更新日:7/26【金】
ロストバレットの立ち位置
ステラミラクル環境での立ち位置
デッキパワーが環境トップの面々と比べて確実に一段階落ちている。しっかりとしたサイドプランや理由がないとわざわざ使おうとならない立ち位置になってしまった。あとは単純に、シェア率の高いレジドラゴデッキにキュレムが入っていることもロストバレットを使いにくくしている要因。
ステラミラクル環境での構築変化
7/26【金】現在、様々なテラスタルポケモンを採用したデッキに「ブライア」が採用されており、サイドを1枚しか取られないポケモンを前に出して1ターン稼ぐというプレイが通らない可能性が出てきた。
ロストバレットのあらゆるプランに「ブライア」の憂いがあるため、今までとは違ったサイドレースや構築を考える必要がある。
『デヴォリューション』は、「ブライア」を使うデッキに対して有効な手段と言えるが、『デヴォリューション』に寄せるとレジドラゴやタケルライコ、大空洞パルキアなどに弱くなってしまうため、今ロストバレットを使うには、環境を読む力とその環境に有利な構築を組む力が求められると考える。
環境デッキに対する立ち回り方
ロストバレット【スタンダード型】
![画像](https://pokecabook.com/wp-content/uploads/image-238.jpg)
VSタケルライコex
基本的にタケルライコ側にサイドを1枚取らせた後、攻撃してきたポケモンexのカウンターを目指す。
序盤はキュワワーを展開してロストゾーンを早めに溜めることでサイドを1取られたあとに「ミラージュゲート」を使える状態にしておくことで試合を有利に進めることができる。
「すごいつりざお」でガチグマアカツキexを使いまわして『ブラッドムーン』の宣言を目指せば良い。タケルライコ側に「勇気のおまもり」の採用があるため、「ロストスイーパー」は大事に使う。
環境にリザードンが増加したことにより、オーガポンexで攻撃する機会が増えたため、タケルライコ側に「ブライア」が採用されているケースがある。オーガポンexからの「ブライア」は要警戒。
VSドラパルトex
順当に攻撃しあうとサイドレースで勝てないため、ドラパルトが2ターン目に攻撃できないことを祈って速攻でドラパルトラインの殲滅を目指すゲームとなる。
ドラパルト側はワザ『げっこうしゅりけん』も警戒してマナフィも置かなければならず、ロストバレット側が早い段階でサイドを取り始めるとドラパルト側の盤面が作りづらい。そのため、トドロクツキexのワザ『くるいえぐる』で1ターンできぜつさせると、継続してドラパルトに進化できない試合も多い。
ステラミラクル収録の「きらめく結晶」や「アカマツ」が採用されているレシピが増えたことで、ドラパルト側が2ターン目に攻撃できる確率が上がり、かなり厳しいマッチアップになった。
ドラパルト側に「まけんきハチマキ」が入っていなければテツノカイナexを返すことは難しいため、「まけんきハチマキ」が無いことを祈ってテツノカイナexで攻撃することが一番勝ちに近いと言える。
VSリザードンex
序盤からウッウのワザ『おとぼけスピット』とグッズ「カウンターキャッチャー」を使いサイド差をつけられないようについていく。
最後に相手のリザードンexをトドロクツキexのワザ『くるいえぐる』で1回の攻撃できぜつさせてサイドを取りきりたい。ウッウで相手より先にサイドを1枚取ることができると一気に勝ちやすくなる。
「ミストエネルギー」を貼られるとワザ『くるいえぐる』できぜつさせられないため、ミストエネルギーが増えるなら「シンオウ神殿」の採用も検討したい。また、ピジョット型が主流であるのため、ライコウVも強力なアタッカーとなる。ジラーチが採用されていないレシピも増えてきており、ヤミラミもアタッカーになれるケースも出てきている。
基本的にリザードン側のアタッカーは特性を持つポケモンのみで構成されているため、「オーガポン いしずえのめんex」でサイドを取られないターンを作ることが可能になった。どうしても勝ちきれない場合はオーガポンいしずえのめんexの採用を考えても良い。(リザードン対面のプレイは単純に難しいため、闘オーガポンで詰ませて楽をするのも戦略。)
リザードン側にヨマワルが場にいる状態なら一気にサイドを3枚取られてしまうケースもあり、以前とは違うサイドレースを考える必要が出てきた。ただ、『ロストマイン』で簡単にヨマワルを倒せるため、ヨノワール採用でそこまで大きく有利不利が傾いたイメージはない。
