【ルール解説】ダブルターボエネルギーの裁定、効果を解説(逃げる、弱点、重複、ダメージ計算の順番など)

ルール【裁定解説】
ダブルターボエネルギー

このカードは、ポケモンについているかぎり、無色エネルギー2個ぶんとしてはたらく。

このカードをつけているポケモンが使うワザの、相手のポケモンへのダメージは「-20」される。

注目すべき点は、ポケモンについているかぎり、という点です。


ポケモンについている「ダブルターボエネルギー」を1枚トラッシュすることで、逃げるためのエネルギーを何個ぶん満たすことができますか?

逃げるためのエネルギーを2個ぶん満たすことができます。

ダブルターボエネルギーはポケモンについている限り、無色エネルギー2個ぶんとしてはたらきます。

逃げるエネルギーが2個必要なポケモンは、ダブルターボエネルギーを1枚トラッシュすることで逃げることができます。

理由はダブルターボエネルギーがポケモンについているため、無色エネルギー2個ぶんとしてはたらいているからです。


「ダブルターボエネルギー」と弱点計算の処理の順番はどうなりますか?

先に「-20」したあとに、弱点を計算をおこないます。

ルールガイドに掲載されているポケモンカードのダメージの計算手順は下記の通りです。

  1. ワザのダメージ計算
  2. ダメージを変更する効果の計算(自分)
  3. 弱点計算
  4. 抵抗力計算
  5. ダメージを変更する効果の計算(相手)

『2』のダメージを変更する効果の計算(自分)が、ダブルターボエネルギーの効果の計算ステップです。

『3』が弱点の計算ステップです。

ダメージ計算の手順がイメージしにくい方はコチラの記事をご覧ください。▼


「ダブルターボエネルギー」を2枚つけているポケモンが使うワザの、相手のポケモンに与えるダメージは、「-40」されますか?

はい、「-40」されます。

ダブルターボエネルギーの効果は重複します。


相手のバトルポケモンに「ダブルターボエネルギー」1枚のみがついているとき、超エネルギーが1個ついているデオキシスvstarのワザ【スターフォース】を使った場合、相手のバトルポケモンに与えるダメージはいくつになりますか?

ダメージは「180」です。

ダブルターボエネルギーはポケモンについている限り、エネルギー2個ぶんとして働きます。

ついているエネルギーカードの枚数は1枚ですが、ついているエネルギーのは2個ぶんとして扱います。

ポケモンカードは物理的に付いているエネルギーカードの枚数と、ゲーム上で計算するエネルギーの個数の区別をしっかりと理解することが重要です。

スターフォース 60×

おたがいのバトルポケモンについているエネルギーの数×60ダメージ。[対戦中、自分はVSTARパワーを1回しか使えない。]


バオッキーvstarのワザ【エンバースター】を使ったとき、自分のトラッシュにあるエネルギーが「ダブルターボエネルギー」1枚のみの場合、相手のバトルポケモンに与えるダメージはいくつになりますか?

ダメージは「30」です。

これはタブルターボエネルギーがポケモンについていない場合の裁定です。

ダブルターボエネルギーはポケモンについている限り、エネルギー2個ぶんとして働きます。

ダブルターボエネルギーはポケモンについておらずトラッシュにあるので、1枚のエネルギーカードと数えます。

ポケモンについていないダブルターボエネルギーは、ただの1枚のエネルギーカードです。

エンバースター 30×

自分のトラッシュにあるエネルギーの枚数×30ダメージ。[対戦中、自分はVSTARパワーを1回しか使えない。]


「ダブルターボエネルギー」を1枚つけているチラチーノのワザ【トリプルアクセル】を使い、コインを3回投げて、オモテが3回出ました。このとき、相手のバトルポケモンに与えるダメージは、いくつになりますか?

ダメージは「130」です。

これはダメージ計算の処理手順が論点の裁定です。

ポケモンのワザの処理は、ダメージを確定させた後にポケモンの道具やエネルギーカードの計算を行います。

トリプルアクセル 50×

コインを3回投げ、オモテの数×50ダメージ。

▼ダメージ計算の順番について詳しく知りたい方▼

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