをワンパンするダメージが出せないこと、中盤以降ヨルノズクを上手く使えないと「ボスの指令」が使えないこと、盤面を作れないこと等がパルキア側の弱点として挙げられる。「ナンジャモ」などをうまく使いながらドラパルトexを複数体作り、受け回ししながら戦う。

パルキア側のキチキギスexの特性【さかてにとる】を使わせないようにダメカンを調節することで「ナンジャモ」の効きが俄然良くなる。

ドラパルト側がベンチポケモンを5体以上置いてしまうと『あくうのうねり』でドラパルトexがワンパンされてしまうため、これさえ気をつけたらかなりの有利マッチ。

「キャンセルコロン」+ワザ『げっこうしゅりけん』があるため、マナフィ×1+ドラメシヤ×2と出すよりドラメシヤ×3と出した方がいいケースが多い。

VSタケルライコ

『ファントムダイブ』の60ばら撒きが効き始める前に対戦が終了してしまうため不利なマッチ。
リリース当初、破竹の勢いであったドラパルトを止めるために立った白羽の矢がこのタケルライコという相関図になっている。

基本的にドラパルトexが1回の攻撃できぜつさせられるので、サイドを1枚取られたあと、ドラパルトexで3回攻撃してサイドを6枚取りきりたい。
タケルライコexに「勇気のおまもり」をつけられるとHPが290と200+60ダメージできぜつさせられなくなってしまうので、タケルライコと戦わず、オーガポンexやイキリンコexを積極的に狙い、サイドを取り切るようにしたほうが戦いやすい。

上記は「ゼロの大空洞」型タケルライコにも同じことが言える。結局HPの低いシステムポケモンを狙った方が「オーリム博士の気迫」へのアクセスを阻害できるし、サイドも稼ぎやすい。なんだかんだ言ってもドラパルトexのHPは320もあるので、タケルライコ側の「オーリム博士の気迫」へのアクセス手段を止めてしまえば、『きょくらいごう』で5枚のエネルギーを捻出することは難しい。

6枚のサイドの内訳はタケルライコex1体、キチキギスex1体、イキリンコexやオーガポンex等で6枚の満たすことになる。何戦か練習こなすとタケルライコexの最大HPが高いため、無意識のうちにタケルライコexとの相対することは効率が悪いと気づくに至る。そのため、積極的にベンチで待機しているHPが少ないポケモンを狙っていく戦法に至る。

VSタケルライコを重く見るなら、「ロストスイーパー」と「まけんきハチマキ」があると、どちらも深く突き刺さる。「ロストスイーパー」と「まけんきハチマキ」で全体のダメカンの総量を上げ、かがやくフーディンの特性【ペインスプーン】で無駄がないように調整できれば、タケルライコ側の攻撃が止まらずともストレートに殴り勝ちできるゲームもある。このようになゲームプランを理想とするならば、重要なのはタケルライコ側の攻撃を耐えることではなく、ドラパルト側の攻撃が途切れないことを意識した方が勝ちやすい。

とは言え、『ファントムダイブ』は布石となるダメカンをばら撒く関係上、試合が長引けば長引くほど有利になるデッキであるため、タケルライコのような速いデッキは苦手としている。

VSドラパルト

ワザ『デヴォリューション』を使用して勝ちきりたい。

相手のドラパルトラインを優先的に狙い、「ワザマシン デヴォリューション」で一気に盤面を崩すことを意識する。『ファントムダイブ』のみで攻めても強力だが、「ワザマシンデヴォリューション」で相手の盤面を崩壊させた方がより早く勝利できるため、この戦略が最も効果的と言われている。特に、相手に先に攻撃されてしまった場合(後手側)は、『デヴォリューション』を絡ませないと逆転は難しい。

ステラミラクル環境では「きらめく結晶」と「アカマツ」の登場で速度と継戦能力が上がったことで先殴りの価値が上がった。後殴りから勝つには、『デヴォリューション』を絡めることが一番効率がいいため、最初から『デヴォリューション』による退化を目指してダメカンを撒いていきたい。

『デヴォリューション』を使うと、次の相手の攻撃に「ふしぎなアメ」を要求できる場合が多いので、これに「ナンジャモ」を絡めるとかなり絶望的な状況からも逆転できたりする。なので諦めずに戦って欲しい。

