更新日:12/25【水】
ルギアVSTAR環境評価メモ
- テラスタルフェスex収録のスボミーの影響により、グッズがロックされる前にアーケオスをトラッシュしておかなければ『かぜよみ』を強制される状況が多発している。その結果、サイドを2枚奪われた後に試合が始まる展開が頻発しており、この問題への対策として「ゼイユ」の採用率が上昇している。
- 環境が遅くなったことで非ルールに対してサイドを2枚ずつ取れる戦法があることが評価される。(テツノカイナex、オーガポンいどのめんex)
テラスタルフェスex収録カードでの構築変化
テラスタルフェスex収録レジギガスの採用率はほぼ100%。代わりに役割が被っているチラチーノやアヤシシVの枚数が削られている。
環境デッキに対する立ち回り方
ルギアVSTAR【レガシーエネルギー型】
VSドラパルト
「ミストエネルギー」でいかにダメカンを6個のせる効果の効率を失わせるかにかかっている。「ミストエネルギー」を上手に使えばドラパルトは200ダメージを連発することしかできない単調な激重デッキである。
基本的には6個のせられてきぜつしそうなポケモンに「ミストエネルギー」を後出しでつけることで相手のダメカンの乗せ方を難しくすることができる。
ドラパルト側には「カウンターキャッチャー」が多めに採用されているため、アーケオスが狙われやすい。そのため、先にレジギガスを準備し、エネルギーをある程度付けておくことが重要。
リザードンデッキとは異なり、特性【カースドボム】の効果によってアーケオスとレジギガスの同時に2面取りをされる。これの対策として別のたねポケモンをアタッカーとして選択し、エネルギーを2枚程度付けておく。この準備により、「ネジキ」を使う体制が整い、連続してドラパルトexをきぜつさせることができる。
『ファントムダイブ』の効果によるきぜつは「レガシーエネルギー」のサイドを取る数を減らす効果を無視するため、「レガシーエネルギー」をつけるポケモンにも「ミストエネルギー」をつけたい。
VSサーナイト
速攻でテツノカイナexのワザ『ごっつあんプリファイ』でサイドを複数取り進めて行きたい。
サーナイト側の主なカウンターはサーナイトexの『ミラクルフォース』190+マシマシラの特性【アドレナブレイン】30+次のターンの特性【アドレナブレイン】によるダメージでテツノカイナexのきぜつを狙うこと。(アドレナブレインできぜつさせることでレガシーエネルギーの効果を失わせる。)
しかし、サーナイト側のこの選択はテツノカイナexが2ターン活動することを許している。そのため、「ボスの指令」を使ってテツノカイナexでサイドを4枚取ることができれば、サーナイト側はサイドレースで追いつくことができなくなる。
サーナイト側に「改造ハンマー」が採用されている場合、唯一の「レガシーエネルギー」をトラッシュされることで、テツノカイナexが棒立ちになる危険性がある。しかし、テツノカイナexの起動を躊躇した場合、アーケオスを倒され続け、サイドを複数枚取得するタイミングが生まれないまま試合が進行する。その結果、フワンテによる逆転を許す展開に至る可能性が高い。
以上を踏まえると、テツノカイナexを採用している以上、「改造ハンマー」による棒立ちのリスクを承知の上で、積極的にテツノカイナexで攻める戦術が最善手となる。
サーナイト側はテツノカイナexを無視できないため、テツノカイナexが場に出ている以上フルコミットしなくてはならない。そのため、テツノカイナexがバトル場で戦っている期間中はアーケオスが生き残る。採用があるかないかもわからない「改造ハンマー」をケアするより、テツノカイナexが生み出す価値を選ぶ。
サーナイト側がルギアデッキに対するメタカードを採用していなければ、テツノカイナexでサイドを4枚取ったら概ね勝ち。その後はHPの高いルギアVSTARやガチグマexを押し付けていく。
VSミライドン
後攻1ターン目からルギアVが倒される危険性があるので、用意できるなら複数用意したい。
基本的にミライドン側の方が攻撃が早く、先にサイドを2枚奪われてしまうと逆転は困難。アタッカーにレガシーエネルギーをつけることと、「ネジキ」でベンチからテツノカイナexでサイドを3枚取られるポケモンを消すこと、こちらもテツノカイナexで相手のイキリンコexやネオラントexを取ることでレアコイルを使わせないなど、細かなプレイでなんとか逆転を狙いたい。
