【アビスアイ】収録カード解説

メガダークライex

メガアブソルexと似た雰囲気を持つカード。しかしメガアブソルexと同様、環境に多い草タイプを弱点に持つため、差別化が難しい。

メガアブソルexもメガダークライexも単体では活躍しにくいため、取り巻きとなるお膳立てパーツを含めて評価することになる。つまり、メガアブソルexはマシマシラなど、メガダークライexはダークベルなど、デッキの性質を含めた総合的な出力で評価される。

これらを考慮し、最終的にどちらが優秀かと言われると、自然とダークベルを採用できるメガダークライexの方にやや軍配が上がるのではないだろうか。(もっともメガアブソルexがダークベルを使う形が一番強そうだが…)

メガドリュウズex

攻撃にエネルギーを消費しないため、一度育ってしまえば330ダメージを連発できる。
タイマン性能が高く、ドラパルトを2タテできるため個人的には高評価を与えている。

メガドリュウズexは草抵抗を持つが、進化前のモグリューは草弱点のため、スボミーの10ダメージが通ってしまう。スボミー+カースドボム+ファントムダイブで340ダメージに届いてしまうため、マイナスポイントといえばそこだけだろうか。

メガドリュウズがドラパルトをボコボコにしてくれるのであれば、非ルールポケモンの活躍する余地が生まれる。そうすればドラパルト一強環境に亀裂が入り始める可能性あり。

ホエルオーex

同弾に収録されるカスミの元気でエネルギーをつけ、ワザを使う。ヘビーバトンやジャンボアイスなど、戦いをアシストしてくれるトレーナーズが多いため、さまざまなアプローチのデッキが組めそう。

メガシャンデラex

特性【じゅばくのほのお】で、相手のバトルポケモンのにげるためのエネルギーを増やすことができる。この特性の効果は重複するため、複数体いれば相手のにげるエネルギーをさらに増やすことができる。

しかし、特性【じゅばくのほのお】よりもラティアスexの特性【スカイライン】が優先されるため、相手の場にラティアスexが出てしまえば、どれだけメガシャンデラexを並べたとしてもワザ『ファントムメイズ』のダメージは上がらない。

ラティアスexを採用しているデッキには確実に負けてしまうため、ラティアスexが環境に存在している間はトーナメントでは戦えない。

逃げるコストを増やして戦うデッキが活躍した前例も少なく、ポケカの歴史から見ても強いテキストとは言い難い。

メガゼラオラex

ボルト雷エネルギーやシビビールの特性【エレキダイナモ】と合わせてダメージを上げながら戦いたい。

ボルト雷エネルギー1枚で後攻1ターン目から80ダメージを出せる。速攻にも対応しており、序盤から終盤まで活躍できる優秀なアタッカー。

終盤でも活躍できると書いたが、メガポケモンをワンパンできるほどエネルギーが5〜6枚つくことはほぼない。かといって速攻に寄せすぎると、タケルライコなどのたねポケモンexとマッチアップした際に無力になりやすく、速攻性能もタケルライコよりあるとは言い難い。

ラムパルドex

強力な特性を持つポケモン。ラムパルドex1体につき1回使える特性のため、複数体のラムパルドexを立てて相手の場をコントロールしたい。

ドラパルトなど、手張りでポケモンを育てるデッキに対しては絶大な効果を発揮するが、タケルライコなどのワンパン系のデッキにはエネルギー破壊の通りが悪い。

好きな人は好きな特性だが、環境の片面にしか通用しない特性のため、トーナメントで見かけることは少ないだろう。

ラランテスex

回復という制限が重い。
マシマシラの【アドレナブレイン】は回復ではなくダメカンの移動であるため、『はつらつカッター』の加点要素にはならない。

回復はプレイヤーにとっての実質的な回復ではなく、ルール上で「回復」という文言を持つ効果を与えられる必要がある。

ヤバソチャ

特性【ばけがくれ】によって相手の特性やワザの効果を受けないため、非ポケモンexの宿命であったまとめ取りを否定できるポケモンになっている。

ばけがくれ系のポケモンは、相手のポケモンを同時にきぜつさせてサイドの複数取りを狙うデッキのため、アンフェアスタンプやスペシャルレッドカードによる手札干渉が効きづらい。そのため、妨害されることなく、自分の目的に向かってひたむきに盤面を構築していくことができる。