7/26【金】現在、ブライアが基本的に採用されるようになった。今まで絶対に負けないタイミングでの敗北パターンが増えたため、ロストバレット側の選択肢が減った。もちろん、(ヨノワール等込みで)こちらのサイドが2枚にならないように立ち回れれば問題ないが、リザードン側から飛んでくる手札干渉を乗り越えながらサイドを2枚にしないプランを毎試合取ることは非常に困難を極める。
『ワザマシン デヴォリューション』などのメタカードを入れないと全体的な勝率は下がっていると思われる。
VSミライドンex
使用するのはガチグマアカツキex。
テツノカイナexを早期に取れないと一気にテンポを持っていかれる。そのため、早めからキュワワーを複数展開しロストを溜めることを意識したい。「ミラージュゲート」を早めに使えるようにすることで有利に立ち回ることができる。
ミライドン側はガチグマアカツキexをきれいに取れるアタッカーが存在しないため、基本的にはガチグマアカツキexを「すごいつりざお」で使い回すことで楽に試合をすすめることができる。
エネルギーの色も枚数も余裕があるため、他の試合よりもロストゾーンにエネルギーを送っても支障はない。
「勇気のおまもり」「ヘビーバトン」を破壊するための「ロストスイーパー」を手札に集めておくことができればより盤石。
VSルギアVSTAR
かがやくゲッコウガのワザ『げっこうしゅりけん』もチラーミィ×2やチラーミィとルギアV(ルギアVに90ダメージ与えておくことで、テツノカイナexのワザ『ごっつあんプリファイ』や、トドロクツキexのワザ『カラミティストーム』の圏内に入る)といったように強く使えるため育成したい。
ヤミラミのワザ『ロストマイン』は「ミストエネルギー」で無効化されてしまうためあまりプランに組み込まない方が良い。
序盤にライコウVやテツノカイナexでサイドを進めることができると有利に立ち回る事ができるが、レガシーエネルギーがついたテツノカイナexをきれいに返す手段がなく、順当に回られるとサイドレース的に厳しい試合を強いられることになる。
そのため、テツノカイナexを倒せなくても機能を停止させることが目的の他、ミストエネルギーをトラッシュするために「改造ハンマー」を入れて対策としている構築もある。
VSレジドラゴVSTAR
1ターン目は何がなんでもマナフィを展開したいマッチアップ。基本的にキュレムが入っているためマナフィを展開できないと一気にサイドを持って行かれてしまう。マナフィさえ出せていればキュレムはそこまで脅威になるアタッカーではない。
レジドラゴ側は2体目以降の後続を作ることが少し苦手なデッキであり、トドロクツキexのワザ『くるいえぐる』でレジドラゴを倒してしまえば次のアタッカーがオーガポンみどりのめんexになることも多く、ガチグマアカツキexなどでサイドを進めていくことができる。
ロストバレット側にレジドラゴVSTARをワンパンする手段を構築に組み込んでいないとまず勝つことはできない。赤ロストならかがやくリザードン、青ロストならトドロクツキexを採用したい。
VSサーナイトex
主に使うポケモンはテツノカイナexとトドロクツキex、ウッウ、ヤミラミ。
サーナイト側に「アンフェアスタンプ」が入っているため、無理にサイドを取りに行くと手札を少なくされた上でハバタクカミで攻撃されることになる。サイドを取るときはしっかりと盤面を作ったり、ハバタクカミで倒されないポケモンでサイドを取りたい。
早い段階のテツノカイナexは返されにくいため、積極的に狙いたい。また、ドラパルトの影響でジラーチが入っていないレシピも多く、以前よりもヤミラミのワザ『ロストマイン』が強く使えるためプランに組み込みやすい。マシマシラの特性【アドレナブレイン】でダメカンを移動させられる可能性があるのでダメカンを散らすと無駄になる可能性があるため注意。
クレッフィがほぼ標準搭載になってきており、バトル場に出されるだけで何もできない試合が増えた。ポケモンの特性に頼らずにデッキを回していきたいこともあり、このマッチは「ポケギア3.0」の価値が高い。
VS大空洞パルキア
ヤミラミが非常に強力に使えるマッチアップ。
パルキア側がサイドを2枚取るにはV、exを倒すか、「キャンセルコロン」+ワザ『げっこうしゅりけん』しかなく、序盤にワザ『げっこうしゅりけん』で盤面を崩されなければ試合を有利に進めていける。