このミラーマッチは複雑に見えてかなりパターン化されているので数をこなすほど上手になる。

VSルギア

『ファントムダイブ』の60ばら撒きを後出しの「ミストエネルギー」で対応できるため、順当な殴り合いでは不利マッチ。

ゲームの方針しとしてはドラパルトexを一回の攻撃できぜつさせてくるチラチーノやエネルギーを供給してくるアーケオスを優先的にきぜつさせることを意識する。

ステラミラクル環境では、ヨノワールの特性【カースドボム】でアーケオスやチラチーノをきぜつさせることでドラパルトexがワンパンされない盤面を作ることができる。

「ミストエネルギー」の後出しの権利により、ワザ『ファントムダイブ』のばら撒きでアーケオスをきぜつさせることをプランに入れてしまうとサイドプランが崩れてしまうことが多い。出来るだけバトル場の200ダメージを有効に使いながら、あくまで足りない分をばら撒きで補うサイドプランを目指したい。そのため、ベンチを呼ぶ「カウンターキャッチャー」や「ボスの指令」は必要なタイミングでしっかりと使えるように手札や山札を整えておきたい。

イメージ的には200ダメージだけでサイドを取り切るイメージ。相当に効率が悪いがこれはもうどうしようもない。

「ミストエネルギー」やテツノカイナexを動かす「レガシーエネルギー」と、ルギア側はドラパルトexに対して有効な特殊エネルギーが多いため、「シンオウ神殿」や「改造ハンマー」は大事に扱う必要がある。

オーガポンいどのめんexが2体きぜつさせてくる可能性があるためマナフィを必ず出す。

VSレジドラゴ

考えなければいけないワザが多く、少しでも展開が悪いと一気に試合を決められる可能性のあるマッチアップ。

再現性の問題からレジドラゴ側が先にワザを打つ展開になりやすいが、ドラパルト側は最速3回の攻撃でサイドを取り切ることができるため(レジドラゴVSTAR+オーガポンex×2など)、3回のワザ『ファントムダイブ』を使うまで負けないゲーム展開になるよう意識する。

レジドラゴ側に入っているドラゴンポケモン次第だが、タケルライコexのワザ『きょくらいごう』でドラパルトが1回の攻撃できぜつさせられてしまうため、終盤は注意が必要。また、キュレムで一気に3体きぜつさせられるとサイドレース的に勝てなくなるのでマナフィは最優先で展開したい。

序盤乗り切ってしまったら耐久力の差でドラパルト側が勝つことが多い。(レジドラゴ側は『ファントムダイブ』を3回食らえばゲームオーバーだが、ドラパルト側は『ファントムダイブ』を3回以上耐えることができる。)

ドラパルト側に「まけんきハチマキ」の採用があれば更に有利。レジドラゴ側が先にサイドを取ったあとに『ファントムダイブ』、次のターンに「ボスの指令」+『ファントムダイブ』でレジドラゴVSTARを2体枯らすことができる。レジドラゴデッキはレジドラゴVSTARを2体用意することができないため、レジドラゴを対策したいなら「まけんきハチマキ」の採用があると良い。

バトル場のレジドラゴに230、ベンチのレジドラゴに60。次のターン、60ダメージが乗ったレジドラゴを呼び出して『ファントムダイブ』を使えば1体のドラパルトexで2体のレジドラゴを倒し切ることができる。オーガポンexがアタッカーとして出てきても全く脅威ではないため、この時点で実質的な勝利である。

VSサーナイト

キルリアやラルトス等、アタッカーを倒していくことでテンポを取ることができる。このマッチはドラパルトにとって珍しく、後半になればなるほどドラパルト側が不利になるため、多少無理をしてでも速いターンから攻撃しに行くことを目指したい。

このマッチアップのポイントはマシマシラの処理。マシマシラの特性【アドレナブレイン】を使わせないように立ち回ることが対戦のポイントとなる。

サーナイト側がマシマシラに悪エネルギーをつけることは案外ハードルが高いため、マシマシラに悪エネルギーがついた場合は必ず先にきぜつさせること。マシマシラの特性【アドレナブレイン】さえ封じてしまえば決して不利デッキではない。