ダダリン

『ばけがくれ』デッキのアタッカー。リーリエのピッピexと組み合わせることで、ドラパルトexをワンパンできる。

にげるためのエネルギーがかなり重い。自力でにげるのは難しいため、縛りや時間稼ぎなど、良いように使われてしまわないかという点が懸念。

ミカルゲ

『ばけがくれ』デッキのフィニッシャーとなっているが、特性【ばけがくれ】を持つポケモンは最大16枚しか採用できないため、条件はかなり重め。

回復されたり、ダメカンが乗ったポケモンを盤面から消されたりすると一気にサイドを取れなくなるため、対策も比較的簡単。立ち位置は環境に大きく左右されそうなコンセプトデッキという印象。

イーユイ

ダメカンが2個以上乗っていると、1エネ110点という悪くないスペックになる。
しかしダメカンを2個以上乗せる労力とダメージが釣り合っていない。なかよしポフィンに対応していれば、他の非exアタッカーと区別できたかもしれないが、残念ながら非対応。つまりサーチ対象として重い。

ドデカバシ

ポケモンex並みの強力なアタッカー。しかもワザに必要なエネルギーのタイプが限定されていない。

2進化ポケモンでありデッキスロットを食うためデッキの組み方は難しいが、超絶ハイスペック。

シルヴァディ

特性の強さよりも、「手札が1枚もないとき」という条件の重さが目立つ。
意図的に手札を0枚にするということは、将来的に使うであろう必要なリソースも問答無用で捨てなければならないため、利益よりも損失が上回ることの方が多い。

おまけにロケット団の監視塔でも止まってしまうため、基本的には「スッカラカン」専用ポケモンになるだろう。

トリデプス

昨今は少ないエネルギーでワザを使うポケモンが多いため、特性の刺さりは良い。しかし、ワザが弱いため特性の良さを活かしきれていない。

こちらが相手ポケモンを倒す速度と、相手がエネルギーを多くつける速度を比べると、圧倒的に後者のほうが早い。攻撃と防御を両立させなければならないポケモンカードにおいて、トリデプスはやや防御の比重が高め。つまりトリデプスは攻撃力が低すぎて、面倒なだけで大したプレッシャーになっていない。

ラムパルドexでエネルギーを剥ぎきってトリデプスでシャットアウトする戦略は時間的観点から厳しめ。

ダークベル

無条件でお互いの悪タイプ以外のポケモンをこんらん状態にできるグッズ。使ったあとに入れ替えたり、進化したりすることで、デメリットを簡単に消すことができる。

特に終盤のダークベルは強力。こんらん状態になれば、強いプレイヤーほどこんらんのコインを振ってこない。コインの成否がそのまま勝敗を決すると、即座に理解するからだ。

ダークベル1枚で、確定負けの状態から無理やり50%の勝負に持ち込める場面も少なくないだろう。マシマシラのワザ【サイコトリップ】で逆転された、あるいは逆転できた経験は多くのプレイヤーが持っているはず。

ただし、採用しすぎても自分の動きのプラスにはならないため、今の足回りが弱いカードプールでは特に採用枚数が難しそうな印象。

化石採掘場

非常に優秀なスタジアム。スタジアム1枚でボール2枚分の効果を持つため、化石デッキにはマストで採用されるカード。今後登場する化石ポケモンへのアシストにもなるため、一過性でないところもポイント。
ボルト雷エネルギーやカスミの元気のような、レギュ落ちするまで活躍するテキスト。

カスミの元気

水エネルギーを4枚、ポケモン1体につけることができるパワフルなサポート。
このカードによりすべての水タイプのポケモンは再評価の必要がある。

加速先のポケモンには指定がないため、水タイプ以外のポケモンにも加速できる。今までできなかったことをできるようにするカードのため、可能性は無限大。

ムク

縦引きの枚数は現カードプールで最大枚数を引ける。
カード効果を発動させるには条件があるため、手札干渉後の復帰には向いていない。

サビ組のしたっぱ

現状、このカードを使ってアドバンテージを取りたい筆頭はドラパルトデッキだが、そのドラパルトは序盤からサイドを取ってくるデッキではないため、やや使いにくい。

また、タケルライコなど攻撃時にエネルギーをトラッシュしてくる相手とも相性が悪いため、今年の流行デッキに対しての噛み合いは悪い。テキスト自体は強力。

ボルト雷エネルギー

かなり強力な雷タイプ専用カード。このカードのおかげで、雷タイプの評価が一段階上がったと言ってもよい。

しかし、現状の雷タイプのポケモンは環境に対して全体的にスペック不足であるため、その不足を補うほどの強化かと言われると、まだ足りないという評価になる。

向こう2年は使えるカードであるため、将来的には必ず使われるようになる。

シャドー悪エネルギー

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