ガチグマアカツキexを手張りのみで育ててミライドン側の攻撃を返す手段もあるが、ガチグマアカツキexはどうしても受けの手段となってしまうため、先にサイドを6枚取り切るパワーはない。(ガチグマアカツキexはミライドン側の攻撃を耐えることができるため、1度でもミライドン側の攻撃を耐えることができれば逆転が狙える。しかしこのプランは「ボスの指令」で容易に崩壊するため、最初から狙うプランではない。通ればラッキー程度の最終手段として考えておかなければならない。)
試してみる価値のあるプレイは2つ。
- 先攻1ターン目にクレッフィをバトル場に送り出す。(タンデムユニットとイキリテイクを封じてミライドン側の初動を咎める。)
- オーガポンいどのめんexのワザ『すすりなく』でダメージを蓄積。「ボスの指令」を使って相手のポケモンをバトル場に縛り付けてダメージを蓄積させることで、『げきりゅうポンプ』でサイドの4枚取りを狙う。(ミライドン側に入れ替えカードの採用がない場合、この戦法で逆転可能。)
VSブリジュラス
チラチーノを採用している場合、ブリジュラスexをワンパンすることが可能となり、有利に立ち回ることができる。一方で、チラチーノを採用していない場合、非常にシビアな立ち回りを強いられる。
チラチーノを採用していない場合の戦い方として、具体的には、ダブルターボエネルギーを2枚付けたルギアVSTARを用いて、180ダメージを与えつつ『ごっつあんプリファイ』で自身のルギアVSTARを『レイジングハンマー』圏外に維持しながら、サイドを3枚取る展開を狙う。
また、「ボスの指令」でベンチポケモンを呼び出し、サイドを同数で交換する戦術や、かがやくゲッコウガに『ごっつあんプリファイ』を当てるプレイも試合の鍵となる。
しかし、ブリジュラス側がいつ「フトゥー博士のシナリオ」を引くかによって、こちらのプランが容易に崩れる。そのため、「フトゥー博士のシナリオ」を使用された場合でも勝利につなげられる代替プランを用意しておくことが望ましい。
ブリジュラス側には「ボスの指令」が4枚採用されている構築が多く、ブリジュラス側が先攻の場合、「ボスの指令」でルギアVを倒されることは少なくない。もしこの時、ルギアVを場に1体しか出せてなかったらその時点で負けである。そのため、1ターン目にルギアVは場に2体用意したい。
VSリザードン
レジギガスの登場により、リザードンexを容易にワンパンできる状況が実現した。さらに、レジギガスは特性【カースドボム】で倒されないため、チラチーノとは異なり、アーケオスと同時にサイドを取られるリスクがない。この結果、相手はレジギガスを無視することが難しくなり、サイドレースにおいて非常に有利な立ち回りが可能となった。(アーケオスが倒されないことにより場のエネルギーが枯渇しない。攻撃がラリーが続けば最後のレジギガスによりサイドの有利トレードを発生させて勝つことができる。)
「ネジキ」を使用してレジギガスでリザードンexを2回連続のワンパンを狙う他、ロトムVやキチキギスex等、リザードン側には多くの負け筋がある。その時にできるサイドを2枚獲得するプランを選べば間違いはない。
VSタケルライコ
積極的にチラチーノでexポケモンを倒し、サイドを有利に進めていく。多少出遅れた場合でもチラチーノで戦い続け、「レガシーエネルギー」で取られるサイドを減らせられれば先に勝ち切ることができる。
「勇気のおまもり」がついたタケルライコexをワザ『スペシャルころころ』で倒すには5枚のエネルギーが必要となるため、できれば序盤からエネルギーをトラッシュしすぎないように立ち回りたい。
順当に回ればタケルライコ側は「レガシーエネルギー」がついたチラチーノとの相性が最悪であるため、このレガシーチラチーノで前のポケモンを倒し続けていれば勝てる。
テラスタルフェスex環境での立ち回り
チラチーノを採用していないレシピでは、「勇気のおまもり」を付けたタケルライコexをワンパンすることが難しい。そのため、「ボスの指令」とレジギガスを活用して、オーガポンexを倒していく展開が主となる。しかし、先にサイドを2枚奪われた状態でゲームが始まることが多いため、「レガシーエネルギー」の付け方には十分な注意が必要である。
VSレジドラゴ
チラチーノが構築から外れたことで、試合展開は基本的に「ボスの指令」を使い続けてベンチポケモンを狙い倒す形にシフトしている。
