【ルール解説】フーディンex(ディメンションハンド)の裁定を解説します。

マインドジャック　90＋

相手のベンチポケモンの数×30ダメージ追加。

ディメンションハンド　120

このワザは、このポケモンがベンチにいても使える。

フーディンexの裁定のポイントは、フーディンexはバトル場でワザを使っていないだけで、受ける利益も不利益も、バトル場でワザ宣言したときと同様の取り扱いをするということです。

裁定解説

はい、弱点計算をおこないます。

ベンチからディメンションハンドを使った場合でも、弱点計算はおこないます。

はい、「＋30」されます。

ベンチからディメンションハンドを使った場合でも、こだわりベルトの効果は付与されます。

このカードをつけているポケモンが使うワザの、相手のバトル場の「ポケモンV」へのダメージは「+30」される。

はい、はたらきます。

この場合、ワザを使ったフーディンexにダメカンをのせます。

ベンチからディメンションハンドを使った場合でも、ゴツゴツメットの効果は受けます。この裁定はエーススペック「デラックスボム」にも同じことが言えます。

このカードをつけているポケモンが、バトル場で相手のポケモンからワザのダメージを受けたとき、ワザを使ったポケモンにダメカンを2個のせる。

いいえ、できません。

このカードをつけているポケモンが、バトル場で相手のポケモンからワザのダメージを受けたとき、ワザを使ったポケモンについているエネルギーを1個選び、相手のベンチポケモンにつけ替える。

いいえ、ダメージを与えることはできません。

バトルポケモンとバリヤードのエネルギーの数が同数であるため、特性【ものまねバリア】の要件を満たしています。

特性【ものまねバリア】によりバリヤードは相手のポケモンからワザのダメージを受けない状態となっているので、バリヤードはダメージを受けません。

では、下記のような場合だとどうでしょうか。

バトルポケモンとバリヤードのエネルギーの数は相違しています。しかし、ダメージを与えてくるフーディンexとバリヤードのエネルギーの数が一致しているという状況です。

この場合はダメージを与えることができます。

特性【ものまねバリア】の要件は相手のバトルポケモンとのエネルギーの数の一致です。

ダメージを与えてくるのはフーディンexですが、フーディンexはあくまでベンチポケモンという姿勢であるため、特性【ものまねバリア】の要件には該当していません。

特性【ものまねバリア】

このポケモンと相手のバトルポケモンについているエネルギーの数が同じなら、このポケモンは、相手のポケモンからワザのダメージを受けない。