【ルール解説】やまびこホーンの裁定、効果を解説

ルール【裁定解説】

やまびこホーン

相手のトラッシュからたねポケモンを1枚選び、相手のベンチに出す。


相手のベンチがすべて埋まっているとき、「やまびこホーン」を使用することはできますか?

いいえ、できません。

やまびこホーンの効果を実行できない場合、やまびこホーンを使うことはできません。


相手のトラッシュにたねポケモンがいるときに、「やまびこホーン」を使いました。この時に相手のベンチにたねポケモンを出さないことはできますか?

いいえ、できません。

これは『空打ち』『対象なし』と言われるテクニックの可否を問う裁定です。

相手のトラッシュにたねポケモンがある状況でやまびこホーンを使った場合、必ずたねポケモンをベンチに出す必要があります。

やまびこホーンは空打ち、対象なしとすることができません。


相手のトラッシュにあるホゲータを「やまびこホーン」を使ってベンチに出しました。このとき、相手は次の自分の番に、ホゲータをアチゲータに進化させることはできますか?

はい、できます。

▼上級プレイヤー用ルールガイド▼

おたがいのプレイヤーは、自分の最初の番にはポケモンを進化させることができません。また場に出したばかりの【たね】ポケモンや進化したばかりのポケモンも、その番には進化できません。

上級プレイヤー用ルールガイドでは「場に出したばかりのたねポケモン」は進化させることができない、とあります。

やまびこホーンでベンチに出したホゲータは「場に出したばかりのたねポケモン」ではないので、アチゲータに進化させることができます。(ふしぎなアメからラウドボーンへ進化も可能)


相手のベンチポケモンが4匹で、場に「崩れたスタジアム」が出ています。このとき、「やまびこホーン」で相手のベンチにポケモンを出すことはできますか?

いいえ、できません。

崩れたスタジアムの効果でベンチに出せるポケモンの数が4匹となっているため、5匹目のポケモンを出すことはできません。

崩れたスタジアム

おたがいのプレイヤーがベンチに出せるポケモンの数は、4匹になる。[ベンチの数を変更する効果は、少ない数が優先される。]

(このカードが場に出たとき、ベンチが5匹以上いるプレイヤーは、4匹になるまでトラッシュする。トラッシュするのは、このカードの持ち主から。)


「やまびこホーン」を使い、相手のトラッシュにある特性「ぬけしばり」を持つヌケニンを、相手のベンチに出すことはできますか?

いいえ、できません。

少し特殊な裁定です。

ヌケニンをベンチに出すことはできませんが、やまびこホーンの対象にはなります。

つまり…

  1. やまびこホーンを使いました。
  2. 対象をヌケニンを選びました。
  3. 選びましたが、ヌケニンは特性の効果でベンチに出ませんでした。
  4. やまびこホーンは使ったこととなりトラッシュになりました。

という手順を踏むこととなります。

やまびこホーンを使ったが効果が効かなかった、という珍しい裁定です。

ヌケニン

特性【ぬけしばり】

このカードは、テッカニンの特性「からぬけ」の効果によってしか場に出せない。(このカードは、対戦準備でも場に出せない。)

▼ポケカ環境デッキレシピまとめ▼

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