レジドラゴデッキの環境シェア率が低下してことにより、ルギア側もレジドラゴを意識した構築ではなくなっている。この変化に伴い、以前と比較してルギア側が不利な状況に置かれていることは間違いない。(チラチーノの採用が無くなりつつあることで、レジドラゴVSTARをワンパンすることができるポケモンがいなくなってしまった。レジドラゴデッキに勝つためには「ボスの指令」連発、ご都合主義の超パワープレイで凌駕するしかない。)
VS古代バレット
ワザ『あだうちやばね』のダメージが上がってルギアVSTARが倒される前に、序盤はルギアVSTARをアタッカーにして戦う。終盤はかがやくゲッコウガにワザ『ごっつあんプリファイ』を当ててサイド2枚取りで締めたい。
ネオラントVはサイドを2枚取られる分負け筋になりやすく、『アクアリターン』の120ダメージがトドロクツキ(コライドン)のHPに達しないことから、ネオラントVが場から逃げたとしてもあまり意味がない。ネオラントVはなるべく出さないようにプレイしたい。
もし相手がハバタクカミでスタートした場合などでハバタクカミがバトル場にいる時、特性【あんやのはばたき】でルギアVSTARの特性【アッセンブルスター】が消えることには要注意。
VSロストバレット
お互いにガチグマアカツキexとテツノカイナexを採用しているため、非ルール←テツノカイナex←ガチグマアカツキexの三すくみになる。この間、お互いにサイドを2枚ずつ取り合うことになるが、ルギア側は一方的に「レガシーエネルギー」で取られるサイドを減らすことができる(テツノカイナexが『くるいえぐる』で倒された場合は例外、ミストエネルギーでケア必要。)
チラチーノはワザ『げっこうしゅりけん』や『ロストマイン』で倒されやすく、ウィークポイントになってしまうため、チラチーノはあまり出さずルギアVSTARで攻撃していく。ルギアVSTARがライコウVなどに倒された場合、ガチグマアカツキexで反撃する。
なるべくHPの高いポケモンで戦うことで相手にウッウ、ヤミラミで相手にサイドを取られないようにした。最後にはテツノカイナexでのサイド2枚取りでゲームを締める。
VSカビゴンLO
アーケオスの特性【プライマルターボ】でどのポケモンもワザを使うことができるため、環境デッキの中で1番カビゴンLOと相性が良い。コントロール系統の相手に対して戦いやすいのが、ルギアデッキを使う要因の1つといってもいいほど。
あまり多くのエネルギーを付ける必要はない(むしろ温存しておきたい)ために、ベンチに出すアーケオスはわざと1体にする。ただピジョットexが採用されているパターンだと特性【みなぎるせんこう】のレントラーも採用されていることが多く、アーケオスが倒されて厳しい展開になるため、ポッポ、ピジョットexが見えたらアーケオスを2体出すようにする。
相手に手札を増やさせないためにもなるべくロトムVは速い段階で倒しておきたい。またこの時、カビゴンがバトル場から退くことで特性【とおせんぼ】が効かなくなるため、縛られていたポケモンを逃がすことができるのも忘れないようにしたい。
カビゴン側に「ハンディサーキュレーター」と「おはやし笛」を3,4枚と多めに採用する構築がメジャーになっており、エネルギーを不必要なポケモンに流されやすくなったことで相性関係が怪しくなっている。
カビゴン側からのエネルギーの妨害が間に合う前に、絶え間なく攻撃し続けてサイドを取りきってしまいたい。
デッキ解説
デッキの特徴と回し方
序盤はとにかくルギアVSTARの特性【アッセンブルスター】でアーケオスを2体着地させることを目標に動く。
プレイ方針で気を付けてたいことは、無暗にアーケオスの特性【プライマルターボ】を使用しないこと。色々なポケモンにエネルギーを散らしてしまうとチラチーノのワザ『スペシャルころころ』のプレッシャーを活かせない。常にチラチーノが1回の攻撃できぜつさせてくる憂いがあるようなエネルギーのつけ方を意識したい。目的のない惰性での【プライマルターボ】は悪手である。
後は相手のバトル場のポケモンに合わせて、チラチーノとテツノカイナexもしくはオーガポン いどのめんexで効率よくサイドを取り、出遅れたとしても相手より少ない攻撃回数でサイドを取りきることで勝利を目指す。後半の爆発力にも十分期待できるため、諦めず粘り強く戦って欲しい。
エネルギーはかなり多くの枚数採用されているが、消費量もハンパじゃない。エネルギーのリソース管理には細心の注意が必要。
採用カード解説
ルギアV
ワザ『かぜよみ』がアーケオスをトラッシュできる点で非常に強力。
特性【アッセンブルスター】さえ使えばあとはアタッカーの役割をチラチーノに任せることも多く、実際の枚数はそこまで必要としない。安定に寄せて堅実に4枚採用するかは好み。