サーナイト側のサイドの取り方は主にクレセリアの『ムーンライトリバース』+【アドレナブレイン】であるため、思い切ってドロンチを全部進化させてしまうのも一つの手段。
サーナイト側の場にダメカンが2個以上残っていたら僥倖。すかさずかがやくフーディンの特性【ペインスプーン】でキルリアにダメカンを移動させて、『ファントムダイブ』できぜつさせる。

ただし、かがやくフーディンは逃げるコストが2であり簡単に逃げることできない。かがやくフーディンを場に出してしまうと、十中八九「カウンターキャッチャー」でバトル場に呼び出されて縛られる。そのため、かがやくフーディンを場に出す以上、かがやくフーディンのワザ『マインドルーラー』で攻撃することも視野に入れておく。

早い段階で大勢を決することができなければ押し切って勝つのも難しくなるほどサーナイト側が鉄壁になる。

VSミライドン

早い段階からテツノカイナexで攻撃されるとサイドレースが間に合わないため、ロトムVなどのワザ『ごっつあんプリファイ』を耐えるポケモンをバトル場に出して、テツノカイナex以外にエネルギーをつけさせたい。

順当に攻撃して勝てないときはサイドを最短で取り切るよりも手札干渉をしながら相手のシャリタツをきぜつさせ、「ボスの指令」や「プライムキャッチャー」を引かせないプランを取る方が勝ちやすい。相手がサイドを取ったターンにこちらも攻撃できないと敗色濃厚。ドラパルトexを育てることにとにかく全力。

VS古代バレット

基本的にドラパルトexのワザ【ファントムダイブ】をひたすら宣言するマッチアップ。
相手のトドロクツキがドラパルトexを1回の攻撃できぜつさせるために必要なトラッシュの古代の枚数が25枚。かなり後半にならないと倒されないため、序盤からドラパルトを押し付ける動きが強い。
※特性【アドレナブレイン】のマシマシラが入っていることがあるため注意

また、古代バレット側に「いれかえカート」が入っていても2枚という構築環境になってきているため、バラマキの60でサイドを取れるだけのダメージ蓄積になりやすく、サイドレースを有利にすすめることができる。

VSロストギラティナ

このマッチアップは「こだわりベルト」が強い。ワザ『アビスシーク』に対して「こだわりベルト」をつけた「ドラパルトex」で攻撃することで1回できぜつさせながらベンチに60ダメージをばらまくことができる。VSTARに対しても230ダメージ+60ダメージ圏内に入れることができ、いつ使っても効果を発揮する。ただ逆にドラパルト側に「こだわりベルト」の採用がないと微妙なマッチングとなってしまう。

無傷のドラパルトexを1回できぜつさせることができるのはワザ『スターレクイエム』だけなので「ポケモン回収サイクロン」などをうまく使い、無傷のドラパルトexを複数回押し付けることで有利に立ち回ることができる。

同じギラティナVSTARに『ファントムダイブ』を2回使うことになると敗色の気配が漂ってくる。(ギラティナVSTARのHP280に対して200+200できぜつさせること。その差120ダメージが無駄になってしまう。)上手にベンチポケモンと入れ替えながら280ちょうどできぜつさせるように立ち回りたい。

VSロストバレット

【ロストギラティナ】と違い、ドラパルトexを1回の攻撃できぜつさせようとするとトドロクツキexのワザ『くるいえぐる』を使う必要がある。『くるいえぐる』によりHPが少なくなると簡単にドラパルトexにきぜつさせられてしまうため、トドロクツキexは最後以外で使いづらい。そのためドラパルトexが複数回攻撃できる。

HPが少ないポケモンが多く、サイドを取りやすいため有利に立ち回ることができる。「ワザマシン デヴォリューション」で一気に盤面を崩される可能性があるため注意が必要。

理論上は有利なマッチであるが、ドラパルト側の序盤の展開の遅さやロストバレット特有の爆発力などで一気に試合を持って行かれて負けてしまうケースが想像よりも遥かに多い。

これは対ロストバレットに限った話ではないが、後攻1ターン目に攻撃して来るデッキが増えたことにより、サイドを取られることよりも、場のポケモンの数が減って準備が間に合わないことが大きな問題であると感じる。特にドラパルト側は最低でもネイティオとドラパルトを1面ずつ用意する必要があり、どちらかが欠けるとワザ『ファントムダイブ』を宣言しづらくなる。

