【SNSトレンド速報】ブリジュラスex+ロケット団のびっくりボム

【ブリジュラスex】ジムバトル優勝デッキレシピ
4/20【日】トイニティ長岡E・PLAZA店(新潟)優勝

「ロケット団のびっくりボム」を採用したブリジュラスの新デッキタイプ。
基本的な動きは通常のブリジュラスと共通しているが、マシマシラとの併用により「びっくりボム」のデメリットを打ち消せる構成となっている。
コインがオモテであればそのままダメージ。ウラであってもマシマシラの特性【アドレナブレイン】のダメカンを生成してそのまま相手に返すことができる。

ただし、マシマシラへの手張りを前提としており、攻撃テンポはブリジュラスexの特性【ごうきんビルド】に強く依存している。従来のブリジュラスよりもエネルギー運用の効率はシビアになる。

良い点

  • Tier1への耐性が上がる
    「ロケット団のびっくりボム」でHP240のタケルライコex、HP230のテツノカイナex、特性【がんばりハート】を持つピカチュウexを実質ワンパンできるようになり、相性関係が改善した。タケルライコとバチュルバレットに対して有利に立ち回れるようになる。
  • コイントスの結果は無関係
    マシマシラの採用により、「ロケット団のびっくりボム」のコイントスに一喜一憂する必要はなくなった。オモテならそのままダメージ、ウラであっても【アドレナブレイン】で反撃できるため、最終的には同じ結果が得られる。もともとブリジュラスexにマシマシラを採用する構築は存在していたが、既存の構築では自らダメカンを生成できないため、ダメージを刻んでこないワンパン姿勢の相手にはマシマシラは無価値であった。
  • ドラパルトに対して強力なカウンターができる
    『ファントムダイブ』で200ダメージ乗ったブリジュラスexがジュラルドンのワザ『レイジングハンマー』を宣言することで、280ダメージを与えることができる。これに加え、「ロケット団のびっくりボム」を2枚使用して加点することで、HP320のドラパルトexを実質的にワンパンする権利を得る。

悪い点

  • 「ロケット団のびっくりボム」によるスロット圧迫
    「ロケット団のびっくりボム」を使いたいタイミングは常に局所的。つまり、「いま使いたい」と思ったその一瞬にドンピシャで使わなければ得られるリターンは薄い。そのため、常に手札に保持しておく必要があり、任意のタイミングで使用するためには3枚以上の採用が推奨される。しかし、そうなるとデッキスロットを圧迫することになり構築上の負担が出る。
  • コインはオモテに越したことはない
    「ロケット団のびっくりボム」のコインはウラの場合でもケアができるという話で、オモテであることに越したことはない。マシマシラへの手張りが間に合ってなかったり、【アドレナブレイン】の回数不足が指摘される場面では、コインの表裏は勝敗に関与してくる。

まとめ

環境デッキに多いタケルライコやバチュルバレットに対して「ロケット団のびっくりボム」を採用し、デッキコンセプト自体で有利を取ろうとするこの発想は非常に合理的。
特に、次元の壁と称しても差し支えないほどの分岐点であったタケルライコのHP240に踏み込んでいけるメリットは想像以上に大きく、このメリット単品だけで既に満点の評価ができる。

タケルライコとバチュルバレットが上位に居続けるのであれば、ブリジュラスも上位に食い込んでいくチャンスがあるだろう。

しかし強力なコンセプトと引き換えに、相当なドローの量を要する。安定札をできるだけ詰め込み、少しでもコンセプトの再現性を引き上げることがこのデッキと向き合うコツ。

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