ルギアVSTAR
このデッキの根幹。特性【アッセンブルスター】でアーケオスをベンチに出すことを目的に使用する。
ワザ『ストームダイブ』も強く、一部を除くたねのV,exポケモン倒せるダメージラインになっている。またスタジアムをトラッシュできる効果も強力で、メタカードとして多く採用されている「シンオウ神殿」の対抗手段になっている。「レガシーエネルギー」の効果が封じられた場合も無色だけで使えるワザでやり過ごしながら「シンオウ神殿」をトラッシュできるのは嬉しい。
アーケオス
ポケモンカードの歴史の中でもトップクラスのぶっ壊れ特性。VSTARパワーと比べても遜色ない。
2進化だからこそ許された特性【プライマルターボ】だが、いとも簡単に場に出てしまうために強さがとんでもないことになっている。HPが若干高いことも高評価。
2枚のエネルギーを分散してつけることはできないため、そこに練度が出る。(ここくらいしか練度を出すところがないとも言える…。)
チラーミィ
強力なワザ『スペシャルころころ』を持つチラチーノの進化前であるチラーミィだが、便利なワザ『なかまをよぶ』を持っているものと、HP70のものが存在する。
変幻の仮面環境ではドラパルトが流行しているため、HP70のチラーミィを優先的に採用することをおすすめする。
チラチーノ
ワザ『スペシャルころころ』はまるでルギアVSTARのために生み出されたかのような性能をしており、付けたエネルギーの枚数に応じて大ダメージを出すことができる。チラチーノの殺意から逃れるためには開発陣がHP360のポケモンを作って流行らせるしかない。
多くの対面でどれだけチラチーノを多く使えるかが重要になるため、なるべく展開を急ぎ、エネルギーの管理も気を付けたい。
ガチグマアカツキex
HP、ワザのダメージ、必要なエネルギー、どれをとっても高スペックなポケモン。主に対ロストバレット、パオジアンで相手のテツノカイナexを倒すのに用いる。
テツノカイナex
「レガシーエネルギー」で採用されるようになった筆頭ポケモン。ワザ『ごっつあんプリファイ』で非ルール相手にもサイド2枚取れるようになった。これにより様々な対面で柔軟なプランが取れるようになった。
オーガポン いどのめんex
テツノカイナex同様、「レガシーエネルギー」で採用されるようになった。相手のポケモンを2体同時きぜつを狙うことができる。相手の場にマナフィがいると役割がないのが欠点。
ワザ『げきりゅうポンプ』はエネルギーを山札に戻せるためエネルギーの消費が少なく済む。
ハバタクカミ
ロストバレットに対して強力なだけでなく、テツノイバラexの対策にもなる。(特性【イニシャライズ】がはたらいている場でも【アッセンブルスター】を使うことができる。)
ネオラントVのワザ『アクアリターン』を使った後にバトル場に壁として差し出しやすい。
ネオラントV
特性【ルミナスサイン】で手札の状況に応じたサポートを加えられるため、アーケオスの出しやすさが向上する。「ハイパーボール」などから手札事故を解決できるのも魅力的。
レガシーエネルギーの登場でワザ『アクアリターン』が使えるようになったため、負け筋になる前に自主的に場から退くことができるようになった。
キチキギスex
ルギアデッキは基本的には「ギフトエネルギー」の効果で手札が潤沢になるが、特に終盤になるにつれてギフトエネルギーを避けるようなプレイを取られることが多い。
最終盤には相手の「シンオウ神殿」を剝がすためのスタジアムと「ボスの指令」がセットで必要になるなど複数のカードを要求される場面が多いので、キチキギスexを採用することで終盤の詰めが楽になるシーンがあるかもしれない。
ハイパーボール
アーケオスをトラッシュするのに欠かせないカード。許されるのであれば4枚より多く入れたいほどにこのデッキのハイパーボールは強力。
中盤以降もギフトエネルギーの効果を活かすために手札の不要なカードをトラッシュできるのが嬉しい。
キャプチャーアロマ
「ハイパーボール」だけではポケモンを供給するカードが足りないため、追加で採用されている。「スーパーボール」とどちらを優先して採用するかは好みが出るが、確実に1枚ポケモンを加えらることと、2枚目のアーケオスを加える確率が「スーパーボール」より高いことから「キャプチャーアロマ」が優先することが多い。
スーパーボール
「キャプチャーアロマ」と違い、ポケモンを手札に加えられない場合がある。しかしアーケオスを出した後の山札からエネルギーが減っている状態から使うと「キャプチャーアロマ」よりポケモンを手札に加えやすい。