ロストバレットの攻め方は3パターン
・ホーホーやヨルノズクに対してヤミラミ
・オリジンパルキアVSTARに対してテツノカイナex
・テラパゴスexに対してガチグマアカツキex
これらがそれぞれ対応しているため、自分の手札と相談して良さそうなプランを考えると良い。ロストバレット側がカウンターする立場であるため、主導権は常にロストバレットにある。
VSロストバレット
主に使用するのはテツノカイナex、トドロクツキex、ウッウ、ヤミラミ。
テツノカイナexを1回の攻撃できぜつさせるにはトドロクツキexのワザ『くるいえぐる』かガチグマアカツキexのワザ『ブラッドムーン』しかない。そのためロストバレットの基本的なゲームの流れは、テツノカイナexを最速で投げてテツノカイナexを倒せるポケモンexを誘い、そのポケモンのカウンターを目指すゲームになる。
更に深堀りすると、テツノカイナexを倒しにきたトドロクツキex、ガチグマexをヤミラミのワザ『ロストマイン』で切り返すまでが一連の流れ。トドロクツキexは『くるいえぐる』の反動で200ダメージを負っているし、ガチグマexは『ブラッドムーン』の反動で動けないため、『ロストマイン』で切り返さえるとサイドを複数取りを許してしまうことになる。テツノカイナexを倒しに来た大型ポケモンexのデメリットを利用+「ツツジ」で勝つのがロストバレットミラーの全容である。
ミラーやそれ以外に対してもテツノカイナexが強く出ることのできる環境のため、ダブルターボエネルギーを入れた発想のレシピも出てきている。テツノカイナexの起動に「ミラージュゲート」が2枚必要だったところを1枚+ダブルターボエネルギーで良くなり、後半に「ミラージュゲート」を残すことができる。
VSロストギラティナ
ウッウやヤミラミを使い、サイドを先行することを目指す。トドロクツキexはギラティナVSTARを倒すためにワザ『くるいえぐる』を使うと、相手のヤミラミのワザ『ロストマイン』でサイドを3枚取られてしまうこともあり、できるだけ最後に使いたい。
基本的には先にサイドを取れるため、速度勝ちできる。「ツツジ」を使われながらギラティナVSTARにバトル場に突っ張られれることが原因でロストバレット側がサイドを取れないターンを作ってしまわないことが一番大事。後半に必要な「ミラージュゲート」や「ネストボール」を残しながら山札を減らしていくことで後半の要求を満たしやすくなる。
ロストバレットは「すごいつりざお」はいかにも大事そうだが、それと同じくらい「ネストボール」もとにかく大事。「すごいつりざお」で戻したあとに山札から戻したポケモンをベンチに出せない!だから「ミラージュゲート」が使えない!というトラブルが頻繁に起こるためである。「ネストボール」の空打ちは絶対にしてはならない。
VS古代バレット
古代バレットは古代のカードをトラッシュに溜めてトドロクツキの打点を上げて攻撃するデッキだが、ロストバレットからすると、それよりもハバタクカミの方が厄介なカードとなる。
基本的にハバタクカミは4枚採用されており、そのハバタクカミがバトル場にいると、特性【あんやのはばたき】でキュワワーの特性【はなえらび】やウッウの特性【ロストプロパイド】が使えなくなってしまう。そのため、テツノツツミの特性【ハイパーブロアー】や「プライムキャッチャー」、「ボスの指令」などでハバタクカミをベンチに下げることでロストゾーンを溜めてゲームを進めていく必要がある。
その上で取りたいプランは2つあり、1つ目が最速でテツノカイナexで攻撃して1ターン耐えてもらうプラン、もう一つが、かがやくゲッコウガやヤミラミを使って攻撃されないターンをつくるプランになる。
1つ目の最速でテツノカイナexで攻撃するプランはテツノカイナexで傷ついたトドロクツキかハバタクカミに対して『ごっつあんプリファイ』を打ち、返しのターンに倒されなければ、次も「プライムキャッチャー」や「ボスの指令」で相手のかがやくゲッコウガに『ごっつあんプリファイ』を使い、サイドを4枚先に取ってしまうプランになる。
このプランは通ってしまえば大幅リードした状態でゲームが進行するため、テツノカイナexをその次のターンに倒されてもガチグマアカツキexなどで前のポケモンを2回倒すだけで楽に勝てる。だが、時間が経ってしまうとテツノカイナexがトドロクツキのワザ『あだうちやばね』を耐えなくなってしまうため注意が必要。
