更新日:12/4
対象期間:12/2【土】~12/3【日】
シティリーグ入賞デッキ
あまり外部に影響されないデッキであるため、不動の地位を確立している。12/4【月】現在でもそれは変わらず、何なら以前に増して少し立ち回りやすい環境となっている。






Pick up
ロストギラティナ【スタンダード】

古代の咆哮/未来の一閃により『カウンターキャッチャー』が採用カードに追加された。相手の育てたポケモンに先制でスターレクイエムを当てながら『ツツジ』や『ナンジャモ』を使うため、ギラティナが相手の攻撃を耐える確率は劇的に向上する。
肝心のミラーマッチだが、『カウンターキャッチャー』で裸のギラティナVSTARをバトル場に呼び出されて『ツツジ』を使われるのは絶対に食らってはいけない即死コンボである。
そのため、いかに相手の『カウンターキャッチャー』を腐らせるかの立ち回りを心がける必要がある。
ロストギラティナ【テツノカイナ採用】

テツノカイナexが採用された型。水エネルギーの採用の代わりに雷エネルギーが採用されているので、かがやくゲッコウガのワザ「げっこうしゅうりけん」と選択となる。
ロストギラティナ【勇気のおまもり採用】

たねポケモンの最大HPを「+50」する『勇気のおまもり』が2枚採用された型。ほとんどのデッキが『ロストスイーパー』の採用をするスペースがないため、『勇気のおまもり』が最後まで有効に残り続けることを期待できる。
ミラーマッチやサーナイトなどの、ウッウやヤミラミといった小物の使い方が肝心のゲームで活躍する。(他テツノブジンのタキオンビット対策等)
デッキ解説
デッキの特徴と回し方

1番の特徴はなんと言ってもVSTARワザ「スターレクイエム」。相手を気絶させることができるスターレクイエムのプレッシャーと多彩な攻撃手段で攻めるのがロストギラティナ。
特に2進化exに対してはスターレクイエムは絶大な影響力を持っており、2進化exが主流の環境になっていくに連れてギラティナVSTARの強さも相対的に増していく。
デッキレシピ自体はどのデッキもほとんど相違がなく、かれこれ半年は現状維持を続けている。それは同時にこのデッキがいかに完成されたデッキであることを現す。
回し方で気をつける必要があるのが、このデッキはロストが溜まらないと何もできないデッキであることを留意する必要がある。そのためギラティナVのワザ「アビスシーク」やキュワワーの使い方など、ロストを溜める細かいプレイングの1つ1つが勝敗を分ける。
採用カード解説
ギラティナVSTAR

ギラティナデッキはいかにギラティナVSTARがサイド4枚分の働きをするかが重要な点となる。
このサイド4枚分の働きとは、ギラティナVSTARが相手のサイドが2枚取れるポケモンを倒し、返しの攻撃を耐え、更にそのポケモンを気絶し返すという、ギラティナ1体で相手のポケモンを2体気絶させることをいう。
ギラティナVSTARのHP280を一発で超えられないように、頂への雪道+ツツジを使ってそのシチュエーションを作り出す。
ギラティナV

ワザ「アビスシーク」でロストを溜める。ジェットエネルギーが入っているので、「はなえらび」「はなえらび」「アクロマの実験」「アビスシーク」で1ターンにロストを6枚溜めることも珍しくない。
このデッキはロストが溜まらないとなにもできないデッキなので、アビスシークを使うことは多い。アクロマの実験が引けなくともなんとかなることが多いのは、このアビスシークがあるから。
キュワワー

特性【はなえらび】でロストゾーンの枚数を溜める。ジェットエネルギーと相性が良い。事前にエネルギーをつけておいて手札干渉に備えるプレイングも重要。
ウッウ

特性【ロストプロバイド】でエネルギーを必要とせずワザを使うことができる。エネルギーをつけることなく110ダメージは破格の性能。HPの低いポケモンを倒してサイドを取ったり、ロストインパクトの繋ぎにしたりなど用途は様々。出番がないときも多い。
ヤミラミ

ワザ「ロストマイン」はダメカンを12個ベンチのバラまくことができる。ベンチのポケモンを気絶させるのにボスの指令を必要としないため、ロストインパクトで280ダメージ後の追い打ちや、その布石などに使われる。
強力すぎる効果であるため、SNS上ではロストゾーン何枚だったらこのワザの効果は適切だったのかと議論されるほど。
かがやくゲッコウガ

特性【かくしふだ】とワザ「げっこうしゅりけん」で大忙しな1枚。ロストギラティナを見るとマナフィが出てくることがほとんどなので、使い道は特性【かくしふだ】の方が多い。
かがやくゲッコウガは相手にベンチにマナフィを出すことを強要する無言のプレッシャーがある。
上達のテクニックのひとつだが、特性【かくしふだ】を使用する時は一度本当に必要か考えた方が良い。後半の勝負所に山札にエネルギーが残っているほど対応の柔軟性が増すので、より逆転を意識したいプレイヤーは【かくしふだ】の使い方を変えてみると一段階ステップアップする。
マナフィ

特性【なみのヴェール】でベンチポケモンへのダメージを防ぐ。主にかがやくゲッコウガのワザ「げっこうしゅりけん」を防ぐために採用されている。
ジラーチ

特性【ステラヴェール】にて相手のたねポケモンからのワザの効果を防ぐ。
ヤミラミのワザ「ロストマイン」の他、サーナイトデッキのクレセリアのワザ「ムーンライトリバース」、テツノブジンのチャーレムVのワザ「ヨガループ」が対象。
カウンターキャッチャー

相手よりサイドの枚数が多いとき、サポートを使わずにベンチポケモンを呼び出すことができる。
これにより手札干渉(ツツジやナンジャモ)を使いながら相手のベンチポケモンにスターレクイエムを当てることができるようになった。ギラティナを倒してきそうなポケモンを処理しながら手札干渉をすることでギラティナが相手の攻撃を耐えて生き残る確率は向上する。
いれかえカート

たねポケモン限定だが、ダメージを回復しながらポケモンと入れ替えることができる。古代の咆哮/未来の一閃環境ではテツノブジンが環境に参入したため、それに伴い需要が上がる。
一見ポケモンいれかえの上位カードに見えるが、ギラティナVSTARを入れ替えることはできないため必ずしもそうではない。ちなみにギラティナVSTARが逃げられなくて困ることは結構ある。
アクロマの実験

ロストゾーンを溜めるために必須のサポート。ロストデッキには必ず4枚採用される。
初手にあれば嬉しいカードだが、確率計算上、初手には無い場合のほうが多い。そのためキュワワーの特性【はなえらび】やギラティナのワザ「アビスシース」などで上手に引き込む必要がある。
ロストギラティナには逆転要素がふんだんに盛り込まれているため、アクロマの実験が引けなくとも諦めず粘り強く戦って欲しい。
頂への雪道

このデッキの良いところは頂への雪道をデメリットなく採用できること。複数枚採用して1ターン目からガンガン貼っていきたい。
頂への雪道を後半に残しておくというプレイングもあるが、これは相手デッキのスタジアムの枚数に予測を立てる必要があるので、初心者の方は手札に来たらすぐ貼ったので良い。(頂への雪道はいつ貼っても強力だから。)
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