VSパオジアン

早い段階からドラパルトexを1回の攻撃できぜつさせてくるデッキであり、そのまま押し切られることも多い。どこまで行ってもパオジアン側の都合でゲームが進行するため、こちらはワザが途切れないように頑張ろうくらいしかアドバイスがない。

純粋に攻撃しあうと勝てないためセグレイブやビーダルを集中的に狙い、パオジアンexがダメージを出しにくくなることを狙う。大勝ちするか、大負けするかのわかりやすいマッチアップ。

ドラパルトexのワザ『ファントムダイブ』のダメージが200と60のばら撒きは、あえて相手のポケモンをきぜつさせない選択肢を取ることができる。このプレイングをすることによりキチキギスexの特性【さかてにとる】を1回ぶん封じることができる。1ターンに1体ずつ仕留めるのではなく、1ターンに複数同時きぜつに努めることで相手の攻撃は途切れやすくなる。

VSカビゴンLO

入れ替え札が少なく、厳しいマッチアップ。
出来るだけドラパルトライン以外出さずに試合をすすめる。幸いドラパルトexのワザ『ファントムダイブ』が200ダメージ出るため、「勇気のおまもり」がついているカビゴンまで1回の攻撃できぜつさせることができるため、ボタンループなどで耐久されることは少ない。

今のカビゴンLOは「おはやしぶえ」の登場で、ワザ『きしにはこぶ』のマンタインが採用されていないことが多く、トラッシュにポケモンを送ってしまえば出されないことが多いことも利用したい。

カビゴンLOが手札を溜め込むデッキである性質上、かがやく枠であるかがやくフーディンもこのマッチだとアタッカーになれる。(かがやくフーディンは相手の手札の枚数ぶんダメージを与えるワザを持つ。)

デッキ解説

デッキの特徴と回し方

ドラパルトの強みは弱点がないHP320と圧倒的なダメージ効率からなる盤面の制圧力にある。わずか2つのエネルギーで200ダメージ+60ダメージのばらまきを駆使し、効率的にサイドを先攻するか、ばらまきを使い、ワザマシン「デヴォリューション」と合わせて盤面を制圧するかなど相手によって様々なプランを取ることができる。

特に先攻2ターン目は現代ポケモンカード最強の攻撃と名高いため、ドラパルトを使用するプレイヤーはこの2ターン目を意識した立ち回りを心がけたい。

プレイするときの注意点として60とばらまきを上手く使えないとただ200ダメージでバトル場を攻撃するだけのデッキになってしまうため、どのようにダメージを与えれば勝てるかを常に考える必要がある。

採用カード解説

ドラパルトex

このデッキのメインアタッカー。僅か2つのエネルギーで200ダメージ+6個ダメカンをのせる驚異的なワザを持つ。ポケモンカードの歴史の中でも間違いなく上位クラスの破壊力。

エネルギーの色が違い、エネルギー供給に少し難があるがそれを補っても余りあるスペックがある。

ドロンチ

山札の上からカードを2枚見て1枚を手札に加えて1枚を山札の下に戻すという優秀な特性を持つ。

特性【はなえらび】や特性【リファイン】と違い、リソースが減らないのでどんな状況でも使いやすい。

ネイティオ

特性【アカシックセンス】によりエネルギーを加速しながらドローすることができる。「ネイティオ」があるおかげで「ポケモン回収サイクロン」でダメージを負った「ドラパルトex」を回収してもワザ『ファントムダイブ』をスムーズに使うことができる。

ネイティオ採用型のデッキはエネルギー供給をネイティオに頼り切っているので、積極的に倒すと相手のエネルギーが間に合わなくなることも多い。

かがやくフーディン

特性【ペインスプーン】で相手の場のダメカンを2個まで動かす事ができる。ワザ『ファントムダイブ』はバトル場に200ダメージ与えるが、次のターン同じポケモンに攻撃すると合計400ダメージとなり、過剰なダメージになるため、その過剰分のダメージを有効活用するために採用される。

