【ルール解説】ネストボールの裁定を解説。対象なし、空打ちとは?

ルール【裁定解説】

質問

ネストボールを使用した場合、山札の中にたねポケモンがあったとしても選ばないことはできますか?

解答

選ばないことができます。

ネストボールは山札の中にたねポケモンがいたとしても、選ばないことができます。

これを一般的に「(ネストボールの)対象がありません」と言われます。

なぜ対象を選ばないことができるのか?

▼公式ルールガイド▼

上級プレイヤー用ルールガイド Ver. 3.3より引用

たねポケモンがあるのになぜ対象を選ばないことができるのか?

それはルールガイドに「山札からカードを選ぶことを指示された場合、「1枚も選ばないこともでき、その場合はカードを選ぶ行為を終わります。」と明記があるからです。

些か不親切ですが、これには「選ばないことができるから」以上の理由を付けることができません。

ネストボールでデッキの中にたねポケモンがいたとしても、たねポケモンを選ばないことができます。

その理由は「選ばないことができるから」です。

ベンチに空きがないとき、ネストボールを使うことはできますか?

▼公式ルールガイド▼

ベンチに空きがないとき、ネストボールは使うことはできません。

これは一般的に「空打ち」と言われ、ネストボールはベンチに空きがないとき、空打ちすることはできません。

好きなカードを選ぶように指示された場合、選ばないことはできますか?

「好きなカード」と指示がある場合、必ずその指定された枚数を選ぶ必要があります。

▼公式ルールガイド▼

上級プレイヤー用ルールガイド Ver. 3.3より引用

好きなカードを選ぶテキストは、サポート【キバナ】やアルセウスVstar特性【スターバース】などがあります。

好きなカードを選ぶと指示がある場合、対象なしとすることはできません。必ず指定された枚数を手札に加える必要があります。

キバナ

このカードは、前の相手の番に、自分のポケモンがきぜつしていなければ使えない。

自分のトラッシュから基本エネルギーを1枚選び、自分のポケモンにつける。その後、自分の山札から好きなカードを1枚選び、手札に加える。そして山札を切る。

アルセウスVstar

特性【スターバース】

自分の番に使える。自分の山札から好きなカードを2枚まで選び、手札に加える。そして山札を切る。

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