2つ目の攻撃されないターンをつくるプランこそ重要。
古代バレットは軒並みHPが高く、ヤミラミやウッウなどのサイドを1枚しか取られないアタッカーではサイドを取りづらい。それに対して古代バレット側はトラッシュの古代カードの落ち方によるが、基本的にはこちらのポケモンを1回の攻撃で倒すことが出来る。そのため、攻撃されないターンを作ることでその差を埋めるプランになる。
方法としては、序盤からウッウのワザ『おとぼけスピット』や、かがやくゲッコウガのワザ『げっこうしゅりけん』、ヤミラミのワザ『ロストマイン』などでトドロクツキやハバタクカミにダメージを蓄積しておき、最後にヤミラミのワザ『ロストマイン』で相手のエネルギーがついているアタッカーを全員同時に倒せるタイミングで、相手のエネルギーがついていないポケモンをバトル場に呼び出してアタッカーを全滅させるという方法である。アタッカーを全滅させられなくても「ツツジ」などと合わせてエネルギーを引かれないことに賭けても良い。
古代バレットは終盤にかけて山札からエネルギーが少なくなってくるので、にげるコストを払えず番が返ってくることが多い。
VSパオジアンex
主にプランが2つあり、1つはかがやくゲッコウガのワザ『げっこうしゅりけん』で相手の展開を阻害すること、もう1つが、こちらの大型ポケモンをパオジアンexで取らせて盤面にテツノカイナexを出させないようにして盤面をロックする。その後手札干渉を絡めてヤミラミのワザ『ロストマイン』で勝ちを狙いに行くと勝ちやすい。(テツノカイナexが出てくるとヤミラミの『ロストマイン』が使えないため、パオジアンexを誘う必要がある。そのためにはこちらから大型ポケモンexを差し出して、それをパオジアンexに倒させる。その後、ツツジ+ロストマインでビーダルやセグレイブを倒して相手が行動できないターンを作りに行く。)
VSカビゴンLO
このデッキが増えてくると、特性【ぶっとびメテオ】の「メテノ」や特性【しっこくのわざわい】の「ミカルゲ」の採用を検討したい。ロストバレット側が取りたいプランとしては主に3つ。取りたいプランとしては主に3つ。
取りたいプランとしては主に3つ。
1つ目が一番簡単、メテノでひたすら攻撃するプラン。
以前と比べ、HPを増やすポケモンの道具の採用枚数が減っている傾向にあるため、適宜ロストスイーパーでロストすることで簡単にサイドを進めることができる。
2つ目がミカルゲをベンチに出して、相手の動きを阻害しながらヤミラミのワザ『ロストマイン』でダメカンをばら撒いて一気に倒せるタイミングで全員をきぜつさせるプラン。
ミカルゲの特性『しっこくのわざわい』が発動している状態でロトムVの『そくせきじゅうでん』が無くなっており、満足に手札が増えないためサポートカードが途切れやすい。カウンターキャッチャーで時間を稼がれることを防ぐために、『ロストマイン」でダメカンを盛大にバラ撒いて最後までサイドを取らずに試合をすすめる。
3つ目が、トドロクツキexの『くるいえぐる』で自傷ダメージで相手にもサイドを進めさせてカウンターキャッチャーを使えない状態を作るプラン。
トドロクツキexをわざときぜつさせることで、相手にもサイドを取らせて相手が「カウンターキャッチャー」を使えない状態を作りながらサイドを進める。元々ロストバレットは入れ替えるカードが多いが、「ビワ」や「野盗三姉妹」のヒット次第では入れ替えカードの枚数が足りなくなってしまいバトル場縛りに対応できなくなってしまう。
そのため、トドロクツキexの自傷自爆を利用して相手に「カウンターキャッチャー」が使えないターンを作ることで、縛るための「ボスの指令」を誘発する。「ボスの指令」を誘えば「ビワ」や「野党三姉妹」を使われることを防いだことになるため、実質的にリソース温存のリターンを得ることができる。
かがやくリザードン型【赤ロスト】
![画像](https://pokecabook.com/wp-content/uploads/image-261.jpg)
かがやく枠に「かがやくリザードン」を採用した型。通称「赤ロスト」
「ミラージュゲート」を使用せずともかがやくリザードンや「ワザマシン かじばのいっぱつ」+ウッウで高い打点が出しやすく、「ミラージュゲート」を終盤まで残さなくとも息切れしにくい。
