【サーフゴーex】優勝デッキと回し方を解説

ポケカコラム

更新日:12/4

対象期間:12/2【土】~12/3【日】

シティリーグ入賞デッキ

シティリーグで入賞したのは下記7デッキ。12/5【火】現在、サーフゴーのリリース当初より着実に使用者数は増えている。サーフゴーのような与えるダメージに上限がないワザには常に需要があり、サーフゴーがにっちもさっちも行かないということは考えにくいため、サーフゴーが活躍するには正にタイミング次第である。

Pick up

ハッサム型【スタンダード】

【サーフゴーex】ジムバトル優勝デッキレシピ
12/3【日】竜星の嵐 十三店(大阪)TOP16

サーフゴーの型で1番人気があるのはハッサムが採用された型。

サーフゴーがエネルギー1枚で攻撃できるため、同じように1枚のエネルギーで攻撃したい。

非ルールのポケモン。(倒されてもサイドが1枚しか取られないポケモン)

この2個の条件で検索をかけたときに当てはまるのがハッサムだった。

現環境では特性持ちのポケモンが多いため、ハッサムのダメージはそこそこ期待できるものとなる。

ただ、ハッサムは上記2点で検索して導かれた消極的理由の相方なので、ハッサムより良い相方が出ればそちらにトレンドは移り変わる。

ハッサムはHP140とテツノカイナexのワザ「ごっつぁんプリファイ」の圏内から外れている非ルールポケモンであるため、この点も評価に大きく絡んでくる。(ごっつぁんプリファイで倒されない非ルールアタッカーはそうそういないため)

オリジンパルキア型

【サーフゴーex】ジムバトル優勝デッキレシピ
12/2【土】ブックオフ佐賀南部バイパス店(佐賀)TOP4

オリジンパルキアVSTARが採用された型。サーフゴーは攻撃に鋼エネルギーを1枚しか要求しないため、一見相性の悪そうなポケモンと組み合わせてもデッキとして成り立つ。

サーフゴーは大型ポケモンの相手は得意だが、小型ポケモンの相手をするのは苦手なので、小型相手にはオリジンパルキアやかがやくゲッコウガに任せることとした。『キャンセルコロン』と『クロススイッチャー』が採用されているので、かがやくゲッコウガのワザ「げっこうしゅりけん」で小型ポケモンを一蹴する。

ヒスイイダイトウ型

【サーフゴーex】ジムバトル優勝デッキレシピ
11/23【木】宝島 長久手店(愛知)TOP4

サーフゴーのワザ「ゴールドラッシュ」でトラッシュしたエネルギーを利用するためヒスイイダイトウが採用されている型。ワザ「みたまのぼり」はトラッシュにあるエネルギーの数×20ダメージが出るので、そこそこのダメージが期待できる。

ただ、全部のエネルギーを「みたまのぼり」で返したとしても260ダメージなので、リザードンex等のHP300超えのポケモンはサーフゴーで倒さなければならない。

ハッサム型【初心者向き】

【サーフゴーex】ジムバトル優勝デッキレシピ
11/11【土】宝島 多治見店(岐阜)TOP8

サーフゴーを使ってみたいと考えている方へおすすめしたい。カードが入っている種類が少ないデッキほど使いやすい。

デッキ解説

デッキの特徴と回し方

サーフゴーexのワザ「ゴールドラッシュ」は手札から基本エネルギーを好きなだけトラッシュし、その枚数×50ダメージを与えるワザ。エネルギーさえ用意できればどんな相手でも1回の攻撃できぜつさせることができる。

ワザが1枚のエネルギーで使えるためポケモンを育てるという考えが希薄であり、プレイングは終始、手札の枚数をいかに増やすかに着目される。手札の枚数さえ確保できれば、どんなポケモンでも倒せるためである。

