【サーフゴーex】優勝デッキと回し方を解説

ポケカコラム

更新日:4/24【水】

対象期間:4/15【月】~4/21【日】

【サーフゴーex】ジムバトル優勝デッキレシピ
4/14【日】チャンピオンズリーグ2024愛知 TOP16

シティリーグ入賞デッキ

パオジアンと同じ青天井ダメージのコンセプトを持つ。パオジアンとサーフゴーの良さを比較した時に、使用率ではパオジアンに軍配が上がっている。

サーフゴーには攻撃に他のポケモンの補助を必要としない、自身がドロー特性を持っている等のメリットがある。ただ、バトル場で戦うポケモンが倒されるとサイドを2枚取られるポケモンだけの非効率さや、ダメージラインやゲームの速度等を勘案して4/24【水】現在、劣化パオジアンと揶揄する声も多い。

パオジアンと大きく違う点はサーフゴー自体がデッキを回すシステムであること。パオジアンデッキはビーダルを倒しきってしまえばデッキが止まってそのまま勝つことも期待できるが、サーフゴーデッキは盤面が完成されてしまうと盤面での穴が少ない。

Pick up

オリジンパルキア型

【サーフゴーex】ジムバトル優勝デッキレシピ
4/22【月】トレカショップVOW(滋賀)準優勝

オリジンパルキアVSTARが採用された型。サーフゴーは攻撃に鋼エネルギーを1枚しか要求しないため、一見相性の悪そうなポケモンと組み合わせてもデッキとして成り立っている。サーフゴーexで大ダメージを出すには時間がかかることが多いため、その繋ぎとしてオリジンパルキアVSTARやかがやくゲッコウガで攻撃する。

オリジンパルキアは(※)単体で完結したアタッカーである。このデッキは強さはシナジーの相乗効果ではなく、サーフゴーの強いとオリジンパルキアの強いのパワーの足し算で測られる。

サポート「暗号マニアの解読」がサーフゴーデッキに相性の良いカードとなっている。必要なカードを山札の上にセットし、かがやくゲッコウガの特性【かくしふだ】やサーフゴーexの特性【ボーナスコイン】で引く。

(※)単体で完結しているとは、攻撃に他のポケモンの補助を必要としないことを指す。例えばパオジアンはセグレイブの特性【きょくていおん】を必要とするし、サーナイトは特性【サイコエンブレイス】ありきで作戦が組み立てられている。

オリジンパルキアVSTARのようなエネルギーをつけるだけで攻撃ができる、他のポケモンの特別な補助を必要としていないポケモンを単体で完結しているポケモンという。

ハッサム採用型

【サーフゴーex】ジムバトル優勝デッキレシピ
4/20【土】トレカプラザ55大須アメ横店(愛知)TOP4

倒されてもサイドが1枚しか取られないポケモンであり、サーフゴーと同じように1枚のエネルギーで攻撃ができるため、相性が良いとされている。

また、ハッサムはHP140とテツノカイナexのワザ「ごっつぁんプリファイ」の圏内から外れている非ルールポケモンであるため、この点も評価に大きく絡んでくる。(ごっつぁんプリファイで倒されない非ルールアタッカーはそうそういないため)

ただ場に出る特性持ちのポケモンの数は相手がコントロール可能であるため、まったく役に立たない場合もある。このへんの塩梅は相手の技量とデッキの相性による。

『なかよしポフィン』によりHP70のストライクをサーチすることができるので、こちらのデッキタイプも注目されている。

ヒスイイダイトウ型

【サーフゴーex】ジムバトル優勝デッキレシピ
4/9【火】スキップ玉出店(大阪)TOP8

サブアタッカーにヒスイイダイトウを採用した型。ヒスイイダイトウのワザ『みたまのぼり』は自分のトラッシュの基本エネルギーをすべて山札に戻し、その枚数×20ダメージを与えるワザ。サーフゴーexのワザ『ゴールドラッシュ』でたくさんエネルギーをトラッシュした後に使用すると強力。

ヒスイバスラオのワザ『むれをあつめる』も優秀なワザで、エネルギーを使用せずたねポケモンをベンチに出すことができる。ヒスイバスラオで対戦がスタートしなくても、エネルギーを手札からつけて逃げることでそのまま『むれをあつめる』を使うことができるため非常な強力なワザ。

オリジンパルキア、ハッサム、ヒスイイダイトウの3つの型の中だと、このヒスイイダイトウ型がダントツで安定して回すことができる。他のデッキとサーフゴーの特色を出すならヒスイイダイトウ型が最も良さが出ている。

デッキ解説

デッキの特徴と回し方

サーフゴーexのワザ「ゴールドラッシュ」は手札から基本エネルギーを好きなだけトラッシュし、その枚数×50ダメージを与えるワザ。エネルギーさえ用意できればどんな相手でも1回の攻撃できぜつさせることができる。