かがやくゲッコウガが採用できないため、そのターンの要求を満たすことに少し難があったが、キチキギスexの登場によりある程度緩和された。しかしキチキギスex序盤の盤面形成に貢献するカードではないため、序盤の安定感という意味ではかがやくゲッコウガを採用しているロストバレットと比べて劣る部分がある。
スタンダードな型と比べ、枠を捻出しやすく、赤ロストが苦手な高HPの2進化exデッキに対しても「デヴォリューション」を採用できたりとカスタム性も高い。
以前まではスタンダード型の方がある程度すべてのデッキを見ることが出来ていたため赤ロストの使用者はあまり増えなかったが、かがやくリザードンの採用がないとサイドプランが立てにくいマッチアップが増えてきている。
マシマシラの特性【アドレナブレイン】を能動的に使うため、スタジアムに「マグマの滝壺」を採用して、かがやくリザードンの早期起動を並行して行うリストも存在する。
デッキ解説
デッキの特徴と回し方
ロストバレットの強みは、どんなデッキに対しても柔軟に戦える対応力である。
その対応力を活かすためにロストゾーンを貯めることが重要となり、それぞれ4枚、7枚、10枚で取れる選択肢が増えるため、この枚数を目指す。
プレイするときの注意点は、ロストに送ったカードは帰ってくることが無いため、後半までのプランを見据えて、息切れしないようにロストに送るカードを考えることである。そのため、グッズ「すごいつりざお」が厚めに採用されていることが多い。
採用カード解説
キュワワー
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特性【はなえらび】でロストゾーンにカードをためて行く。基本的にはキュワワーを場に3体出して「ポケモンいれかえ」や「いれかえカート」、「緊急ボード」を駆使して1ターンに2回以上【はなえらび】を使っていきたい。
ウッウ
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序盤からエネルギーを必要とせず攻撃できるアタッカー。
特性【ロストプロパイド】で「ワザマシン かじばのいっぱつ」の必要エネルギーも少なくなることから後半にも役割が持たせやすくなった。序盤はウッウでサイドを稼いで、残りはポケモンexの活躍で帳尻を合わせていくのがロストバレットの基本戦術となる。
ヤミラミ
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ロストゾーンを10枚貯めることで使えるようになるワザ『ロストマイン』が強力。
ジラーチの特性【ステラヴェール】により防がれることが増えたため、過信は禁物。
テツノカイナex
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ワザ『ごっつあんプリファイ』によってサイドを多く取ることができ、サイドレースを有利に進めることができる。
ワザに必要エネルギーが4枚と重いため、手札からエネルギーをつけて事前待機させる等の工夫が必要となる。
ワザ『アームプレス』も強力で、ルギアVSTARやオリジンパルキアVSTARのような雷弱点の大型ポケモンを1回の攻撃できぜつさせることができる。
トドロクツキex
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ワザ『くるいえぐる』、ワザ『カラミティストーム』2つとも強力でロストの必須パーツとなった。
ワザ『くるいえぐる』は問答無用で相手のポケモンを1匹きぜつさせることができるが、「ミストエネルギー」で無効化されてしまうので注意。トドロクツキexがワザを使うことが必須の場面は多々訪れるため、「ミラージュゲート」を使ったのにエネルギーがない!ということがないように悪エネルギーの行方は把握しておきたい。
ガチグマアカツキex
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特性【ろうれんのわざ】によってワザを使うエネルギーが少なくなるアタッカー。「ミラージュゲート」を使わずに高いダメージを出せる点とエネルギーの色に縛られない点、たねポケモンとしては破格のHP260な点が優秀。
ワザを使った次のターンは入れ替えないとワザが使えないため、デッキの入れ替えるカードの枚数はしっかりと数えておく必要がある。特にミラーマッチではワザ『ブラッドムーン』の返しにヤミラミのワザ『ロストマイン』を連発される恐れがあるので警戒しておく必要がある。