少し難しいテクニックだが、ワザ「ゴールドラッシュ」で相手ポケモンを1回の攻撃で相手をきぜつさせることができないとき、その場合はあえて攻撃せずにエネルギーを温存したほうが良い。(例えばリザードンexを倒すときに、200ダメージ1回と150ダメージ1回の2回攻撃で倒すのではなく、倒せないのであればあえて攻撃せずに、次のターンの350ダメージ1回で倒したいということ。)

中途半端にダメージを与えると相手ポケモンがバトル場から逃げてしまうので、攻撃をするときは必ず1回の攻撃で仕留めるよう立ち回りたい。

採用カード解説

サーフゴーex

特性【ボーナスコイン】は無条件で山札を1枚引く効果を持つ。サーフゴーを4体作れば、それだけで山札を4枚以上引くことができる。

目安として提示すると、仮にリザードンexを3体倒してゲームに勝利する場合、HP330×3体を処理するために7×3で21枚。更にワザ「ゴールドラッシュ」を使うためのエネルギーが3体分必要であるため、ゲームに勝利するには最低でも24枚のエネルギーを確保する必要がある。

では、デッキには何枚エネルギーを供給する準備があるだろうか。サーフゴーデッキに採用されているエネルギーの枚数は大体12枚。スーパーエネルギー回収を4回使用してエネルギーが16枚分。

サーフゴーデッキが用意できるエネルギーの枚数は12+16で計28枚が目安となる。このように考えるとエネルギーの枚数にはあまり余裕がないので、『ハイパーボール』等のコストを支払うカードを使う時には慎重なプレイを心がけたい。

ハッサム

ワザ「パニッシュシザー」は相手の場の特性を持つポケモンの数×50ダメージを追加するワザ。大体の環境デッキは特性をふんだんに利用したデッキであるため、パニッシュシザーの通りは良い。

ただ、ダメージの増減は相手のプレイング次第であるため価値は強さは一定ではない。できれば260ダメージを出して相手のたねポケモンexやたねポケモンVを倒したいが・・・相手に意識されるとそうはうまくいかないものである。

スーパーエネルギー回収

手札を2枚トラッシュすることで、トラッシュから4枚基本エネルギーを手札に加えることができる。サーフゴーデッキの根幹を支えるカードであるため大事に使いたい。

エネルギー回収

『スーパーエネルギー回収』だけではエネルギーが間に合わないと感じたときに追加で補填するカード。かがやくゲッコウガの特性【かくしふだ】が使いやすくなる。

大地の器

手札を1枚トラッシュしてエネルギーを2枚手札に加えるカード。どのタイミングで使っても便利な効果だが、終盤まで大事に残しておいて、相手の手札干渉後のエネルギーをサーチする手段として使うと、なかなか玄人感がある。

クロススイッチャー

サーフゴーは「縦引き」と言われるサポートで構成されるデッキタイプなので、『クロススイッチャー』と相性が良い。縦引きとは、山札を引いてカードを既存の手札にカードを加えるだけのシンプルな効果を指す。

例えば『博士の研究』や『ナンジャモ』のようなカードは縦引きとは言わない。これらのカードは既存の手札をリフレッシュして新たなカードを加える効果である。

このようなサポートがメインのデッキはせっかく引いていた『クロススイッチャー』の片方を手放してしまうことが多く、『クロススイッチャー』が揃いにくい特徴がある。『クロススイッチャー』を採用するのであれば、既存の手札にカードを追加する縦引き系のデッキが良い。

さぎょういん

山札を引きながら場のスタジアムをトラッシュできるカード。特性【ボーナスコイン】を妨害してくる『頂への雪道』、その対策として採用されている。

『ツツジ』や『ナンジャモ』を使われ手札を減らされたとしても、たとえどんな状況からでも手札を増やして相手のポケモンをきぜつさせる必要があるため、サーフゴーの特性【ボーナスコイン】はデッキの生命線である。

本当はもっとガッツリ引けるサポートを採用したいところだが、『頂への雪道』が場に残り続けるデメリットと比較して採用するしかない、といったニュアンスのカード。

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