『ユキメノコ+マシマシラ』コンセプト内での総当たり。その相性関係を確認した。
ユキメノコ+マシマシラ【リグレー採用】

- 構築が定まっていない。進化の余地を残しているため、次々と改良点が見つかる。「あなたの考えているコンセプトが常に最先端」というフレッシュさ。
- リグレーのワザ『ちょっとずらす』でマシマシラのエネルギーを移動させて、相手のメノコマシラコンセプトの機能停止を狙える。
- 逃げるエネルギーがついているポケモンでも、エネルギーを移動させて「重力玉」で縛ることができる。
- エネルギーが2色になり、マシマシラの育成速度が遅くなる。
- アタッカーが少ないため、他のメノコマシラ系統より勝ち筋が少ない。
ユキメノコ+マシマシラ【スタンダード型】

- 枠に余裕があり、スボミーやマラカッチを厚く採用できる。環境に合わせたメタカードも取り入れやすい。
- ディンルーexの特性【じゅばくのだいち】で、マシマシラゲームを一方的に制圧できる。
- アテになるアタッカーはガチグマアカツキexくらいしかおらず、相手に妨害の解決札を握られていると、途端に脆弱性が現れる。
- ディンルーexの特性は、ダメカンが乗っているポケモンの特性を消す。1体でも無傷のマシマシラがいれば、そのマシマシラの【アドレナブレイン】でロックされているマシマシラを回復し、【じゅばくのだいち】を解除されてしまう。
- 「ボスの指令」でディンルーexを避けられると盤面が崩壊する。
- 「重力玉」を「ふうせん」で回避できるようになってしまった。
ユキメノコ+マシマシラ【オーロンゲex型】

- 自身の特性でエネルギーをつけられるため、マシマシラにエネルギーを貼りやすい。
- ワザ『シャドーバレット』が強力で、純粋に戦っても優位に立てる。
- 「スパイクタウンジム」のおかげで、グッズロック下でも盤面を作りやすい。
- オーロンゲラインが枠を圧迫するため、妨害カードを十分に採用できない。あくまで正攻法での突破が主となる。
- 他のメノコマシラコンセプトに弱い。
ユキメノコ+マシマシラ【ワナイダーex型】

- ワナイダーexの特性【トラップテリトリー】で相手のポケモンを縛りやすい。
- 進化前のタマンチュラが、ワザの効果で「逃げられない」を持っている。
- オーロンゲexの弱点を突いてワンパンできる。
- 進化前のタマンチュラのHPが50と低すぎる。
- 「ふうせん」によって【トラップテリトリー】が効いていても逃げられやすくなった。
- エネルギー2色要求のため、マシマシラを育てにくい。
まとめ
上記4デッキだけで総当りをすると、どれもいい勝負をするため序列を付けにくいが、最下位はオーロンゲになるだろう。しかし環境デッキすべてを勘案すると、オーロンゲが一番汎用性が高い。
つまりオーロンゲ使用者は環境デッキと他のユキメノコマシラマシラ系統との対策バランスに悩まされる。
リグレーの流行り方によっては、オーロンゲに「エネルギーつけかえ」を採用して対策したい。
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