ワザが1枚のエネルギーで使えるためポケモンを育てるという考えが希薄であり、プレイングは終始、手札の枚数をいかに増やすかに着目される。手札の枚数さえ確保できれば、どんなポケモンでも倒せるためである。

少し難しいテクニックだが、ワザ「ゴールドラッシュ」で相手ポケモンを1回の攻撃で相手をきぜつさせることができないとき、その場合はあえて攻撃せずにエネルギーを温存したほうが良い。(例えばリザードンexを倒すときに、200ダメージ1回と150ダメージ1回の2回攻撃で倒すのではなく、倒せないのであればあえて攻撃せずに、次のターンの350ダメージ1回で倒したいということ。)

中途半端にダメージを与えると相手ポケモンがバトル場から逃げてしまうので、攻撃をするときは必ず1回の攻撃で仕留めるよう立ち回りたい。

採用カード解説

サーフゴーex

特性【ボーナスコイン】は無条件で山札を1枚引く効果を持つ。サーフゴーを4体作れば、それだけで山札を4枚以上引くことができる。

目安として提示すると、仮にリザードンexを3体倒してゲームに勝利する場合、HP330×3体を処理するためにエネルギー7枚(350ダメージ)×攻撃3回で最短勝利に必要なエネルギーの枚数は21枚。更にワザ「ゴールドラッシュ」を使うためのエネルギーが3体分必要であるため、ゲームに勝利するには最低でも24枚のエネルギーを確保する必要がある。

では、デッキには何枚エネルギーを供給する準備があるだろうか。サーフゴーデッキに採用されているエネルギーの枚数は大体12枚。スーパーエネルギー回収を4回使用してエネルギーが16枚分。

サーフゴーデッキがゲーム中に用意できるエネルギーの総量は12+16で計28枚が目安となる。このように考えるとエネルギーの枚数にはあまり余裕がないので、『ハイパーボール』等のコストを支払うカードを使う時には慎重なプレイを心がけたい。

ハッサム

ワザ「パニッシュシザー」は相手の場の特性を持つポケモンの数×50ダメージを追加するワザ。大体の環境デッキは特性をふんだんに利用したデッキであるため、パニッシュシザーの通りは良い。

ただ、ダメージの増減は相手のプレイング次第であるため価値は強さは一定ではない。できれば260ダメージを出して相手のたねポケモンexやたねポケモンVを倒したいが、相手の技量でコントロールされてしまうため、あくまでハッサムは小物担当の枠組みを出ない。

ストライク

ハッサムを採用する場合、ストライクはにげるが0のこちらのカードになる。

オリジンパルキアVSTAR

サーフゴーの相方として大抜擢された。サーフゴーexがワザに鋼エネルギーを1枚しか要求しないため、オリジンパルキアのような異色のアタッカー採用も可能としている。

オリジンパルキアは高HP+早い段階から攻撃ができるため、まだ手札にエネルギーが集まり切っていない序盤を戦い抜いてくれる良アタッカーである。

ハイパーアロマ

サーフゴーexをサーチするためのカード。このデッキはいかに早い段階でサーフゴーexを複数体用意できるかが勝敗に大きく関わってくるため、非常に相性の良いカードとなっている。(むしろサーフゴーデッキに採用しなければどこでこのカードを採用するんだというくらいの高評価。)

代替案として「ハイパーボール」でもサーフゴーexはサーチできるが、手札を2枚トラッシュするという効果が重い。

スーパーエネルギー回収

手札を2枚トラッシュすることで、トラッシュから4枚基本エネルギーを手札に加えることができる。サーフゴーデッキの根幹を支えるカードであるため大事に使いたい。

エネルギー回収

『スーパーエネルギー回収』だけではエネルギーが間に合わないと感じたときに追加で補填するカード。かがやくゲッコウガの特性【かくしふだ】が使いやすくなる。

大地の器

手札を1枚トラッシュしてエネルギーを2枚手札に加えるカード。どのタイミングで使っても便利な効果だが、終盤まで大事に残しておいて、相手の手札干渉後のエネルギーをサーチする手段として使うと、なかなか玄人感を出すことができる。

暗号マニアの解読

サーフゴーexの特性【ボーナスコイン】と組み合わせて任意のカードを手札に加える。かがやくゲッコウガの特性【かくしふだ】、グッズを引きたいのであればスタジアム「ポケストップ」でもカードを手札に加えることができる。

カイ

オリジンパルキア型のサーフゴーに採用される。オリジンパルキアの他にもかがやくゲッコウガをサーチできるので、特性【かくしふだ】から手札を増やすことができる。

オリジンパルキア型が人気なのは、この「カイ」をナチュラルに採用できるからという理由も手伝っている。

ポケストップ

サポートカード+特性【ボーナスコイン】と山札を縦に引いた後に、更にダメ押しのポケストップで攻撃に必要なパーツを一気に揃える。特に攻撃の要である「スーパーエネルギー回収」を引くことができるのが大きい。前半に使用してポケモンが落ちてしまうと痛手なので、使い所はできれば後半が良い。

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