【トドロクツキex】優勝デッキと回し方を解説

ポケカコラム

更新日:12/4

対象期間:12/2【土】~12/3【日】

2023世界大会準優勝の選手(世界最強と名高い)

シティリーグ入賞デッキ【全12デッキ】

トドロクツキには『オーリム博士の気迫』と『ダークパッチ』で全面的にトドロクツキを押し出す【スタンダード型】とロストギミックを用いた【ロスト型】の2種類がある。

ロスト型はかがやくリザードンと組ませた型もある(こちらのデッキレシピはロストバレットに掲載。)

かがやくリザードンと組ませたトドロクツキは12/4【土】現在、最も勢いのあるデッキタイプ。この流行理由は、ロストリザードン+トドロクツキは海外での評価が高いことが手伝っている。

Pick up

トドロクツキex【スタンダード型】

【トドロクツキex】ジムバトル優勝デッキレシピ
12/2【土】バトロコ 水戸駅前(茨城) TOP8

シンプルに組まれたトドロクツキデッキ。イキリンコexの特性【イキリテイク】からゲームを組み立てる。

シンプルに組まれているデッキであり、後攻1ターン目に攻撃できる可能性が高い。

ポケモンカードは最初に攻撃できたプレイヤーが有利になるカードゲームであるため、じゃんけんで負けて後攻になったとしても先に攻撃をしてゲームの主導権を握れる余地があるのはありがたい。

ただ積極的に後攻を取るデッキではないので、あくまで後攻での攻撃余地はおまけである。(仮に意図して後攻を取るのであれば、攻撃成功率80%以上は欲しい。)

エネルギーつけかえの4枚採用によりかがやくゲッコウガのワザ「げっこうしゅりけん」が使用可能であり、12/4【土】現在ではトドロクツキは水エネルギーとの採用が一般的となりつつある。

ロスト型トドロクツキ【かじばのいっぱつ採用】

【トドロクツキex】ジムバトル優勝デッキレシピ
12/2【土】ドラゴンスター日本橋3号店(大阪) 準優勝

ロストコンセプトを使用したデッキ。

ロストバレットは瞬間的な火力不足に悩まされていたが、トドロクツキのワザ「くるいえぐる」により解決。大物に強いトドロクツキ、小物に強いヤミラミやウッウで場面に応じて戦う。

こちらはシャイニートレジャーexに収録された新カード『ワザマシン かじばのいっぱつ』が採用されている。このワザマシンは無色エネルギーを3個要求するが、ウッウにつけることで特性【ロストプロバイト】の効果により、エネルギー0個で使用することができる。

デッキ解説

デッキの特徴と回し方

相手を強制きぜつさせるワザ「くるいえぐる」と中打点の「カラミティストーム」を活かして戦うデッキ。たねポケモン主体のデッキであるため安定性が高く、強制きぜつの効果によりスピード感のある勝負を仕掛けることができる。

エネルギーが付いて攻撃ができる状態のトドロクツキを3体用意する必要があるため、プレイングの方針はポケモンの育成に目を向けなければならない。

『オーリム博士の気迫』『ダークパッチ』を使って育成をするため、これらのカードの使用のための事前準備として悪エネルギーをいかにしてトラッシュに送ることができるかがポイント。

採用カード解説

トドロクツキex

ワザ「くるいえぐる」は相手を強制きぜつさせるワザ。このワザでサイドが3枚取られるポケモンVMAXが環境で活躍するのはいよいよ厳しい。(ミュウVMAXは生き残ってるが)

くるいえぐるのきぜつ処理にはややこしい裁定あるため、使用前には要確認したい。【※下記リンク】

ワザ「カラミティストーム」は使い勝手がよく、多くのex,VポケモンはHP220に設定されているため、このラインを倒せるのは高評価。ただ肝心のトドロクツキexがミラーマッチした場合は10耐えるため、ミラーを見据えるなら『げんきのハチマキ』や「アラブルタケ」で調整を加える必要がある。