ミュウex
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主に、「ギラティナVSTAR」のワザ『ロストインパクト』で「ギラティナVSTAR」を、「リザードンex」のワザ『バーニングダーク』を取られたサイド5枚のときに使うことで「リザードンex」を、「イダイナキバLO」の「イダイナキバ」のワザ『きょだいなきば』を使うことで弱点をつき、1回の攻撃できぜつさせることができることが評価されている。
オーガポンいしずえのめんex
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環境の流行り廃りに合わせて採用されるメタカード。特性を持っているポケモンからワザのダメージを受けない特性をもち、リザードンを始め、流行りのレジドラゴやミラーまで簡単に処理されないアタッカーとして使用できる。
かがやくリザードン
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特性【エキサイトハート】により、少ないエネルギーで相手の大型ポケモンをきぜつさせることができる。「かがやくゲッコウガ」と違い、特性によりデッキを回すことはできないが、サイドを1枚しか取られない250ダメージを出せるアタッカーは貴重。
テツノツツミ
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特性【ハイパーブロアー】でバトル場のポケモンとベンチのポケモンを入れ替えることができ、サイドを進めやすい。「ボスの指令」を使わず相手のバトルポケモンを入れ替えることができるので、強引にサイドをもぎ取りたいときに使用する。
サーナイトデッキのハバタクカミによる特性ロックを解除するにも一役買っている。
メテノ
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特性【ぶっとびメテオ】により、カビゴンLOに対して強く出ることができる。他「マキシマムベルト」や「抜群グラス」と合わせることで「テツノカイナex」まできぜつさせることができる。環境に応じて採用を検討したい1枚。
ミカルゲ
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「ロトムV」の特性【そくせきじゅうでん】を止めることができ、主にカビゴンLO対策として採用されることが増えた。最近では採用されているデッキが減ってきているが「ネオラント」の特性【ルミナスサイン】も止めることができ、相手の展開を妨害することができる。
ミラージュゲート
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ロストゾーンにカードが7枚以上のときに山札からエネルギーを2枚つけることができる。ロストデッキはこの「ミラージュゲート」を使うために、まずロストゾーンを7枚溜めることを目標に動く。
「ビワ」でトラッシュされる対象のため、「ビワ」が入っている可能性のあるデッキに対しては先に使っておく必要になってきている。
夜のタンカ
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トラッシュのポケモンやエネルギーをそのまま手札に加えることができるグッズ。同じアタッカーを複数回使いたいロストバレットと相性がよく採用されている。
ロストバレットは「すごいつりざお」で山に戻したポケモンを「ネストボール」で場に出す必要があるため、後半でも「ネストボール」は非常に重要なカードである。「夜のタンカ」は直接手札に加えるので、「ネストボール」の手順を省略できる。
ロストスイーパー
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キュワワーの特性【はなえらび】、「アクロマの実験」以外でロストゾーンを溜めることができるカード。ロストデッキはロストゾーンを溜める+相手のどうぐをロストすることができると、2点の恩恵に与ることができる。
ポケモンのどうぐやスタジアムを場から無くす効果を持つカードは「ロストスイーパー」だけ。その非代替性から他のデッキにも使われることが多い。