夜のタンカ
序盤に、盤面に出すわけにはいかないが「博士の研究」などでトラッシュせざるを得なかった「ガチグマアカツキex」、「テツノカイナex」を後々回収することができるようになる。
相手としても一度トラッシュに落ちたカードは戻ってこないものと考えてプレイするため、奇襲になる。進化できずにトラッシュされたチラチーノを回収できる点も便利。
ナンジャモ
序盤にはドローカードとして使う。「博士の研究」は引ける枚数が多い+アーケオスをトラッシュすることができるが、エネルギーごとトラッシュしてしまうのがデメリットであり、絶対に使用できない場面も多々ある。「ナンジャモ」はそういったデメリットがなく、引ける枚数も多い。手札に嵩張ってしまったエネルギーを山札の下に戻す役割もある。
博士の研究
手札のアーケオスをトラッシュしつつ、7枚もの手札を引き直せるのが強力。
手札にエネルギーやチラチーノなどトラッシュしたくないカードを複数抱えているときは使いにくい。
ゼイユ
先攻1ターン目から使えることで、ネオラントVからいち早く手札事故を脱却できる。引く枚数は「博士の研究」より少ない5枚だが、そこはギフトエネルギーの存在であまり気にならない。
セレナ
手札のアーケオスをトラッシュしつつ手札補充ができるカードかつ、「ボスの指令」のような使い方もできる。ロトムVを呼び出して倒すことも多いため、環境次第で「ボスの指令」との枚数バランスを考えたい。
ジニア
アーケオスを加えて「ハイパーボール」でトラッシュする使い方がメイン。
「ヒナツ」との選択枠。「ヒナツ」の方が優秀と言われることも多いが、ルギアVSTARを手札に加えることができる点で相違。「キャプチャーアロマ」で一喜一憂したくない人は「ジニア」を選ぶと良
崩れたスタジアム
序盤に使ったネオラントVを負け筋になる前にトラッシュしておくために採用される。「レガシーエネルギー」の登場でネオラントVが自主的に退けるようになったので、役割は薄くなっている。
テーブルシティ
コイントス次第でポケモンを加えられる点は便利だが、実際このカードの本質はスタジアムというカードのカテゴリそのものにある。ルギアが苦手とする「シンオウ神殿」を貼り返すという役割が非常に重要。
安定感を損なうことなく「シンオウ神殿」の対抗策になるこのカードは、環境のルギアに対するヘイトが高い時に積極的に採用したい。
ジャミングタワー
未来バレットやミライドンのテツノカイナexによく用いられる「ヘビーバトン」の効果を消す役割を筆頭に、他にも環境で活躍するさまざまなポケモンのどうぐの対処ができる便利カード。
「レガシーエネルギー」の登場でネオラントVが自主退場できることから役割が薄くなった「崩れたスタジアム」に代わり、これからのルギアのスタジアム枠はこのカードになるだろう。
ギフトエネルギー
このデッキを支える陰の立役者。場に手札を供給するポケモンを用意せずとも臨んだ動きが可能なのはこのカードの影響が大きい。逆にここを封じられてしまうと痛手なので、相手の「ボスの指令」などでギフトエネルギーのついたポケモンが避けられることも想定しておきたい。
ジェットエネルギー
ルギアVのワザ『かぜよみ』やチラーミィのワザ『なかまをよぶ』を使いたい時に重宝する。ガチグマアカツキexのワザの反動を打ち消すためにも使うので、終盤まで残すようにしたい。
ダブルターボエネルギー
ルギアVSTARで戦う時に2個分のエネルギーとして扱えるため便利。ダメージがマイナスされてしまうため注意が必要。『ストームダイブ』でポケモンVをきぜつさせたいときや、『スペシャルころころ』を使うときは気をつけなければならない。
ミストエネルギー
ドラパルトexのワザ『ファントムダイブ』やトドロクツキexのワザ『くるいえぐる』などの、ワザの効果を防ぐ役割がある。
Vガードエネルギー
Vポケモンからのダメージをマイナスできる。環境にルギア、ギラティナのようなVポケモンが増えてきた際には枚数を増やすことも検討したい。特にギラティナのワザ『ロストインパクト』をルギアVSTARが耐えるために使うことが多い。
レガシーエネルギー
レギュレーションマークEから長らく存在しなかった「すべてのタイプとして扱うエネルギー」がここにきて解禁された。様々なポケモンがルギアデッキの採用候補となり、新たな常識が生み出されていくきっかけとなるカード。
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