同じポケモンに2回『ファントムダイブ』を使いたくない場合はテツノツツミの特性【ハイパーブロアー】でベンチのポケモンと入れ替えるのも良い。

にげるコストが重いのでバトル場に呼び出されて(※)縛られることがある。

(※)にげるコストが多いポケモンを「ボスの指令」等で入れ替えてバトル場から逃げられないを期待する戦法。ここの注意を怠るとヤミラミのワザ『ロストマイン』等でベンチポケモンを攻撃されたり、山札切れ勝利を狙われる原因となる。

ルチャブル

特性【フライングエントリー】でダメカンを1個ずつ2体に乗せることができる。

ヒトカゲやドラメシヤ等、HPが70のポケモンに対して『ファントムダイブ』と【フライングエントリー】を合わせてきぜつを狙う。

シャリタツ

特性【おとりよせ】でサポートカードをサーチすることができる。「シャリタツ」自身もドラゴンタイプであり「ワタル」でも持ってくることができる。
強力な効果だが、ドラパルトミラーなどにおいてはサイドを簡単に取られてしまう。

ポケモン回収サイクロン

ACESPEC枠。ポケモンのタイプや進化状態、ダメージの有無など、関係なくついているカードまで手札に戻すことができる。ダメカンを蓄積させるドラパルトミラーにおいて実質無条件で回復できるためミラーで有効なカードとされている。超エネルギーが戻ってくるため「ネイティオ」との相性も良い。

改造ハンマー

【ルギア】の「レガシーエネルギー」や「ミストエネルギー」、ミラーの「ネオアッパーエネルギー」を割るために採用される。特に【ルギア】に対しては特殊エネルギーを無効化できないと厳しいマッチアップとなるため、2枚採用されているケースもある。

きらめく結晶

ドラパルトexが1エネルギーでワザ『ファントムダイブ』を宣言できるようになったカード。「ネオアッパーエネルギー」と違い、ポケモンの道具であるため「ペパー」からサーチできる。

こだわりベルト

【ロストギラティナ】や【ルギア】に対して効果を発揮するカード。VSTAR進化していないギラティナとルギアを1回の攻撃できぜつさせることができる。

ワザマシン デヴォリューション

主に【ドラパルト】、【リザードン】に対して強力にはたらくカード。少ないダメージで大型exをきぜつさせることができ、一気に盤面を崩すことができる。

相手に「ミストエネルギー」がついていると『デヴォリューション』は効かないので注意。

ワタル

ドラゴンタイプのポケモンを3枚までサーチできるサポートカード。ドラパルトラインが全てドラゴンタイプであるため盤面を作りやすい。

メロコ

前の番に自分のポケモンがきぜつしていれば使える、トラッシュから炎エネルギーをつけ、手札が6枚になるようにドローすることができるサポートカード。

ドラパルトが1回の攻撃できぜつさせられて後続にエネルギーが間に合わないときに使用する。

ブライア

限定的な場面でのみ使える、サイドを1枚追加で獲得するカード。

残りサイドの1枚を取り切れないということが多かったため、そこを解消してくれる。このカードは今後も入ってくると予想される。

アカマツ

エネルギーをサーチしながら加速できるサポート。これまでは、ドラパルトexに2エネルギーつける手段として、ネイティオの特性【アカシックセンス】や「ミラージュゲート」などを使わなければいけなかったが、「アカマツ」を採用することでACESPECで1体、「アカマツ」で1体育てることができ、十分今の環境に間に合う育成速度になった。

ジャミングタワー

相手のポケモンのどうぐの効果をなくすスタジアムカード。タケルライコの「勇気のおまもり」、リザードンexの「マキシマムベルト」など、上手に使えばかなりの範囲を対策することができる。

ドラパルトデッキにも多くのポケモンのどうぐを採用しているので取り扱いは注意。

シンオウ神殿

主にルギアデッキの「レガシーエネルギー」「ギフトエネルギー」を対策するために採用する。

ネオアッパーエネルギー

ACESPEC枠。1回の手張りでワザ『ファントムダイブ』を打つことができる唯一のエネルギー。先に攻撃をして先行逃げ切りを目指すスタイルのプレイヤーは「ネオアッパーエネルギー」が良い。

ピジョット型は「ネオアッパーエネルギー」の採用率が高い。自身の「シンオウ神殿」でも効果がなくなってしまう点に注意が必要。

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