ポケモンのワザのテキスト【相手のバトルポケモンにかかっている効果を計算しない】について解説します。
かかっている効果の取り扱いは少し複雑で、わかりやすく説明しようにも、「これはルール上そうなっている」としか説明できないものもあります。
なので今回は類似のテキストに置き換えて考えられるように、パターンの羅列にて解説をしていきます。
ミュウvmax,ジュラルドンvmaxのワザが代表例
このワザのダメージは、相手のバトルポケモンにかかっている効果を計算しない。
▼ワザの効果がわからない方へ▼
case1.特性
ワザのダメージを受けない
このポケモンは、相手の「ポケモンV」からワザのダメージを受けない。
この特性は、相手のバトルポケモンにかかっている効果として扱うため、ワザのダメージを与えることができます。
このポケモンがいるかぎり、鋼エネルギーがついている自分のたねポケモン全員は、相手の「ポケモンV」からワザのダメージを受けない。
この特性は、相手のバトルポケモンにかかっている効果として扱うため、ワザのダメージを与えることができます。
このポケモンが受けるワザのダメージは【-x】される
このポケモンがいるかぎり、自分のポケモン全員が、相手の「ポケモンV」から受けるワザのダメージは「-20」される。
この特性は、相手のバトルポケモンにかかっている効果として扱うため、ワザのダメージのマイナスを無視することができます。
ワザを使ったポケモンにダメカンをのせる
このポケモンがいるかぎり、自分のバトル場の「ブリガロンV」が、相手のポケモンからワザのダメージを受けたとき、ワザを使ったポケモンにダメカンを3個のせる。
ワザを使ったポケモンにダメカンをのせる計算(判定)は、ワザの処理の後のため、ワザを使ったポケモンにダメカンがのります。
相手のバトルポケモンにかかっている効果を計算しない、との関係にありません。
case2.トレーナーズ
このポケモンが受けるワザのダメージは【-x】される
ポケモンのどうぐ
このカードをつけているポケモンが、相手のポケモンから受けるワザのダメージは「-20」される。
サポート
次の相手の番、自分のポケモン全員が、相手の「ポケモンV」から受けるワザのダメージは「-120」される。(新しく場に出したポケモンもふくむ。)
スタジアム
おたがいの水または闘エネルギーがついているポケモンが、相手のポケモンから受けるワザのダメージは「-20」される。
相手のバトルポケモンにかかっている効果として扱うため、ワザのダメージのマイナスを無視することができます。
HPが大きくなる
このカードをつけているポケモンの最大HPは「30」大きくなる。
HPが大きくなる効果は、かかっている効果として扱わないため、最大HPは「30」大きい状態として扱います。
相手のバトルポケモンにかかっている効果を計算しない、との関係にありません。
弱点がなくなる
このカードをつけているポケモンの弱点は、すべてなくなる。
弱点がなくなる効果は、かかっている効果として扱わないため、弱点はなくなったままです。
相手のバトルポケモンにかかっている効果を計算しない、との関係にありません。
ワザを使ったポケモンにダメカンをのせる
このカードをつけているポケモンが、バトル場で相手のポケモンからワザのダメージを受けたとき、ワザを使ったポケモンにダメカンを2個のせる。
ワザを使ったポケモンにダメカンをのせる計算(判定)は、ワザの処理の後のため、ワザを使ったポケモンにダメカンがのります。
相手のバトルポケモンにかかっている効果を計算しない、との関係にありません。
case3.ポケモンのワザの効果
このポケモンが受けるワザのダメージは【-x】される
次の相手の番、このポケモンが受けるワザのダメージは「-20」される。
相手のバトルポケモンにかかっている効果として扱うため、ワザのダメージのマイナスを無視することができます。
このポケモンはワザのダメージや効果を受けない
コインを1回投げウラなら、このワザは失敗。オモテなら、次の相手の番、このポケモンはワザのダメージや効果を受けない。
相手のバトルポケモンにかかっている効果として扱うため、ワザのダメージを与えることができます。
自分のポケモンにかかっている効果
次の相手の番、このワザを受けたポケモンがワザを使うとき、相手はコインを1回投げる。ウラならそのワザは失敗。
相手のバトルポケモンにかかっている効果ではなく、自分のポケモンにかかっている効果のため、コインを投げる必要があります。ウラならワザは失敗します。
相手のバトルポケモンにかかっている効果を計算しない、との関係にありません。
次の相手の番、このワザを受けたポケモンが使うワザのダメージは「-30」される。
相手のバトルポケモンにかかっている効果ではなく、自分のポケモンにかかっている効果のため、ワザのダメージは「-30」されます。
相手のバトルポケモンにかかっている効果を計算しない、との関係にありません。
ワザを使ったポケモンにダメカンをのせる
次の相手の番、このポケモンがワザのダメージを受けたとき、ワザを使ったポケモンにダメカンを8個のせる。
ワザを使ったポケモンにダメカンをのせる計算(判定)は、ワザの処理の後のため、ワザを使ったポケモンにダメカンがのります。
相手のバトルポケモンにかかっている効果を計算しない、との関係にありません。
case4.エネルギーカード
このポケモンが受けるワザのダメージは【-x】される
このカードをつけているポケモンが、相手の「ポケモンV」から受けるワザのダメージは「-30」される。この効果は、「Vガードエネルギー」が何枚ついていても、重ならない。
相手のバトルポケモンにかかっている効果として扱うため、ワザのダメージのマイナスを無視することができます。
自分のポケモンにかかっている効果
このカードをつけているポケモンが使うワザの、相手のポケモンへのダメージは「-20」される。
相手のバトルポケモンにかかっている効果ではなく、自分のポケモンにかかっている効果のため、ワザのダメージは「-20」されます。
相手のバトルポケモンにかかっている効果を計算しない、との関係にありません。
弱点がなくなる
このカードをつけているポケモンの弱点は、すべてなくなる。
弱点がなくなる効果は、かかっている効果として扱わないため、弱点はなくなったままです。
相手のバトルポケモンにかかっている効果を計算しない、との関係にありません。
HPが大きくなる
このカードをつけている炎ポケモンの最大HPは「20」大きくなる。
HPが大きくなる効果は、かかっている効果として扱わないため、最大HPは「20」大きい状態として扱います。
相手のバトルポケモンにかかっている効果を計算しない、との関係にありません。
ワザを使ったポケモンにダメカンをのせる
このカードをつけている超ポケモンが、バトル場で相手のポケモンからワザのダメージを受けたとき、ワザを使ったポケモンにダメカンを2個のせる。
ワザを使ったポケモンにダメカンをのせる計算(判定)は、ワザの処理の後のため、ダメカンがのります。
相手のバトルポケモンにかかっている効果を計算しない、との関係にありません。
case5.弱点、抵抗力
弱点、抵抗力は相手のバトルポケモンにかかっている効果ではありません。
弱点、抵抗力の計算を行います。
相手のバトルポケモンにかかっている効果を計算しない、との関係にありません。
つまり、ダメージは弱点で倍になるし、抵抗力でマイナスされます。
昔は抵抗力はかかっている効果として計算されていたため、ダメージはマイナスされませんでした。ですが、マイナスになるようルールの変更がありました。(変更:2016年12月9日)
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