プライムキャッチャー
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大体のロストバレットに採用される。
呼び出す効果と入れ替える効果どちらとも噛み合いがよくほぼ100%「プライムキャッチャー」が採用されている。これ以上相性の良いエーススペックを想像するのは難しいほど噛み合いが良い。
シークレットボックス
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プライムキャッチャーとの選択になるACESPEC。
これ1枚でサポート、グッズ、ポケモンの道具、スタジアムを持ってくることができる。どこまで行っても「アクロマの実験」に依存しているロストバレットの安定感の向上だけでなく、ピンポイントで状況に応じて欲しいカードを持ってくることができるため、相手によってアタッカーを変えて戦うこのデッキと相性が良い。
また、3枚トラッシュしなければ使えないという重いコストも、特性【はなえらび】や特性【かくしふだ】によって、手札を溜め込みやすいことと、「すごい釣り竿」が複数枚採用されてあることで比較的容易に満たせる。かなり安定に寄与してくれるカードとして気に入っているプレイヤーは多い。
緊急ボード
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にげるエネルギーが1個ぶん少なくなる。このデッキはキュワワーと度々入れ替えてロストを溜めるため、ほぼ毎ターン「にげる」を使う。キュワワーにつけるが、このカードはつけるのが早ければ早いほど良い。
その分だけにげるためのエネルギーが節約できる。
ワザマシン かじばのいっぱつ
![](https://pokecabook.com/wp-content/uploads/image-592-9-215x300.jpg)
ウッウやかがやくリザードンと合わせることでグッズ「ミラージュゲート」を使わずとも高火力を出せるカード。
ルギアVSTARやガチグマアカツキex、ピジョットexなど使いたい対面が多く、「ビワ」にもトラッシュされない最後のダメージソースとして優秀。
アクロマの実験
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ロストゾーンを溜めるこのデッキと噛み合っているため、4枚採用必須となっている。
ロストを溜める効果を除いても採用価値があるほどに強いカードで序盤から中盤にかけて毎ターン打ちたいサポートである。
ツツジ
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相手のサイドが3枚以下のときに使えるサポート。
ジラーチの登場でワザ『ロストマイン』でのサイド複数取りのプランが通りにくくなり、純粋なサイドレースを行う関係上、「ナンジャモ」では自分が引ける枚数が少なく、要求を満たしにくいことから「ツツジ」の採用が多くなっている。
ボウルタウン
![](https://pokecabook.com/wp-content/uploads/image-592-12-215x300.jpg)
ロストゾーンを溜めないと選択肢が広がらないデッキなのでキュワワーに触れられるスタジアムとして採用されることが多い。
グッズ「なかよしポフィン」と違い、HP制限がないためウッウやヤミラミを呼んでこれる点も優秀。
ポケストップ
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序盤〜終盤まで役割を持てるスタジアム。サポート以外で手札を増やせる手段の1つ。「ナンジャモ」や「ツツジ」が飛び交う環境では採用する価値が高い。
シンオウ神殿
![](https://pokecabook.com/wp-content/uploads/image-689-1-215x300.jpg)
特殊エネルギーの効果を消すことができるスタジアム。
【リザードン】の「ミストエネルギー」や【ルギア】の「ミストエネルギー」、「ギフトエネルギー」を見て採用される。消すのは効果だけなので「チラチーノ」のワザ『スペシャルころころ』のダメージには関わってこないので注意。
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