アラブルタケ

特性【もうどくふんじん】はお互いのバトルポケモンをどくにする。

これで実質的な「+10」ダメージを得るため、ワザ「カラミティストーム」の1回の攻撃でトドロクツキexを倒すことができる。

ダークライVSTAR

特性【スターアビス】がトラッシュからグッズを2枚拾う。主に回収先は『クロススイッチャー』や『ダークパッチ』となる。場に悪エネルギーがたくさん溜まるデッキなので、上のワザ「あくのはどう」のダメージも期待できる。

モルペコ

特性のおかげで逃げるが0になるので、『ダークパッチ』との相性が良い。『ダークパッチ』はベンチポケモンにしかエネルギーをつけられないので、いつでも逃げれるモルペコをバトル場に出しておくことで『ダークパッチ』が使いやすくなる。

イキリンコex

カードをたくさん引いてトラッシュにエネルギーを送る必要があるので、特性【イキリテイク】で序盤からどんどん動いていきたい。特に『オーリム博士の気迫』は山札を引ける枚数が少ないため、その欠点を補ってくれるのが助かる。(山札を速攻で引き切って勝つがコンセプトのデッキなのに、オーリム博士の気迫の3枚ドローはあまりに少ない。)

かがやくゲッコウガ

特性【かくしふだ】でエネルギーをトラッシュして2枚山札を引く。エネルギーつけかえが多めに採用されているデッキは水エネルギーも一緒に採用することでワザ「げっこうしゅりけん」が使えるようになっている。

ただあくまで一般的な運用は特性【かくしふだ】で悪エネルギーをトラッシュに送ることをメインとして使う。

ダークパッチ

トラッシュから悪エネルギーをベンチポケモンにつける。基本はこのカードでエネルギーを間に合わせる。

『オーリム博士の気迫』もエネルギー加速カードとして優秀だが、『オーリム博士の気迫』はサポートの権利を使ってしまうのが難点。このデッキはできればサポートは『ボスの指令』や『ナンジャモ』を使いたいので、グッズでエネルギーを加速できる『ダークパッチ』の優先度は高い。

ブーストエナジー古代

古代のポケモンにつけることで最大HPを「+60」、そして特殊状態ならずの破格スペック古代専用カード。

トドロクツキに付けるとHPが290なるが、このサイズのHPを処理するとなると大技を切る必要があり、そもそも最大ダメージが290に届かない環境デッキも多々あるため相手に大きなハードルを課すことができるカードである。

ただこのようなHP底上げカードは環境によって価値が変動するため、必須ではあるとは限らない。しかし採用を見送るには相応の理由付けが伴うほど強力な1枚。

オーリム博士の気迫

トラッシュから古代のポケモン2匹にエネルギーを付けることができる。

トドロクツキが攻撃するのには3枚エネルギーが必要で、エネルギーが付いたトドロクツキを3体用意するとする。これには悪エネルギーが計9枚必要。決着を4ターン目を目標にすると、手張りで4枚+ダークパッチ4枚で4ターンでは計8枚のエネルギーしか用意できない。そのため対戦では必ず1回は使用しなければならない必須カードである。

ちなみにエネルギーを1枚も付けることができないときは、このカードは使えない。(必ず2枚付ける必要はない。)つまり3枚引くためだけのカードとして使うことはできない。

上記のような、トラッシュにエネルギーがないため『オーリム博士の気迫』が使えないという状況は頻繁にあるため気をつけたい。

ポケストップ

山札の上から3枚トラッシュして、その中のグッズをすべて手札に加えるカード。このデッキには多くのグッズが多く入っているため期待値が高い。また悪エネルギーは積極的にトラッシュしたいカードであるため、悪エネルギーも当たりカードであると考えるとトラッシュとなって困るカードは少なく、デッキとの相性が良い。

コメント

タイトルとURLをコピーしました